このレビューはネタバレを含みます
実話ベースの映画。
「創作部分」と感じた「同行する女の子との描写」はふくよかで丁寧。
反対に「実話に基づいてる」と感じたお兄さんの出来事の描写は唐突に感じた。
その凹凸も「実話ベースの映画」の生々しさ>>続きを読む
どの人物もどの有り様も
本当に美しく映ってる。
木漏れ日が風と共に
揺れるように
ごく自然と行動する人物たち。
その様が美しい。
愛は難しく汚く
美しい。
見た後、自分の足裏が地球をガシッと
より強く掴んでる感じがした。
貫くこと、必要と不必要を
自分で選択することの強さよよよ
喪失の物質化
痛みの顕在化
寂しさのマグマ
壊せ 壊せ 壊せ
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作家である”元夫”の「現在の心境」や「思惑」は作品内で語られてはいないけれど、作品自体の呼吸に十分に含まれ、鑑賞後にじっとりと伝わってきた。
一方で登場しない“元夫”とは存在するのか。この物語で、どの>>続きを読む
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私は、2人は殺さなかったと思う。
展開が見事な物語は
人物が物語の餌食になりがちだけれど、
展開も人物も見事に、匂い立つほどに生きていて、立体感や真実性を宿してた。
だから、見ている間決して良い気持>>続きを読む
海へと行った人が人魚となって
存在し続けているかもしれないという
愛のある寓話
愛でできてる。
こんなにも力強いのに
手のひらで包んで潰したら
あっけなく形を無くしてしまいそうな
脆さや儚さ。
どんな瞬間も躍動し、点滅してる。
ずっと撮り続けて欲しい。
いつもどこかの間で
さまよって迷って躓いて。
正解なんてないけど全部正解でいいと思う。
せいちゃんの曲を聞く土田さんが
とっても綺麗でした。
2月行くのかな
行かないのかな、と思い巡らせる
すべては夢かもしれない
すべてが現実かもしれない
さみしくてザラザラしてて
綺麗
ファーストショットから画に
柔らかいおかしみと吸引力があって
すぐ引き込まれた
なんだろう
ほのかに温かくて
と>>続きを読む
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私は、自分自身の言葉で
どれだけ表現ができるだろう
「興味深い」などの便利な言葉を用いずに
あるがままを
あるがままに
人民に力を
権力にNOを
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ゴミ置場の隅で
小さくまとまってるようなホラー
常盤貴子さん演じる女性は異質だけれど
そこだけではなくて
「22歳無職?こいつの人生
どうなってんだよ」
何だろうこの違和感
ちぐはぐで空疎で きな>>続きを読む
生き抜くことの難しさと
極限状態での選択の難しさ
主人公の夫婦はそれぞれに
必死だったのだと思う
旦那さんが世界に希望を見出し
生きていけますように
カメラが秀逸で
最後まで画に緊迫感があった。
NHKで放送して、
放送局のあるべき姿勢を
現場の人に公開討論してほしい。