けんとさんの映画レビュー・感想・評価

けんと

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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.6

主人公を中心に90分ワンカットでストーリーが進む。

見るからにヘロヘロで何かもが間に合っていない主人公。
自身がシェフを務める大繁盛のレストランで数分おきにトラブルが発生。
その度に“ボイリングポイ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

タイトルからの推測でゴーギャンが浮かんだので、黄泉の国の設定はすんなり入れた。

意外だったのは人生とはすべて虚しいということを知るという世界観ではなく、

その上で友を作り、未来を前向きに生きるとい
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.9

記憶が正しければベイカー街の亡霊以来の映画館での視聴。
結論で言えばシリーズ最高傑作である。
これは、”子供の頃から観ているアニメ”という前提での話なので、シリーズ最高傑作ではあるが純粋な映画としては
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

予告編を観た時よりも楽しく見ることができたのでオススメ。
・仮面ライダーやっぱりカッコいい
・なんちゃら怪人じゃなく“オーグ”として横文字を取り入れたり
・SHOCKERを「Sustainable H
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

青く熱い3人の若者たちの物語。
平凡で刺激のない毎日に夢中になれるものを見つけた玉田。
勝つための音楽ではなくジャズ本来の熱狂を取り戻した雪祈。
その2人の人生を変えたのが、世界一のプレイヤーを目指す
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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

2.8

気分が悪くなるストーリー展開とチグハグな役設定。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

SFの中でこれほどストレートに“メッセージ”が伝わってくる映画は珍しい。


・言語を通して思考し、それが現実となる。
この論理が正しければ、時間軸のない言語を通して思考している生物の現実とは?

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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

復讐のために生きるバットマン。
だが、復讐の動機となった父親の死の真実をしり、復讐の目的がわからなくなる。
そんな中、復讐のために生きる自分の同士のような敵に遭うことで目を覚ます。

自分の生きる目的
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

観る直前までこんなに期待と不安が入り混じった映画は初めて。
そのくらいあまりに多くの人の思い出となっているスラムダンクの待望の映画化。

声優の交代やストーリーへの憶測など色々騒がれに騒がれまくった本
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

予想してたよりストーリーが面白かった。女優のキレイさだけでも観る価値あり。

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

感動っぽい話だけど、リアルとフィクションが入り混じって入りにくかった。
絵が綺麗なところはよかった。
君の名はのイメージが強すぎてオリジナルに思えなかったので減点。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

10年後に観たらあまりにも泣いてしまうだろう、そんな映画。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

全人類が観ておくべき映画。
肌の色や喋り方、身につけるシンボルで人格を創り出し、その人格の中で生きる人々。
そこに葛藤し立ち向かう主人公。最後まで自分の信念を曲げず、相手へのリスペクトを忘れずに全員が
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アス(2019年製作の映画)

3.4

ゲットアウトを観たことがあったので鑑賞。

この監督のテーマは自身の経験からくる差別についてで、まさに今回のような光と影、表と裏の世界を表現するのが絶妙。

ゾンビやモンスターが出てくるわけでもなく人
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

年々映像が進化していることをスパイダーマンによって伝えてもらっている。
Dr.ストレンジとの攻防や、スウィングのシーンなどこれぞマーベル!是非映画館でご視聴あれ!の天晴れなシーンは最高。

後半のスパ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

ガイリッチーみたさに鑑賞
紳士×ワルはガイリッチーのフィールド。

長年大麻王として裏社会で生きてきた主人公。
奥さんや子どものため、そして老いてきた自分のために信頼おける知人に大麻事業を売ることに決
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

舞台はネオが死んだ後、ネオはトーマスアンダーソンとしてマトリックスというゲームを設計したデザイナーとして生きているという世界。

トーマスは自分が作ったゲームに対しそれが現実のように思えて仕方がない時
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

予備知識なしで見てよかった、より楽しめた気がする。

映像のない音声のみで展開される世界。
少ない情報の中で主人公は“被害者“に対して最善の行動を取ろうと奔走する。(とはいえ場所はずっとコールセンター
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.7

シミュレーションゲームに登場するモブキャラ(プレイヤーとは違い、ゲームの中で生きているキャラ)がAIプログラムの成長により意志を持ち、設定にない“人生”を送るという話。
現実世界ではそのAIプログラム
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

差別感情は言葉の使い方や態度に出てしまう。
それを本能的に好意的か否かを感じとる人間。
差別している側は無意識なんだろうけど、感じ取る側からしたらあからさま。

好意的でないなと本能で思ったら、みなさ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

アメリカ発陰謀論の世界をTVショーで公開!
コメディタッチで描かれているのがとても面白かった。

世界が有限であり、創られたものである、という世界観をTVショーという箱に入れてお茶の間にお届け。
そし
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.7

なぜかコナンが急に観たくなる、そんな衝動に駆られて歴代作品の中でも観たことのなかった作品を視聴。

今までで1番好きだったのがベイカー街の亡霊だったのだが、、、
それを上回る1番の作品となった。

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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

観る映画がなくなったらこれをみようと思い3年が経っていたが、ようやく視聴。

結論から言えば、思っていたよりもとても良い作品!

かなり低予算で作られ、派手なシーンや展開は特にないが、所々にサスペンス
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

韓国の格差社会の"象徴"をコメディとホラーの両タッチで描いた作品。

軽快でポップな入りで途中までテンポ良く進むのでその後の展開に期待が膨らんだ。

半地下家族(おそらく元中流階級)の金持ち家族へのパ
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.9

2054年の近未来。
人間を超えるプリコグという存在により殺人事件を未然に防ぐことができる世界。

そこで警察をやっている主人公にある日プリコグから殺人犯になるとお告げが出る。

プリコグを信じこれま
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

クリストファーノーラン監督。冒頭から瞬きしてはいけない。

ラテン語の回文
SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS
にまつわる人物や場所を使いながら前半は時間を順行、後半は時間を逆
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

2.8

不器用な正義感を持つ主人公の葛藤と成長を描いた映画。

退屈だ。。

せめてもっとはっきりしてほしかった。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

大ベストセラーの小説を書いた御年85歳のハーランがいる一家に専属看護師として奉仕しているマルタ。

彼女はアメリカへ不法移民した母親を持つちょっと訳ありの女性だが、清く誠実で勤勉な性格でハーランから友
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.1

コメディとアクションが両方ある。
ただどちらも中途半端。

サスペンス?要素もあるのかもしれないが、あまりに丁寧(冗長と言えるレベル)なフリとオチが繰り広げられ、退屈な時間が多かった。

お酒を飲みな
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