音楽がすばらしい。やや出来過ぎな物語ではあるが、結局好きが一番大切ということ。
贈与とは返済不可能性であり、それは愛についても近しく考えられるということを、もう一度ちゃんと考えようと思った。
ジブリへのオマージュがふんだん。震災の問題を一人の少女のレジリエンスの過程に寄せて描くことで、美的に矮小化したきらいがある。セカイ系におさまる感じがあり、その二人の物語を中心に震災後の国土を肯定しよう>>続きを読む
シンゴジラより面白かった。元々のウルトラマンの思想へのリスペクトがある程度感じられ、また当時を知る人にウケるであろう仕掛けがちょこちょこ。戦闘シーンにプロレス感。「人類」というものへの信頼、みたいなも>>続きを読む
量産型シンジ君。BLEACH、NARUTO、ドラゴンボールなどの作品システムをふんだんに流用。
教材的価値の高さ。ナショナリズムというの共通点。
「リアル」ってことなんだろうけど、最後急にどうしたってなった。
美大の学部生が考えたみたいな映画。最近出た民俗学の授業とか、多文化主義の知識とか結構使えるんじゃね!あと先週みんなで観に行ったコンテンポラリーダンスを取り入れた演劇もかなり狂気じみてたからあんな感じの>>続きを読む
映画としてはややご都合主義でちょっとダサいのだけれど、ビートルズへの愛に溢れていて聞きたくなった。
演技力が天才的。『カッコーの巣の上で』、枕で殺すシーンは『愛、アムール』を思い出した。
女の部屋に入るシーンはいらなかったのではないか。あれによって映画が一人称的なシーンから三人称的になってしまい、こ>>続きを読む
ハネケ風。お約束をたっぷりやってくれて、伏線回収までしてくれる。緊張と緩和がお笑いの法則であることを教えてくれる。
プラトニックな少年少女が、立ちはだかる大人たちを掻い潜って「世界」を変えるという点は引き続き。災害と巫女的な想像力も。軽犯罪も。村上春樹崩れの比喩があまりささらなかった。スターウォーズ7ばりにファンサ>>続きを読む