Thortaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.8

 国民党独裁政権禍の台湾、翠華高校の女学生ファン・レイシンと学校の読書会で発禁本の保護を行っている男子学生ウェン・ジョンティンが夜の学校で目を覚ますとそこには…

 ホラーゲームを原作とした台湾のホラ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.2

『パルプ・フィクション』
『恋におちたシェイクスピア』
『グッド・ウィル・ハンティング』
『シカゴ』
『キル・ビル』
『英国王のスピーチ』
『はじまりのうた』…

 これらは女性への性的暴行および虐待
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.1

 小説家の青年が書いた小説のヒロインが現実に飛び出してくる、ファンタジー・ラブコメだと思いきや…主演はポール・ダノ、脚本とヒロイン役をゾーイ・カザンが務めており、見逃してはいけない映画になってます。>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

1972年に起きた、ウルグアイ空軍機571便遭難事故をJ・A・バヨナ監督が描く。

ポスターやタイトルのような希望感は一切なく、地獄のようなサバイバルが生存者の体力を奪い、ついさっきまで喋っていた人が
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

-

「何だかんだB級ホラー好きやし行けるやろ!」とか思って見始めたら、本物の洗礼を受けました。

会議シーンあたりまではまだ笑いながら見てたんだけど、そこからの展開が全く分からない。そしたら、Wi-Fiが
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

 クエンティン・タランティーノ監督作1作目のデジタルリマスター版。宝石強盗団がカフェでくっちゃべるシーンから始まり、そんな彼らに予期せぬ自体が訪れる。

 初期のタランティーノ作品として、意味のない無
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.9

 アクアマン待望の続編にしてDCEU最後の作品になってしまったが、しんみりなんてしてられない!テンション高めのアトラクション・アドベンチャー!

 海底、砂漠、ジャングル、南極と冒険活劇のほぼ全ての舞
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

 恋人クレメンタインの記憶から自分が消えたジョエルが辿るのは彼女との記憶の旅…

 思い出せない記憶、自分の中か等何が消えていく感覚、そんなおぼろげな夢を見事に映像化している。「夢の映像化」という文言
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.9

 大学を卒業し家族の元へ戻ってきたハイメ。しかし、メキシコ移民の家族は貧乏で仕事無しで家賃滞納で追い出される寸前。そんな彼は古代の異物スカラベに寄生され、スーパーパワーを手にする。そのシリーズに幕を下>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.9

 哭倉村で行われる絶大な権力を持った謎の一族、龍賀一族の当主相続の儀に参加することとなった血液銀行の水木。しかし、醜い跡継ぎ騒ぎが始まってしまい騒然とする村に謎の男が現れる。

 『日本爆裂』以来のア
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.7

 世界中からアクションスターが集まるお祭り映画だった『エクスペンダブルズ』シリーズ4作目。これまでのシリーズのような豪華さは無く、キレの良いアクションを繰り出すのもぽっと出の悪役や名無しのスタントマン>>続きを読む

夜の車/トゥー・カーズ、ワン・ナイト(2004年製作の映画)

3.9

タイカ・ワイティティ初監督作のショートムービー。ネオンが煌めくホテルの前に駐車している1台の車、車内には暇を持て余す兄と雑誌を読む弟が親の帰りを待っている。すると、そこに1台のアメ車が隣に駐車し、大人>>続きを読む

ミッキーのミニー救出大作戦(2013年製作の映画)

3.9

『アナと雪の女王』の同時上映だったショートアニメーション。『蒸気船ウィリー』のミッキーが白黒の手描きアニメーションから3DCGアニメーションに切り替わりながら冒険を繰り広げる。

ストーリーはピートに
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.9

双子のYoutuber監督がオーストラリアから海を超えて、日本人にはぐっと刺さる心霊儀式を持ち込んできた!

手を繋ぎ「Talk to Me」と言うだけで霊と対面できるお手軽さ、「Let You In
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.8

『仁義なき戦い』『蒲田行進曲』などを手掛けた巨匠 深作欣二監督の遺作となった本作。
中学3年生のどこかのクラスで最後の一人になるまで殺し合いをさせるBR法が可決された日本。その対象となった香川県城岩町
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.1

 映画ドラえもんシリーズの中でも高い評価を得ている八鍬新之介監督が7年の年月をかけて、黒柳徹子の幼少期を自伝的に描いた同名小説をアニメ映画化。
 今から80年前の第二次世界大戦後期、落ち着きのないトッ
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.5

言わずと知れたホラー映画の名作『エクソシスト』の正当な続編が50年の時を経て製作された新三部作の一発目という大きな使命を持った映画、当然楽しみに映画館に行ってきました!

結論、この映画全編通して救い
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.7

サイコパス弁護士vs脳みそ狩りの連続殺人鬼を描くサイコスリラーかと思いきや…?「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名原作をワーナーのもと三池崇史監督が映画化。

完全にあらすじとは違う話の映画
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

タイムスリップで連続爆弾魔を追う時空警察官の男の最後の任務とは…。SF短編小説『輪廻の蛇』原作のタイムパラドックスSFサスペンス。

多分、原作はタイムパラドックスと「ウロボロスの輪」を視覚的に納得で
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

リチャード・リンクレイター監督が贈る、電車の中で運命的に出会った男女の一晩だけのラブ・ロマンス。本作は出逢い編として、20代前半の2人が描かれていますが、その後「ビフォア」シリーズとして、9年毎に9年>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.8

ケリー・ライカート監督作を初鑑賞。西部開拓時代のオレゴン州で出会った2人の男の友情と一頭の牛をめぐる甘いドーナツ作戦の行方は?

多くの名匠がケリー・ライカート作品を褒めているが、それが納得できるほど
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

 同じ1週間をタイムリープしていることに気づいた広告会社の会社員、タイムリープ脱出の鍵を握る上司にタイムリープを気づかせろ!

 タイムリープものに日本の社畜文化を混ぜた企画が素晴らしく、その解決案と
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ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

3.9

レズビアンの仲良し2人組PJとジョシー、学校では底辺の2人が恋する人気者のチアリーダーに近づくため、女子達の「ファイト・クラブ」を作る。下ネタ多めの青春ヴァイオレンスコメディ!

ジョン・ヒューズの『
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.1

ロアルド・ダール原作『チョコレート工場の秘密』をティム・バートンが映化。ウィリー・ウォンカのチョコレート工場の見学権を手に入れた5人の子供たち、彼らの前に待ち受けるちょっぴりホラーなファンタジー・ミュ>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

ある重大な失敗を犯してしまった殺し屋を巨匠デヴィッド・フィンチャーが描く。

アパートの空き室で虎視眈々と獲物を狙う殺し屋の生活とモノローグから映画は始まる。まるで、ハナコのコントみたいな溜めて溜めて
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.9

 「角川春樹、最後の作品」と名を打ち、数々の映像化をされてきた名作『みをつくし料理帖』を映画化。

 料理人の澪が料理を通して、様々な街の人達と交流を重ねていく。生き別れた幼馴染、両親を亡くした自分を
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.9

1回も外の世界に出ず、塔の上でお母様と一緒に暮らす、魔法の髪を持つラプンツェルは毎年、彼女の誕生日に空に上がる光へ夢馳せていた。

プリンセス初の3DCGアニメーション、ラプンツェルの髪の毛の表現に力
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.8

キャプテン・マーベル、Msマーベル、モニカ・ランボーは突如始まった3人の入れ替わり問題と宇宙の危機に立ち向かう!

『キャプテン・マーベル』の続編というより、『Msマーベル』の続編と言ったほうが良いく
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

戦後の日本に現れたゴジラ、特攻で死ねなかった男、敷島はその怪物に自身の戦争を重ねる。山崎貴監督が描く、最恐のゴジラ!

とにかくゴジラが怖くてカッコいい!動きは軽快で、熱線の破壊力は過去1の威力。海上
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.1

高慢でダラケきった中年男フィルが同じ日を何回も体験することで、成長していく。ビル・マーレイ主演のタイムリープ・ラブコメディ。

タイムリープのアイデアを存分に詰め込んだ一発ネタ映画のように見えたが、後
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恐解釈 花咲か爺さん(2023年製作の映画)

3.5

『真事故物件』『キラーカブトガニ』、他にも『食人族 4Kリマスター』などコアなホラー好きの痒い所を血が出るほど掻きむしってくれる配給会社「エクストリーム」とホラー配信サイト「オソレゾーン」の共同企画。>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

巨匠マーティン・スコセッシがネイティブアメリカンの虐殺とFBI誕生の物語を映画化。白人の闇を暴く206分のクライムムービー。

鑑賞前、何と言っても206分という長尺を前に誰もが足を止めてしまいますが
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.2

『GODZILLA』『ローグ・ワン』のギャレス・エドワース監督最新作。実質『ローグ・ワン』の焼き直し、超大作のしがらみを無くし自身の作家性を爆発させた人間vsAIの戦争を描く本格SF。

ここ数年で一
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

数分前の記憶が無くなる前向健忘の男が妻を殺した犯人を追いかける。クリストファー・ノーラン監督の脚本トリックに気付け!

数分前の記憶を無くす男の感覚を観客に覚えさせるために、結末から数分毎に遡っていく
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