KotaSakuradaさんの映画レビュー・感想・評価

KotaSakurada

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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

チームを組んで強盗に行くんだけど、強盗のシーン自体はなくて、当事者のテンパった言い合いからこちらに想像させるのはさすが。本作はもちろんのこと、タランティーノ映画はめちゃくちゃ参照されてるけど、タランテ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

繰り返し繰り返し、わずかな変化を受け入れながらも進んでいく美しい日常。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

面白い構造と、感動的な要素、バランスがよくて普通にお話としても楽しめるし、映画としても見応えがある。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.5

地球のスケール、時間という概念をうまく使った、かつタクシーという密室を舞台とした人間と人間の対話劇。
同じ監督のコーヒーアンドシガレットと似た構成だけど、同じ時間かつ違う場所というルールが与えられて、
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

ポップコーンムービーとして、アクションとかっこよさを楽しむ

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.0

作画めちゃいい、、ロードバイク乗るからわかる、ロードバイクのカッコいいところをちゃんと描いてくれてるの好感度高い、、

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

原作を読み返そうと思った。どうやって原作を解釈して映像にしたのかを楽しみながら確認したい。
この映画自体の広告を一切辞めたこと、この取り組み自体が面白いけど、前情報があまり無いまま映画に入れる体験はか
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

観ている瞬間よりも、この映画について話しをするときの方が楽しい印象がある映画。

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.5

特に何か事件が起きたりする訳ではないが、小さな偶然が重なり、その結果として未来があること。会話中心のシーンが多く、演劇でもできそう。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

美容師さんに勧められて観た。スパイク・リーはいじわるって言ってたけど、その意味がわかった。面白い文化だね、こんな生活もあるよね、では終わらせてくれない感じ。ガツンとくるものがある。リアル

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

かなり繊細な味の料理のコースを食べた後の感覚(あまりそんなものは食べたことはないけど)
全体を通して常に差し色として使われる綺麗な青と、見た目や身体つきが変わっても変わらないシャロンの優しい部分が描か
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サイコ(1960年製作の映画)

3.5

物語の構造が面白い、さすがのヒッチコック。殺害シーンのフレームアウトとか手元のみのカットとか、

still dark(2019年製作の映画)

4.5

人を見た目で判断できない人には、周りの人も中身で接しようとする。ハンディキャップに対して肯定も否定もしない、過度な描写が無い分、普段の自分の態度や行動にすごく刺さってくる。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

台詞が小説みたいな言い回しで、演技にしてはちょっと不自然にも見えたけど、それが逆に舞台をみているように感じた。コロナで明らかに生活が変わった現在から、過去を振り返る語り口は、当事者として没入感がすごい>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

ストレンジャーシングスとか後世の少年冒険系映画に多大な影響を与えてると思った。知っているような展開やシーンが多々あり、観客の心情を揺さぶる十八番的な学びがあった。
キャラクター設定も定石がありそう。少
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シャレード(1963年製作の映画)

4.0

会話のやりとりが素敵で、それだけでシーンができるんだなと思わされる。なんとなく演劇的な、役者でシーンがもってる感じ。特に葬式のシーンは好き。
あとはタイトルバックが秀逸です。モーリス・ビンダーによるも
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.0

背景の建築を含めて、構図が綺麗なのでずっとみてられる。何か起きているようで何も起きていない状態を映画にしている。邦画感?

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

戦闘シーンのない、戦争映画。国同士の欲望により戦っている、現場の人々の葛藤がよく表現されている。俳優が本業でない人達が、自然な演技でよい。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

社会的な描写あり、美しい構図あり、緊張と緩和の笑いあり、シリアスな結末あり。展開がわかりやすいのでタイトルを変えてもよかったのでは?と思いつつ、展開が分かっていても面白い時代劇のように捉えてもいいのか>>続きを読む

ミラノカリブロ9(1972年製作の映画)

3.5

ギャング映画らしいすごく冗長な進行。最後のかっこいい死に方を描くための前フリ。セリフなしで音楽だけのスタート、細切れのカットはなかなかかっこよかった。

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.5

文化系の職業としては観なくてはならない映画。戦場に文化系が行くのは辛いな、、戦争の目立たない部分にスポットがあたるいい映画。

疑惑(1982年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら初めての桃井かおり。すごい女優。彼女にしかできないくらい役にハマってたので、この後のほかの映画で配役が難しそう。笑

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.5

抑揚がなく淡々と進んでいく、ドキュメンタリーを観た時の感覚に近いけど、そこまで押し付けがましい感動もなく、不思議な心地よさ。保坂さんの小説のよう。