エトワールさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エトワール

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スローガン(1968年製作の映画)

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2人が出会った作品ということも相まって、出会いから関係が徐々に変わる流れも、まるで2人のこの先の未来のようにも見えて、
ジェーンとセルジュのリアルな2人を重ねて想像してみてしまう作品だった。

無邪気
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ワンダーウォール(1968年製作の映画)

3.0

初めて観れた!レビューで寝てしまった方が多いようなので心配しましたが、想像していたよりも飽きずに観られました!

優しくて親切、恩人!…だけど冷静に考えると怖すぎるストーリー笑。

ヘアスタイルの微妙
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ガラスの墓標(1969年製作の映画)

3.5

久々のしっかり鑑賞。

フィルム上映の良さを実感しました!!!

話のストーリーより、
セルジュのあのファーコートがやはり気になるし、ほしい!
そしてジェーン・バーキンが可愛すぎる…。セルジュとのツー
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裸足になって(2022年製作の映画)

4.0

フーリアはじめ、辛い現実と向き合い進む姿がとってもかっこよかった!!!力強い彼女たちのダンスとともに内から湧き上がる強さを感じました。

それと同時に内戦が続くアルジェリアの国内状況に心が痛かった。
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.4

ようやく見れた有名作。

少なくとも今の日本では考えられない、大人たちの姿。

3人で映画を観に行った帰りの車の姿が観終わって思い出すと苦しかった。


2023.9.22

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

3.8

何でそうなってしまうの…?と
辛く苦しくもどかしかった…。

どこかその土地や人種での差別的視点がベースにあってしまうと、
相手を尊重する考えが薄らいでしまうことは非常に悲しい。

『福田村事件』を観
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.1

衝撃すぎて笑えてくる
予想を遥かに超えてくる展開…!笑

主演のお二人には、
よくぞ!と拍手を送りたい迫真の演技。

2023.9.13

グロリア(1980年製作の映画)

3.9

面白かったー!
あっというまの2時間。

グロリアとフィルのコンビネーションが面白いし、愛おしかった!

フィルくんはキレる男で賢いし、可愛い…!!!
ラストもいい顔するなあ…。

そしてジーナ・ロー
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ハズバンズ(1970年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公たちと同じ境遇の人たちが観たら、感じるものが違うんだろうな。

大人もみんな子供だったし、
大人になって、親になっても
その心はある。閉まってあるだけなんだな。

歳を重ねる身として、自分は親で
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愛の奇跡/ア・チャイルド・イズ・ウェイティング(1963年製作の映画)

3.7

誰かのための優しさって難しい。
相手を思ってしていることは結局自分のためだったりしてしまう。
相手の立場になって向き合い、
想像することは、どんな愛情の中でも容易くないし、すごく大事なこと。

今のと
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よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース(1961年製作の映画)

3.5

遅すぎる… too late...。
ゴースト、あんた遅すぎるよ!!!

理想主義であり、一つのことに対する信念も大事であるけれど、現実と周りにいる仲間の存在と相手の気持ちを想像することはもっと大事。
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ピーター・フォークの ビッグ・トラブル(1986年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

絶対に上手くいかないと分かってるおかしさ!
最後はなんだかんだハッピーエンドで安心した笑

カサヴェテスが自分の監督作品として認めたくない理由が何となく分かるような、ちょっとテイストの違うコメディ作品
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ミニー&モスコウィッツ(1971年製作の映画)

3.5

ちょっと気持ち分かるかも…と、独りで生きる者がいつのまにか陥ってしまう心情、臆病さや自己嫌悪感に共感する部分があった。
「何でしゃべらないんだ?」とモスコウィッツに問われるくだりも印象的。

でも登場
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白い馬(1952年製作の映画)

3.4

EOを思い出した...

人間がイヤになる。
人間とお馬さんが平和に仲良く暮らせる場所。

人間と人間も平和に仲良く暮らせる世界。
何かを見下したり、何に対しても尊重する気持ちを失うと争いや傷付けるこ
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赤い風船(1956年製作の映画)

4.5

こんなに赤が映える街はおパリしかない…!

赤い風船さん🎈が生きてるようにしか見えなかった。
命あるもの、はたまたないと思うものでさえも、見下した悪い心で触れてはいけない。

少年の純粋さと、動きが可
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

最近観た、
『君たちはどう生きるか』
『ぼくたちの哲学教室』を思い出した。 自ら考え、疑問を持つこと。それが未來をつくる。
でもそれに気づき、行動することが生きにくく、苦しみを生む世界…。
その苦しみ
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

5.0

良い作品だと分かっていて再鑑賞。改めてスクリーンで観直せてよかった…!本当に名作…!

年重ねて観たからかより良かった…。なんとも言えない、とにかく切ない…。最後の最後まで、本当に素晴らしい…

そし
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トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最後の衝撃的事実は、私は心から
「よかったあ〜………!!!」と
思ってしまったよ笑

でもとっても辛い旅でも振り返ると何だか愛しく思えるから、旅は不思議…★

ただ見てるだけで船酔いした笑
あとツア
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メーヌ・オセアン 4Kレストア(1985年製作の映画)

3.4

旅にトラブルはつきもの…。
でもそれが旅の醍醐味。
最後の30分くらい? が旅を思い出して好きでした…★
まさにいつもの現実とは違う場所で知らない人たちに出会って、
進む1日…。

メーヌ・オセアン号
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パリでかくれんぼ(1995年製作の映画)

3.7

ファッション、インテリア、登場する街並み。パリジェンヌを感じられる作品。

アンナ・カリーナが歳を重ねても素敵な魅力を放っていました。

途中からミュージカル調になる意外性がある作品。
華麗な美しいダ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

摩訶不思議な空気感。
不気味な怖さ!!!

『猿の惑星』もですが、当たり前に生きる人間にはこういう作品が必要。悲しき。

アニメの色彩やタッチもとても好きでした。フランス語だからより良かった!

20
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.7

眠りなさい… おやすみ…の歌の通り中盤いつの間にか寝てしまっていた…笑

でもノンストップの不思議なアニメは今まで観たことがない、芸術的なものだった!!!
どうやって作成したのだろう!

映像、声、歌
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

静かだけどちゃんと怖い!

チャーリーが不気味すぎる…!

2023.8.25

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ちゃんと怖いらしい…ときいたのでジェネレーションズファンではないけれど期待して観たが怖くなかった…。

幽霊役の方のキャスティングと昔の回想シーンは良かったのに、やはりラストにサナの姿をはっきり見せす
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

話の内容や設定が私自身はあまり共感しにくかったけど、視覚的には楽しめた。
バービーのCHANEL STYLEとケンの馬の柄のランプシェード…可愛かった…!

そもそもバービーにあんなに種類があったこと
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.0

複雑な感情を抱えた妻、ミナの愛の大きさを感じた。

2023.8.13

百貨店大百科(1992年製作の映画)

4.5

再鑑賞。やっぱり傑作!
アパレルで働く人に観てほしい。
特にインショップ勤務の方!笑

この内容が90年代に、しかもフランスで映画になってるとは…
先取りなのか変わらないのか…。
大事な根本は現代日本
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.7

最後の5分が特に心に残った。
疑問に思い、自分の頭で考える。

北アイルランドの場所に生きる子どもたちだからこそ「違い」との向き合い方がより身近にあると同時にこれは日本にいる私たちにもあらゆる場面で必
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アリス(1990年製作の映画)

3.8

久々の鑑賞。
ウディ・アレンの作品やっぱり好きだなあ…と実感。
催眠術、媚薬、透明になれる薬、幽霊が見えたり、空が飛べたり、惚れ薬が登場したり…。ドクターヤンは何者!笑
でも夢ある要素から感じるのは現
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.5

食べ物と同じで読んでみないと好きか嫌いか分からない。印象的な言葉。

映画も同じだな。初めから決めつけたり、時間の無駄と思わず、知る事が大事だと改めて痛感。

リベロさんの本屋さんは本屋さんだけどそれ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.5

観直し。
大好きな作品。
ミア・ファローさんが可愛すぎる。不評で、顔色悪すぎだけどショートにしてからの方が断然可愛い笑
カサヴェテスの信用ならない感じの旦那役も良かった。隣人含め怪しい人々や、夢遊シー
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劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

中村監督が面白かった。
怖さと笑いが共存する独特な世界。

隣に住む同級生が不気味。
モザイクの意味をなしてないモザイクが笑えた。

2023.8.4

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.8

ジェーン・バーキンの話す言葉一つ一つに娘に対する愛と、セルジュへの愛を感じた。

シャルロットが共にジェーンの歌を歌うシーン含め涙が出た。

ジェーン・バーキンとシャルロット・ゲンズブールという神的存
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

男性陣の姿や罪深き行為の描写がないことで女性たちの言葉と表情からこれまでの風習、「無知」と「知らない」ことの恐怖を感じ、又頭で考えさせられる作品だった。

そして何より、
ものすごく昔の話だとばかり思
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ある1日であること、
問題の張本人である会長の姿が描かれないことで、会社にべたっと張り付いて剥がれない「常識」の存在感を感じた。

ジェーンが仕事ができすぎて、
淡々と一つずつ丁寧に仕事をこなしていく
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.0

舞台である歌舞伎町近くのテアトル新宿で観れたから良かった。

コメディ系かと思いきや意外と歌舞伎町で生きる人々のシリアスな部分も多く、笑いと深刻さが共存する不思議な作品だった。

歌舞伎町は様々なもの
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