函館という舞台も手伝ってか、閉塞感がすごい。達夫は死んだ後輩から逃げられず、拓児は将来への見通しも立たず、千夏も中島や父から逃げられない。なかでも最も彼らを追い詰めるのは、父の存在だろう。かなりエグい>>続きを読む
しょっぱなで"絶対彼女"が流れてきた瞬間にテンション爆上がり。挿入歌がどれもいい。
夫婦で秘密を共有したところから聡子がいきいきし始めて、まるでなにか(「スパイの妻」?)を演じてるかのようになるのがとても良かった。優作が撮るフィルムの中での迫真の演技を優に超えると言ってもいいほど。
少年が戦時下の過酷な環境で、もがきつつもなんとか生き抜いていく物語。目を覆いたくなるようなシーンが多数。
映画前半のキーワードは宗教かなと。農村部の亜流キリスト教で厳しい迫害を受ける異教徒。ヴァンパイ>>続きを読む
ネット私刑、メディアの功罪、罪を犯した少年の更生、10代の青少年(とくに中学生)の「純粋な」暴力性などなど取り上げられているテーマは多い。
登場人物の心の微妙な揺れ動きを、目線や手元の動きで表現するの>>続きを読む