ルイスはアリシアのために、ダミアンはバルバラのために、愛する人のためにみずからの手にあまる何かを求め、その肥大する欲望はやがて彼ら自身を飲み込み「罪」を犯すことにより生じるギリシア悲劇的な顛末>>続きを読む
ディズニーってこんな肉感的だっけ。と面食らってしまった。カートゥーンな主人公たちと写実的な背景描写とのコントラストが目を引く。筋書そのものは王道のディズニーストーリー。
どこかの国の寓話のようで、シュルリアリスティックな人間悲喜劇。映像描写がとてもシニカルに語りかけてくる。音楽もいい。
過去の栄光と現実の不振から妄想にとりつかれる主人公リーガンを「バットマン」シリーズで知られるマイケル・キートンが怪演する。
物語のはじまりから終わりまで、全編がまるで長回しのワンカットのよ>>続きを読む
ニューヨーク。そして、パリ。ファッションと人間への愛がつまってた。なんて素敵なんだろう。
人工知能に恋をするというSF チックなラブロマンスはとてもキュートで、ありそうでなかったとても新鮮なプロット。すこし視点を変えれば、"人間"による究極の遠距離恋愛というかんじもありつつ(むしろ言及した>>続きを読む