スグルさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良い意味でも悪い意味でも予告を裏切ってきた。

変化の許されない街で好きとか愛とか親子とか希望とか色々語られる。
岡田監督作品はやっぱり自分には合わないんだなぁと再確認。
世界観が突飛な上に設定が甘い
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

数年に1本、ポアロの新作が見たい。
そのくらいのペースでやって欲しい。

今回はホラーな味付け。撮影も凝ってたような気がする。
毎回、急に真相にたどり着くからビックリする笑。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

ミュージカル黄金期の傑作。
全シーンが綺麗で印象に残った。
サイレント映画がトーキー映画と移り変わっていく時代、顔だけだった役者は"声"を試される。
声を聞いて顔とイメージが違うじゃないかってほんとか
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

8月を使ってコワすぎシリーズを鑑賞し、新作に臨みました。

す、すげーじゃん。ホラーエンタメの全部のせい!楽しいし笑った。
これまでのシリーズの要素を踏襲しつつ、映画的な面白さも盛りだくさんだった。
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

意図せず鑑賞したちょうど100年前の9月6日に起こった事件。
学がなくて私はこの事件(背景)を知りませんでした。会社の60歳近い上司に聞くと昔はテレビで関東大震災の特集が放送されると朝鮮人が虐殺された
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

4.3

ちょっと前にテレビで放送されてたのを録画してたんだけど、途中で録画止まってたみたいで、中途半端なまましばらく経ってしまった。
そんな時、劇場で4K公開されると知り楽しみに待ってました!

有名すぎてな
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.8

IMAXレーザーGT字幕鑑賞。
低音が響く響く。身体が震えた。
上映後に拍手が起こってました。

もう万歳!って感じ。
イケメンと筋肉と美女で画面が一杯一杯。
女優さんほんと綺麗だった。
もうなんでも
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.7

あーチクチクした。
変な緊張感あった。
思春期の憧れと少年少女の大人への1歩。

余談
中学生の頃、年上のいとこと一緒に寝てドキドキしたことを思い出した。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.5

3D吹替え鑑賞。

長いけど、テンポは結構いいと思う。
人間パートも普通に楽しめた。

個人的には終盤のメグ戦よりも深海の潜水艇&徒歩パートの方がハラハラして好みだった。

余談
吹替えで、花澤香菜さ
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対峙(2021年製作の映画)

4.5

ワンシチュエーションの会話劇として、こんなに引き込まれた作品は久しぶりな感じがする。素晴らしい演技。

自殺した加害者の両親と被害者の両親。
この2組がお互いの息子について、赤裸々に話す。そして見えて
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

音楽・アニメーション共に素晴らしい。
子供の頃に学童で見た以来、15年以上たったかな。
こんなにも壮大で美しい物語を当時の自分が理解できるわけがない。

ある男(2022年製作の映画)

3.8

予告の感じだとサスペンスっぽい感じなのかなぁと思ってましたが、鑑賞してみると意外とこじんまりした話。

1度しかない人生、苦しむくらいなら選択肢もあっていいと思う。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

ヒソヒソ話す感じのナーレーションが癖になる。

あのアリ・アスター監督が推薦文出すってことで半年前くらいにSNSに話題になった作品。

見終わった後に、作品のバックボーン(教団の闇)を知ったのでなるほ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.7

面白い。こういう角度でもコワすぎは語れるのか。
投稿映像がいつもの倍くらい尺があってしっかり振りになってた。

「僕は恋をしているんですよ!どうしたって馬鹿なんです!」

もうどうにでもなってくれww
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.6

巨匠が無茶、未来を描いてて頑張ろうって思った。

劇伴で分かるクローネンバーグ感。

特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

3.7

繋ぎの一本。

新米部長大前がOBや後輩・同級生、高坂と色んな方面で頑張る。

ユーフォ特有の独特な会話劇を久しぶりに体感できて嬉しい。

こんなキャラいたんだ!って改めて知れたいい作品でした。

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

-

ジャンル:タランティーノ
監督自身のことはあまり知らなかった。
映画を愛してオタクで、彗星のようにデビューし評価された。
凄い人だよ。

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.7

投稿された女子2人が撮った映像、結構怖くてよかった。

前作の劇場版でこれまでのシリーズが一旦終わりを迎えて新たな世界でのコワすぎ再スタート。工藤Dの暴力性も健在。

ところで、市川さん前髪大丈夫そ?

バービー(2023年製作の映画)

3.7

色んな作品のオマージュが散りばめられていて、思っていたよりもエンタメしていた。

物語の構造も優れていた。
リアルワールドの逆転を終盤で見せてライトにフェミニズムを説いて、ケンの件なんかは男性の自分に
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.8

昨今のJホラー作品の中では頭ひとつ抜けた面白さ怖さエンタメがあったと思います。

マキタスポーツの演じる探偵の昭和キャラが前半の方、全然ハマらなくて心配でしたが後半から段々馴染んできたかな。探偵さんの
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.5

フェイクドキュメントを超えた、もう何が怖いか分からなくなった怪作。


工藤と市川の復活は面白く仕上がってた。
あと、同監督作品『オカルト』と繋がっていた

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.8

すごく面白い作品だったけど、どう書き残していいか自分にその知識がない。

ひとりの修道女を巡って嫉妬や欲情、疑念が絡み合い"信仰"への意味を問うてくる。
ベネデッタの信仰は本物だったと思うけど、さてど
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.5

制作総指揮にいつものふたりが並んでるということで、安心して鑑賞出来ました。

ジェットコースター映画。ノンストップでずーっと攻め攻め。
いつもの"目玉"遊びあり、『シャイニング』オマージュあり。
さて
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生きていた男(1958年製作の映画)

3.8

たぶん、2回観ても面白い作品。

事故で兄を亡くした妹のところに、兄を名乗る男が現れる。全くの別人だが、話す内容やタトゥーの位置など兄と一緒なのだ。
遺産目当てを疑い警察に相談するが、誰も信じてくれな
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オカルト(2008年製作の映画)

3.6

1つの事件について、現場にいた人間へのインタビューから見えてくる不可解な共通点。
思ってもなかった方向へ展開していって、大惨事で終わった。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.5

虚淵脚本アニメのような仕上がり。
お前が神になるのかよ。

犯人の顔に傷があったことを覚えている工藤D
悲しきモンスターだ。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

3.8

後半の廃墟探索、ワンカット風で見応え凄い。

毎回、新しいことにチャレンジしてて凄いと思う。
そして衝撃のラスト。

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.7

IMAXレーザーGT3D字幕版で鑑賞
トランスフォーマーでしか味わえない興奮があるのよ!
3、4年待たされた新作。当時テーマはビーストウォーズになると知って大興奮したことを覚えてます。
内容に関しては
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.6

(面白くなかったではなく)嫌な作品でした。
ずーっと不快だしキリキリする感じ。

子供の暴力性にサイキックが合わさると、怖い怖い。
主人公の女の子も全然好きになれなくて嫌だったなぁ。
若干のシャマラン
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.7

もう序盤からワクワクしながら楽しんで、途中からリベンジものへ。

途中参加の工藤Dも、やっぱりいなきゃ困るパワープレイヤー。
呪具に拘りが出てきているところが不安なところ。