うみがめさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

うみがめ

うみがめ

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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

幼い頃から日本語吹き替えで楽しんできた作品だから、今回も迷わず唐沢さんウッディを選択。

脚本家が変わったことで「期待はずれ」と言う方もいるが、個人的には期待度を裏切られることはなかった。

竜聖涼さ
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永遠の語らい(2003年製作の映画)

2.7

船長たちも観客も、呆気にとられているうちにぷつっとエンディングになる。船長が先にボートに乗るのは、色々と不味かっただろうなあと思いながらエンドロールを見ていた。

「意図せざる行為」について考えさせら
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アラジン(1992年製作の映画)

3.3

何気にちゃんと観たのは初めて。

洞窟や魔法の絨毯の動きかたは、アニメーションならではだと思える。実写も気になるけれど、アニメだから「見られる」動きもあるんじゃないか。

ダンプリン(2018年製作の映画)

3.0

コンテストに向けて、バーで準備を重ねるシーンが好き。

ラスト、良い意味で予想を裏切られた。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

期待値を上回る内容。
樹木希林さんたちの所作を見ているだけで、どんどん引き込まれる。淡々としているシーンにも、惹き付けられる。

濃茶と薄茶、掛け軸や服装で季節の移り変わりが表現されていて美しい。

大樹のうた(1958年製作の映画)

3.6

オプーの結婚は「おいおい」とつっこみを入れながら観ていたけれど、あの時代のインドで字が読める奥さまを(経緯は何にせよ)もらえるのは、珍しかったのではないだろうか。

子どもに対してなかなか向き合えない
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大河のうた(1956年製作の映画)

3.8

田舎に引っ越してから、学校で優秀な成績をおさめていくオプーは、母親の意に反して進学を決意する。

何度も登場する家から駅へとつながる道を、母親が寂しそうにぼんやり見ているシーンが印象的。
「乗り過ごし
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.8

めっちゃくちゃ楽しいアニメ映画。機内で笑いを堪えるのが大変だった。
かなりおすすめ。

日本語吹き替えで観た際、宮野真守さん演じるパーカーがとっても良かった。

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.1

シンガポールのとんでもない大金持ちのお坊っちゃまなんて、想像もつかなかったけれど、「これでもか」とばかりの演出がインパクト大で面白い。

機内でのラスト、後ろにいたおばさまと同じ反応をしてしまった。

歎異抄をひらく(2019年製作の映画)

2.0

石坂浩二さんがあてる親鸞上人の声がいつでも穏やかで、聞きやすかった。煩悩の塊の私にもよく分かるように、かみ砕いてくれている。

が、髪色を分けなければ判別できないキャラクターの描き分けが残念。

ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

3.1

ロカイユの木立を含めて、ベルサイユの完成までに途方もない時間と費用がかかったことがうかがえる。さすが太陽王、借金がかさむわけだ。

ストーリーが分かりやすく、アンドレとサビーヌの画がとても美しい。
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操作された都市(2017年製作の映画)

3.5

最初のゲーム時点での演出が派手。
これくらいコメディタッチにしないと、残忍すぎて見られなかったと思う。

仲間を助けにいくチ・チャンウクは、やっぱりとってもかっこいい。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.2

安室さんの運転テクニックと、衝撃に耐えられる車の性能が圧巻。

そして、博士ってほんとにすごい。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

2.7

"Le vent se lève, il faut tenter de vivre."
風が立つ、生きようと試みなければならない

ドイツ語の歌にせよ、上記の詞にせよ、この時代のインテリたちは教養があ
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忍びの国(2017年製作の映画)

2.8

そういうエンディングだとは……。

自分の欲に忠実で他人を気にしない虎狼の族たちの血は、やっぱり今も流れているのだろうか。

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.2

ようやく告白シーンが見られた。漫画で読んでから気になっていた部分だっただけに、嬉しさが募る。

筑波くんと菫ちゃんのキャラクターが漫画とは異なっているものの、それはそれで楽しめた。

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

2.8

「骨太女」という台詞に、胸がスーっとする。

パワハラって怖い。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

コンセプトが秀逸な脚本。

都民でも楽しめる、どころか大笑いできる。ピーナッツとかヌーとか、ご当地キティとか。

大真面目に演じているキャスト陣が豪華!

シカゴ(2002年製作の映画)

3.0

あの歌はやっぱり中毒的に何度も頭を流れる。

撮影大変だっただろうなあ。

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.5

昨夏に行ったヴァチカン、ローマの建物がどんどん出てくる。観光地が次々背景にうつるという点だけは、『ローマの休日』に似ている。

手に汗握る展開に釘つけられる一方で、大がかりな爆破シーンをどのように撮っ
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砂の器(1974年製作の映画)

4.5

初松本清張原作の作品。電車を使ったミステリーだけあって、映画でも都内からどうやってそこに行き着いたかが丁寧すぎるほどに描かれている。

後半、和賀英了の『宿命』がBGMとしてずっと採用されているため、
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僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

2.8

上村の言葉のチョイスが面白い。
テンポ良く繋がれた前半の部分と、ゆっくり間をとる部分が(くどいほどに)分かりやすく「ここがポイントだ」と教えてくる作品。

「もうひと恥ずかしすれば超えられる壁」などの
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カティンの森(2007年製作の映画)

4.3

ナチスが収容所で殺害したのは600万人、ソ連の殺害した人数はそれを上回ると言われている。それにも関わらずソ連は戦勝国として、かつての第三帝国を責める立場に立っていた。
ワイダ監督の父親は、カティンの森
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オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)

2.9

原作のほうが好き。

一介のライターにすぎないはずのピーターが強すぎる。二時間にまとめるにはこれくらいしなきゃいけないと思う反面、少し残念。

虹色デイズ(2018年製作の映画)

3.5

美男!

男子目線良いなあ。
中川大志さん、イケメンな役すぎないか?

プールに飛び込むスローモーションがまさしく「青春」

トランスポーター イグニション(2015年製作の映画)

2.5

アウディは、いったいいくら出してスポンサーになっていたんだろう。

アウディの宣伝用アクション映画、でこの作品は説明できる。でもラストはカーアクションじゃなくて、ボートと素手なのか。ちょっと車を期待し
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愛の嵐(1973年製作の映画)

3.2

あらゆるシーンに、どこか"異常"な感覚を持った人物が映る。シャーロット・ランプリン演じるルチアも、冒頭では"正常"な側にいるように見えるけれど、そうではない過去を持っている。

サロメの歌の中で「幸せ
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ツーリスト(2010年製作の映画)

2.7

夏にヴェニスへ行ったので、余計に「この場所行った」と思い起こされて楽しいロケーションばかり。

アンジーはやっぱり特別に美しい。彼女の身体とドレスだけで画がもつから素晴らしい。

展開はハリウッドらし
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夜と霧(1955年製作の映画)

3.5

32分は短いようでいて、長かった。編集された一つ一つの映像には見覚えがあったけれど、全体を通して観たのは初めて。

ズームアウトしていくカットで"これを見ている人は、ある国のある時代の出来事だと思って
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.4

公開当時は硫黄島と聞いただけで恐怖心が勝り「これは見られない」と思っていたので逃してしまっていた。ようやく見られるまで成長したのに、レビューを忘れていたので、2度目の鑑賞。

渡辺謙さんのラストシーン
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未来少年コナン(1979年製作の映画)

3.4

コナンといえば、体は子どもで頭脳は大人のコナンの次に思い浮かぶのがこの作品。
いつまでも色褪せない感じが好き。

カクテル(1988年製作の映画)

2.5

失礼な話だが、後半は1.5倍速くらいで見ていても話がよく分かる。

トム・クルーズの変わらなさに驚く。今もカッコ良いビジュアルは健在だけれど、これを見てますますびっくりした。

ダグのラストが呆気なさ
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あつい壁(1970年製作の映画)

3.8

ハンセン病資料館にて中山監督のお話と合わせての上映会で鑑賞。

監督の故郷、熊本県で起きたある事件を題材にした作品。その小学校の元先生方や大学教授が「関わりたい」と手を挙げてくださって、映画にすること
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赤目四十八瀧心中未遂(2003年製作の映画)

2.3

別嬪のアヤちゃんが寺島しのぶさんであることに賛否あるかと思うが、個人的には見ているうちにぴったりだと思えた。

車屋長吉の原作とは異なる時代設定で、無かった登場人物が出てくることで、前半から中盤までは
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

4.2

吉岡秀隆さんは、やっぱりこういう一生懸命な役がハマる。タンクの底をさらうと決めたしのさんの表情も、台詞の声色も、さすが吉岡さん。

めちゃくちゃブラックでモラルぎりぎりを走る商店だけれど、トップが信念
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.3

レミーたちネズミの動きがかわいらしい。
このラタトゥイユは、再現動画ができるのも頷けるくらい美味しそう。夜中に見るべきじゃなかった。