KisaragiHadukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

KisaragiHaduki

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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

少女と殺し屋の男との恋愛、というとなんだか背徳の香りが漂うけれど、そんなことは一切なくて、誰の、どんな恋愛よりもプラトニックで、綺麗な恋物語。

姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

魍魎の匣同様、原作の膨大な情報量を巧く映画に落とし込めなかった、というような印象を抱く。
舞台装置や、合間合間に挟まる紙芝居などは大変良い。元より、水木しげると京極夏彦先生の相性がいい、というのもある
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魍魎の匣(2007年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

舞台背景、音楽などは評価できるか、ストーリーやキャスティングは今ひとつ……。榎木津礼二郎に阿部寛、というのは少し違和感がある様に思えた。

原作から大きく逸脱してはいるものの、あの複雑なストーリーをひ
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初めてのヤクザ映画。
にて、初めての北野監督作品。

各人の死に方が、『滑稽だ』とアザ笑えるようなものもあれば、サーッと血の引くようなものもある。台詞に癖があるのは有名だけれど、これもアウトレイジシリ
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SHINOBI(2005年製作の映画)

1.2

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原作・アニメ・漫画すべて履修済みで、尚且つ一人でも好きなキャラクターが居たらキツイかもしれない……。一部キャラクターは弱体化させられているし、そもそも登場すらしない人もいるから……。

ラストのオリジ
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

5.0

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不器用なだけの松子が、たった一つの過ちをきっかけに、どんどん転落していく。その姿がとても痛ましく、『こんな映画見るの辞めよう』と何度も思うのに、ラストの優しい終わり方に涙するあの瞬間が本当に大好きで、>>続きを読む

少女椿(2016年製作の映画)

2.5

伝説のカルト漫画、待望の実写化――!っていう売れ込みは良かったんだけどなぁ……。

演技は稚拙、脚本は微妙、オリジナル要素は謎……。いまいちかも、です。

地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

4.5

アングラ作品といったら、まさにこれ。父親が失踪し、母親を鼠によって失った少女が見世物小屋に売られたことがきっかけで転落していくさまを描いたアニメーション。

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

近年にしては珍しい、実写成功作品。ただ性描写が多い為、苦手な人は苦手かも。私も少しだけ吃驚した。

人間がよく描けているかも。お金の為に結婚を選んだけれど、そのことに対して揺らいでいるアイリーン。愛情
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バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜(2003年製作の映画)

2.9

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前作を超えることができなかった為に、駄作になってしまった凡作。

初代BRでは、生徒達各々の設定をある程度掘り下げていたのに対して、今作では大抵の生徒が序盤で死んでしまった為、初代では生徒達に対して抱
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

5.0

不屈の名作。どれだけデスゲーム作品が増えようとも、これを超えることはそうそうできない……と思う。

中学生同士が殺し合う、という設定や各登場人物などを原作から持ち込み、そして深作エッセンスで煮込んだよ
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悪の教典(2012年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

原作との相違はいくつかあれど、悪の教典の映画化作品としても、単体映画としても、クオリティは高い。

林遣都や染谷将太、二階堂ふみなど、人気俳優・女優が多い為、それを目当てに見るのもまた一興かもしれない
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

日本映画史における駄作。原作に対して無理解だった、というよりも、内輪ネタが過ぎた、という印象。

主演二人の棒読みもさることながら、ヒロイン役の少女の演技にもなかなか思うところがある。勿論、演技指導が
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

血縁関係有無に関わらぬ家族の絆を、仮想都市OZにおけるサイバー戦争によって描いた一作。時をかける少女に次ぐ、細田守監督の出世作。

仮想都市OZの世界におけるワクワク感などは大変に素晴らしいが、些かお
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セブン(1995年製作の映画)

4.5

サイコスリラー史上最高傑作、といっても差し支えないほどにハイクオリティな作品。
七つの大罪になぞらえ、次々に殺人を行っていく殺人犯を、二人の刑事が追い詰めていく、という有り触れた内容でありながら、決し
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今敏不屈の名作。
アイドルから女優に転身した少女、霧越未麻と、全盛期の過ぎ去ったアイドル、松越ルミ、そしてそんな彼女らに心酔した内田守。そんな三人の物語。
演出がとても巧みで、夢と現実、妄想と事実とが
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