キタカタカツユキさんの映画レビュー・感想・評価

キタカタカツユキ

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

途中ストーリーに置いていかれそうになるが振り落とされるくらい不条理で突拍子もない映画。
でもそれが心地よくて正直「こんな変な映画が評価されてるの素晴らしい世界やなあ」と思った。

どこかのクチコミでボ
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

元日はファーストデイでもあり他にすることもないので毎年映画を見に行くときめている。今年は前から話題になってて見たかったRRR。
前半の重たいムードとは違い途中は笑える箇所もあり見てて飽きないし他にもダ
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カッパの三平(1993年製作の映画)

3.5

こちらもアマプラ解約前の滑り込み映画。
水木しげる作品は好きで「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」は好きで子どもの頃よく見ていたが「カッパの三平」は原画展くらいでしか見てなかったもので。
なんとオープニン
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

4.3

もうすぐアマプラ契約が終わるので見た。
数年前にアニメを見ていて「おもしろー!」と感動した後に続けてドラマも見ていたけど最終回の最後に「映画に続く」的な終わり方でギャフンとなった。なので忌まわしい&憎
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

今日は映画の日。特撮が好き&庵野作品なので見るのを楽しみにしていた。

始まって数分でもう心は掴まれてしまった。前半の畳み掛け、対決シーンはとても大好き。

このまま色んな怪獣とプロレスするのか!?と
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

ずっと見たかった作品だったのですがアマプラを彷徨っていたら見つけたので嬉しくて見ました。
のび太の宿題を2時間ごと先の未来のドラえもんが手伝う「ドラえもんだらけ」みたいなストーリー。ただ今回は2分とい
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

居酒屋で偶然近く席で酔っぱらったおじさんが揉み合ってケンカをしてしまうのを遠目から覗いているような映画。
ストーリーもシンプルでそれほど出演者のセリフがなく字幕も読む部分がなかったので目に優しい。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.4

渋谷で再上映をされていたので鑑賞。映画館には「カルト的な人気」とキャッチコピーが付き、いかにもサブカル好きな要素てんこ盛りでボクも好き!と言いたいところだが実は初見である。しかし実家にVHSはあった。>>続きを読む

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.0

テレビの録画。
蒸し暑い日に床に座ってクーラー付けずにだらしなくインスタントラーメンを食べて見る。
自分の家なのでパンツ一丁。するとどうだ。主人公のモーグリとほぼ同じ格好で感情移入しやすい。跳ねる赤い
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スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!(2015年製作の映画)

4.0

これもテレビの録画。外国のアニメ映画特有のお金をかけた悪ふざけ感がとても好き。
アニメ→実写→アニメ→CGみたいに場面転換がコロコロ変わって飽きない。
昨日見て改めて感想書こうと思ったのに一晩寝たらあ
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

梅雨だ。雨の日で外に出かけることも出来ずに残していたものの今まで見る気が起こらなかった金曜ロードショーの録画を重い腰を上げて見た。
「マーニー」と気が抜けるタイトルのわりに途中までずっと怖い。なぜなら
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レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(2016年製作の映画)

3.5

深夜のテレビ放送を録画して見た。
「レゴ×忍者×◯◯←ネタバレ」こんなにもボクが大好きなモノが全部詰まった作品があっただろうか。終始ニヤけて見れるジオラマ映画。レゴならではのブロックジョーク(?)もほ
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.0

ドラマも見て原作も読んだ。しかし映画館まで来るとは自分でも思わなかった。でも決して後悔してない。大画面で見る「OL日記」は見終わった後に「まだ自分たちの手が届く範囲にこんなに面白いことがたくさん落ちて>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

アカデミー賞受賞と言われれば「どうせ大衆映画でしょ!?」と思って距離を置いてしまうヒネくれた中学生気質なボクだけどボクデミー賞でも受賞(各賞総なめ)でした。ユーモアも皮肉も驚きも様々な感情がパタパタと>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

2.5

予告編やCMだと変わった子どもたちの平凡な日暮らしだけだったからてっきりアダムスファミリー的な映画だと思ってたら全然(特に後半が)違った。例えるなら「さるカニ合戦」(ティムバートン風)だった。

音楽(2019年製作の映画)

3.8

坂本慎太郎が声をしている。以外の前情報を入れず鑑賞。猿が道具を使うようになって人間になるように。とあるヤンキーが音楽に触れてミュージシャンになる進化を見届けることが出来る。だがNHKスペシャルのような>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

どれくらいの年数が経ったのだろう。前作までの「あの結末のままでもよかったのでは?」とも思えるが「光GENJIの元メンバーは今!?」のような華やかだった世界のその後も知りたくなるのは大人のイケない部分だ>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

「ダンボを実写化」と言われて、あなたは見たい気持ちになるだろうか。
パステルカラーの愛くるしいキャラクターをザラザラな灰色の皮膚にして産毛まで忠実に再現されてしまっては「生理的に受け付けない…」と予告
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

4.5

ギャグアニメがいつも映画化される時に感じる妙な切なさ。
毎週テレビの中ではあんなにフザけてたくせに映画になった途端、肩に力が入ったような感動させる内容にシフトするのは「授業参観日の時のいつもと違うウソ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

偶然を装い少し威圧感がある女性が困っている人間に近づき常人では理解出来ない異次元に連れて行く。これはもはや女性版・笑ゥせぇるすまんなのではないだろうか。しかしながら結末はA先生ほど悲惨ではないのがさす>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

ガンダムが出る映画。ということだけで語られるのは勿体ない。
どこか現実を受け入れられない人向けの少年ジャンプ的映画。

子どもの頃に刷り込まれた作品は「あの時」だけでなくボクらの中で現在進行形で生きて
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

血が繋がってなくても家族になれるし心が通じてると受け入れづらい事だって納得出来る。
展開がどこか大喜利の答えかと思うくらい突拍子も無い出来事が起こるけど悲しさや悔しさなんかも混じってる。生きる辛さの中
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花とアリス(2004年製作の映画)

5.0

ボクにとって理想的な映画のカタチ。愛しいとか悲しいとか。でもその中にも可笑しさや切なさや。色んな感情が混ざるもどかしい話。映像の綺麗さやキャストの魅力も素晴らしくて見てよかった作品でした。この映画を好>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

他人が落ち込んだり傷ついたりする事なんて結局は自分の中では笑いや利益の要素なだけで全然同情なんてしない。それが自分の周りのバランスを崩し誰もが不幸な世界を作ってしまう連鎖。ツラくて見てられない。ただそ>>続きを読む

ピクセル(2015年製作の映画)

3.0

この際ストーリーなんてどうでも良くて。レトロゲームのカクカクしたドットキャラクターが画面の中じゃなく現実に出て来たらゲーム以上にワクワクすると思うねん的な映画。あなたの隣にいる人はよく見るとテトリス棒>>続きを読む

恋の渦(2013年製作の映画)

3.5

男のバカさが教科書のように分かりやすく描かれています。こんな男女のグループを自分とはかけ離れたような世界だと思っていたけれど理解も共感も出来た。なんならボクは躊躇しているだけで彼らの方が行動力が凄れて>>続きを読む

マルサの女(1987年製作の映画)

4.5

この頃の昭和は毎日のように自分の親も知らない大人も頭に血が上ると声を荒げてた。それは決していい思い出じゃないけど往生際が悪い尊敬出来ない大人が多く存在する時代だったなぁと振り返ってしまう。そんな大人が>>続きを読む

フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)

2.5

テレビで1年ほど前「テッド(テレビ編集)」をしててその中に出てきたヒーロー。気になったから見てみたら、ストーリー、アクション、セット、衣装どこを切り取ってもとてもダサい!( ゚д゚)
ただそのダサさが
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

親に見てるのを見つかったら怒られそうな映画。中学生の不安定でちょっとした弾みで狂気になってしまうあの感じ。悪意がない危なさ。それでいて興奮するすれすれの線の上。

マスターズ/超空の覇者(1987年製作の映画)

4.0

中野で売ってたこの映画のアメトイがカッコいいなぁと思って買う前に見ようと手に取ったDVD。「もしも突然スターウォーズみたいな世界が現実に起こったら」みたいな内容でした。マヌケな設定だけど真面目に戦うS>>続きを読む

燃える仏像人間(2012年製作の映画)

4.5

“あの”安斎先生の映画を発見!(´⊙ω⊙`)ドロっと濃厚な世界なのにサクサク見れる喉ごしのいい豚骨スープのような映像。2年に1度ペースで見たくなるくらいのクセの強さと距離感。見終わった後に森林浴して下>>続きを読む

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

4.0

夢の中を映像化してるから怖いながらもヘンテコ世界になってて見応えがある。古い作品だから仕方ないけど後ろにいたのに急に目の前に出てくるみたいなベタな演出も志村けんの変なおじさんコントみたいで楽しい。

悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

4.0

もちろんホラー(?)なのでグロい映像ばかりなんですがユーモアがあって何より手作り感のある仮装大賞みたいなチープさがバカバカしくて(ボクは)とても好き!ʕ•ᴥ•ʔ

バタリアン リターンズ(1993年製作の映画)

2.0

バタリアン2がオモシロ楽しかったからワクワクして3を借りたらビビるくらい怖かったやん。。

バタリアン2(1987年製作の映画)

4.0

ホラーが苦手と思ってたけど
バカバカしい要素がたまにあったり楽しんで見れた。
古い遊園地のオバケ屋敷みたいなホントに怖い感じじゃないから楽しかったʕʘ‿ʘʔ