エトワールさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エトワール

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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

クリスマスにあえて観る作品でもないし、面白いという感想もおかしいかもしれないが、何だかんだ最後までちゃんと観てしまう面白さがあった。

あらゆる命について考えることが大事な中に、いかに自分とは異なる
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ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.3

この作品の見どころ、「ションベン・ライダー」のタイトルが出るまでのワンカット冒頭8分!!!
良かった! 映画を撮る側のセンスというものを感じた。

坂上忍さんと分かってみてても
そうだと分からなかった
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風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

3.6

最後の20分くらいでグググっと引き込まれた、、、!!!

キョンキョン34歳とは思えない大人ぽさと色気…。
豪華キャスト陣もさすがの存在感。浅野忠信とキョンキョンのゆるさを兼ね備えたやりとりの雰囲気も
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橋の上の娘(1999年製作の映画)

4.0

やっと観れた作品!

ヴァネッサ・パラディさんが可愛すぎる…!

ダニエル・オートゥイユさんも好きな俳優さんなので良かった!

クスッと笑える要素もありつつドラマティック。

うまくいかない感覚。何故
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お引越し(1993年製作の映画)

3.7

父、母役である若かりしき、中井貴一、桜田淳子はじめちょっと出てくる先生役の笑福亭鶴瓶などの存在感!ユニーク且つ演技力も抜群で良かった!

懐かしい90年代の日本の空気、京都の夏の空気の中で複雑な子供の
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.2

どこからが現実でどこからが幻想なのか分からない、奇妙で気持ち悪い摩訶不思議な世界…!
観てる側もこの不思議な後戻りできない世界に連れ込まれる…!

アーティスティックな映像美。
赤がアクセントの和洋折
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

『君たちはどう生きるか』の漫画でナポレオンについて読んでいたので大筋の流れを分かった上で観れてよかった。
ただ、後半の恐らく30分くらいは先がわかるが故にちょっと眠気に襲われてしまった…。

個人的に
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

片岡愛之助さんが最高すぎた!

とび太の活躍も最高。

埼玉のタワーは知らなかったなあ笑

はなわの歌とミルクボーイと、
エンディングまで楽しめた。


2023.11.30

(2023年製作の映画)

3.0

加瀬亮がかっこいいことを再確認する作品。
加瀬亮が好きだから観れた。
周りの俳優陣、中村獅童さんや大森南朋さんが良かった!

ただストーリー作品としては
ちょっとぶっ飛びすぎた感あり。
出だしの タイ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.3

学生時代の学校の空気感は好きだった。
でも自分の中学生時代と比較するとみんな大人っぽすぎて、共感できるようなできないような間を彷徨った。

2023.11.27

地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

4.0

何回見ても登場する女性陣の怒りの早口トークが凄すぎるし、カッコ良さすら感じる…!

不思議な映像カットはゴダールのよう…?

小説の世界と現実のmix...
こんなことが起きたら面白いなあ…というすご
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おいしい生活(2000年製作の映画)

4.0

久々に再鑑賞。
予想外のクッキーバカ売れとは面白すぎる!
仲間のメンバーも『誘惑のアフロディーテ』の人がいたりと見たことあるメンツで笑えた。

クッキーの会社の密着ドキュメンタリー風の展開もさすがウデ
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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

4.0

『ホームアローン』と並んで、
毎年クリスマスに観たい作品にランクイン!

エルフの存在を初めて知った!★

いくつになってもサンタさんはいるって信じたい。
夢のある作品だった…♫

出てくる人みんない
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

4.2

また面白い!

ウディ・アレンの慌てっぷりが面白すぎる…!鉄錆入りでも何でもいいから水をくれ…等。笑

また、合間に登場するギリシャ神話の演劇が何とも良い!

こちらの現実世界とを演劇側の人たちが出入
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

5.0

DVDで何百回と観てる『アメリ』を初めて映画館で観た。

オープニングから
感極まってしまった…!

劇場で観るとまた違う感覚で、
何百回も観ているはずなのに
新鮮で、発見もあった。

フィルムならで
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スコルピオンの恋まじない(2001年製作の映画)

4.5

天才的にやっぱり面白い!
ウディ・アレン作品本当に最高です。

最後の最後までニクイです…。
本当に素敵な作品つくるなあ…。
催眠術で巻き起こるストーリーは非現実と現実の狭間であり、ウディ・アレンはあ
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Mr.レディMr.マダム2(1980年製作の映画)

3.6

2も笑った。
1よりも感動的で、メッセージ性も強く感じた。

ゲイの主人公を通して、男尊女卑の社会問題や性別を超えた愛のメッセージ。
コメディながら社会的目線がしっかり描かれている。

男と女の間の1
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.5

愉快にHAPPYEND!
最終的には面白かった!!!
ただ、個人的にはあまりにもドンチャングチャグチャバタバタ、ハイテンションすぎるコメディはちょっと苦手なようです…。
フドイナザーロフぽいテンション
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

1日置いて考えて、
感想が変わった。

この作品は春樹とは全く切り離して観た場合、面白い作品。

ただ、春樹の作品に忠実かというとそうではないと思い、
そもそもの結末の意味合いも違うと感じた。春樹の作
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.6

主人公のハイセンスすぎるファッションに釘付け!それだけでも見ていて飽きない。
千鳥格子トリオもおしゃれすぎた!!!

そして足元から映すカメラワークや、構図からも作品全体のセンスを感じた!

1番好き
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(2023年製作の映画)

4.2

この作品で語られる言葉がぐさぐさときた。

そして問われる問いに対して自分の言葉で語れることが大事だと思った。

何がだめなのか、何故だめなのか、人の命とは、生きる意味や価値は? 自分の言葉で語れる人
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ぼくの大切なともだち(2006年製作の映画)

4.0

前から気になっていて観たかった作品!

『メルシィ!人生』のダニエル・オートゥイユさんが、全く真逆の役柄を演じられているのが新鮮だった!

大人になって、「親友」を探し、己と向き合う姿は笑いとともに人
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

来月の新作にむけて復習。
やはり笑った!

地元の常磐線、知ってる地名が出てきて、あるあるネタが面白すぎた!

草加せんべいの踏み絵、
流山での著名人対決は見もの。

真面目で、感動的なシーンほど笑え
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今年のベスト入り。

静かに涙を流してしまった。

ほとんどないセリフの中での役所広司さんが醸し出す演技、車内に響く音楽、夢の映像と繰り返される日常の動作。全てに魅了されました。

〝変わらないことな
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

久々の鑑賞。

パプキンの不思議な魅力。
「ドン底で終わるより一夜の王になりたい」

パプキンさんのコメディは笑いと笑顔とは裏腹に切ない。
強引さとクレイジーさもあるけれど、真っ直ぐ突き進む自信が滲み
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メルシィ!人生(2000年製作の映画)

5.0

久々の鑑賞!
やっぱりめちゃくちゃ面白かった!!!
笑えて暖かな気持ちになれる、
サクセスストーリー。

『奇人たちの晩餐会』や、
『パリ空港の人々』等大好きな作品の方々が皆登場して、その点もやはり素
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Mr.レディMr.マダム(1978年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ笑った!
終盤に近づくにつれてたたみかけるかのように笑いがきました。
“彼女”のお父さんが面白すぎました!笑

ツーも近々借りてみてみようと思います。

2023.10.22

オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

OTTOの周りの方々の温かさ、そしておっきなハートのOTTOの姿を通して、人は助け、助けられて生きていると感じる作品。
決して悲しいだけじゃなく、
笑いを伴いながら描かれている点がすごく良かった。
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

レビューに多々ある通り、時間の長さはあまり感じさせない作品だった!
勝手にもっと激しい作品を想像していたが、そうではなく、じわじわ静かに、広がっていく。
だからといって退屈になるわけではなく、ディカプ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を明日観るにあたってスコセッシ監督作観直し。

面白かった!
マフィアの世界に入る1人の少年の人生の一片を通して、マフィアの世界の式たり、ルールを学ばせてもらいま
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

5.0

2回目の鑑賞。
読売新聞の編集手帳にサンマの値上がりの話題とともに小津作品に触れていたのがきっかけ。

やっぱり面白い!
笑った!

現代だと明らかにハラスメント案件になってしまうだろう、やりとりが度
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まなみ100%(2023年製作の映画)

3.6

なんだろなぁ…なんだろなあ…
めちゃくちゃ分かるかもしれない…!

「ボク」はバカだと思うし、絶対好きじゃないけど笑
見終わったあと振り返ると1番自分に近いと思った。

お構いなしにどんどん過ぎ去り
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.6

昨日の新聞に載っていた藤井聡太八冠の言葉をふと観ながら思い出した。

【AIはリスクのある指し手を選ぶことにも迷いがありませんが、人間には、自分の読みを信じて、そのリスクを背負えるかどうかが難しい。
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フェリックスとローラ(2000年製作の映画)

3.5

これまでにないシャルロットさんの魅力。

タバコを吸う姿が
父、セルジュ・ゲンスブールと
重なる。

メイクと併さって別人のように思える瞬間があった。

又、遊園地という賑やかで楽しげな場所に感じる相
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シャルロット・フォー・エヴァー(1986年製作の映画)

3.0

これはこれは…!いけないものを見てしまったような、そんなそんな作品…。

シャルロットとセルジュがときに父娘にみえたり、男と女にみえたり…実の親子であることを忘れてしまう瞬間も。

この作品を残す、セ
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小さな泥棒(1988年製作の映画)

4.5

これはベスト入り作品。
思ってた作品と違っていて、
『なまいきシャルロット』の延長線ともいえる、微妙な狭間で揺れ動く姿を見事にシャルロットさんが演じていた…。
すごく切なくて、かっこよくて最後はじわっ
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