J.C.STAFFのパキっとした色味と、シュッとしたキャラデザによってなんだか美麗な感じに仕上がっていた。
口下手で不器用なオレンジプラネットの面々を軸に、「歪な子」らの心中が語られるのがグッと来た>>続きを読む
好きな感じの松岡茉優が観れそうだったので結構期待してた本作。
実際期待通りの演技が観られたけれど、「映画内映画で虚構だらけの家族の『本当」を撮る」というなかなかの入れ子構造が飲み込みにくく、予想外の見>>続きを読む
予想以上に良かった。
P.A.WORKSお得意の、これまでのお仕事アニメが持つ溌剌とした印象とは違い、より堅い「仕事」としての渋みが感じられた。
またこれまでより年代が上なのもあって、キャラデザもふ>>続きを読む
すっごい変な映画だった。
まるで戦国の世という舞台上で繰り広げられる、コント「首」、というような尖り具合。
信長の外連味や明智の色男っぷり、ブロマンスもさもありなんと思わせられる妙は、戦乱ゆえか現代>>続きを読む
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MCU久々の快作。
予告で面白そうと思った面白さがそのままシンプルに提供されて満足だった。
入れ替わりという変哲なギミックを用いた小回りの利く面白さがただただ楽しくて、なんだかご長寿アニメの傑作、も>>続きを読む
ちゃんとすごくてちゃんと面白かった。
ゴジラの着ぐるみ感や痛々しく禍々しい肉体から放たれる熱線の表現がめちゃくちゃカッコ良くて、何よりもゴジラ映画を観ている楽しさと歓びを満喫できた気がする。
そして>>続きを読む
やはり当たり前のことだけれど、誰がいつどういう目的で撮っている映像なのかとか、そういったちっちゃなリアリティレベルを死守することに余念が無く、鑑賞者以上に「目撃者」としての没入感が凄まじかった。
そ>>続きを読む
ビデオの謎、というホラーミステリーの王道みたいな筋書き。
一般の事件捜査にオカルトの要素が介入するような仕方で進むので、『コワすぎ！』とはまた違ったリアリティの調査段階が面白かった。
ただ最初の犯行>>続きを読む
１作目をなぞったような展開と、レクター博士と同等のスマートさを秘めた主人公によって、教師と優秀な生徒みたいな関係が生まれるのが面白かった。
そしてそれを試すように進行するレクターと犯人の文通、暗号解>>続きを読む
前回に比べて圧倒的にちゃんとした劇映画仕立てになっていたおかげで、逆になんというか、居心地が悪かった。
親子や兄弟の関係が描かれたことにより、さらに悪趣味が光っていた。
元々倫理もへちまもへったくれ>>続きを読む
ひたすらドタバタ動くアニメーションが快感。
成り立ちや設定はよくわからなかったけれど、思い切ったデフォルメと色んな動物の頭身やカラフルさは観ているだけで楽しかった。
また百貨店の少しの高貴な雰囲気と>>続きを読む
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しっかり前回に蒔かれた種が引き起こした展開だったけれど、舞台が変わって新鮮に楽しめた。
そして相変わらずシスターは、純真と包容力が合わさった絶妙にマイルドな顔立ちがすごい魅力的。微妙にワルな雰囲気の>>続きを読む
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単純明快スタイリッシュアクションな1作目以降、分かりやすくスケールアップと興醒めが交差し、蛇に足を生やし続けていた本シリーズ。2作目から早くもそれを煮詰めたヒュドラ状態だったし、3作目もそれに毛が生え>>続きを読む
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都会育ちの志やプライドの高さとか、芯の堅さとか、別に悪くないんだけれどなんとなく鼻につくって感覚を利用して、しっかりグロッキー描写観せてくれるのは良かった。
ライラの少年ぽい出で立ちも現代っ子ぽくて好>>続きを読む
せっかくの13日の金曜日だから、生娘が派手に死んでくれるのかと期待して鑑賞。
結果観られたのはおじさんの解体ショーでした。
善イメージのでんでんと悪イメージの吹越満がそれぞれ逆転している感じもそうだ>>続きを読む
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武闘派捜査官と生臭神父ってスピリチュアルの欠片もないタッグ感が独特で興味深かった。
そんなななかカメラのPOVやレコーダーなど、色んなガジェットで視覚や聴覚からこの世ならざる悪意みたいなのを醸し出す>>続きを読む
力士と警備員っていう、昔の世にも奇妙な物語みたいな嫌な組み合わせ。
冷たいサイコスリラーもそうだけど、モンスターホラーとしての存在感が強くて、ビジュアルはサムライブレード。
「知りたいか？それを知る>>続きを読む
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粘土というアイテムが、固体と液体とその間のビジュアルを余すことなく表現していて、美術の面白さが炸裂していた。
加えて、人に化けるというオモシロサスペンス設定は明らかに『遊星からの物体X』で、腹割き爆誕>>続きを読む
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関西弁のコミカルさと奈緒のシリアススクリームが、これ以上ない見事な不協和音。
あとは江口のりこのキャラが面白くて、高田純次はほぼ本人役じゃねえか。
ギャグにガン振りして現るラスボスには、あらゆる感>>続きを読む
新たにアリシアさんポジションについた灯里の回想と、三人のシングルたちの出会いの話。
相も変わらずネオ・ヴェネツィアにはみらくるが溢れているようで、世代を超えた繋がりが澄み渡る。
アリスのマイペースに>>続きを読む
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冒頭、往年の名作みたいなフォントのスタッフクレジットでいきなり厳かな気分になった。
あと「中島みゆき」の圧がすごい。
そこからは最初の屁の匂いを最後に世界から生の気が失われ、ひたすら静かに停滞した空気>>続きを読む
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今回はまた本格的にエリーズの過去に絞った物語で、今まで以上にエリーズの内面とタブーに触れる謎解きの部分が大きかった。
弟との確執や父の呪縛など、エリーズ自身が抱える問題や不完全な部分が明らかになって、>>続きを読む
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『死霊館』を観直して面白いなぁとなったので、その流れで鑑賞。
こっちもこっちで違う面白さと良さがあってめちゃ楽しめた。
前２作に比べてもドラマパートがしっかりしていて、『死霊館』でもお馴染みのファミ>>続きを読む
いきなり小さな殺人者視点で、ナチュラルボーンのキラーっぷりを目の当たりにする。
メインの殺しの場面では、意外にもシンプル腕力による扼殺と正確な一突きなど、スプラッターというよりめちゃ生々しい普通の殺>>続きを読む
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とにかく最悪過ぎる展開の連続。
ひたすら鋭利な代物たちが面目躍如の大活躍をして、なかなかどぎついスプラッターを見せてくれた。
恐ろしいほどの執着に防戦一方な前半から、終盤には臨戦の態勢に入って別の緊>>続きを読む
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天井を這いずり回る不可解全開な殺人シーンや肉感おぞましい小道具、飲み込まれる浴槽にベッド、血の逆噴射など、どこかジョン・カーペンターぽい作りこみな雰囲気が楽しかった。血まみれの死体袋などの普通に怖いビ>>続きを読む
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『デスペラード』がシリーズものと知って鑑賞。
笑っちゃうくらいのギラギラの演出と、しかしいたって真剣で深刻な状況が面白い。
ソッコーでチンコロする宿主に顎でマッチ擦られる下っ端などギャグ気味のキャラ>>続きを読む
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相変わらず浮かない顔で憂き目に遭うリニが気の毒になる。
今回は前作の一軒家から舞台が変わり、コンクリ打ちっぱなしの集合住宅に。
それによってより最悪のホーンテッドマンション的な逃げ場の無い恐怖がそこ>>続きを読む
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久々にちゃんと怖かった。
洋的ジャンプスケアと、ベルやノック、嘆息などの音での嫌な怖さがしっかりあって楽しめた。
派手なポルターガイストやルックは『死霊館』ぽさもあり、身内の悪魔崇拝や次々と人が死ん>>続きを読む
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念願の劇場鑑賞。
これまでの表現の集大成らしく、奇怪な現象の数々やパラレルワールド表現などが盛りだくさんでとても楽しかった。
特に原点に立ち返ったような「赤い女」のモチーフとその脅威を取り入れながら>>続きを読む
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何気にここまでがっつり怪異と交流するのは初めてでなかなか奇妙な作風になっていた。
とはいえ金属バットにさらに狐の尻尾を手に入れた工藤は相変わらず血の気が多い。
市川も工藤の教育的指導のおかげですっか>>続きを読む
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何事もなかったかのようにリニューアルして始まった。
工藤とクソガキの相性も最悪でよい。珍しく工藤が後手に回ってビビらされるのも面白い。
市川はもう素直に工藤の言う通り先行くようになってて笑う。
新>>続きを読む
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二人のいぬ世界で奮闘する田代。
関西弁で淡々とイカレてるやつがいっちゃん怖い。
ホームレスから靴ぶん盗ったり通りすがりの女性のパンツ剥いだり、自分の親指小指切り落としたり、ミッションとはいえその実行>>続きを読む
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巨人の鬼神兵にタイムリープに、劇場版らしい規模感だった。
キャラ揃えも工藤とアイドル、科学者と浄霊師、と相性悪い奴らでよき。
ただのオカルトを超えて日本のエリア51や軍の歴史絡みの展開、ついに明かさ>>続きを読む
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市川が垢ぬけて可愛くなってた。憑かれた時の怪演も印象深い。
工藤と渡り合う浄霊師の道玄もいいキャラで、謎マシンと霊能のハイブリット感が面白かった。
しかしさすがにファイル１の登場人物は覚えてないな。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
若者にちゃんとヤバいおっさんとして認知されてた工藤。市川は前作あたりからすごい心強い。
花と液体とかたしかにあったなぁというアイテムもちらほらと。
工藤と相性悪そうなスピリチュアル先生が何か知ってそ>>続きを読む
