KMAYさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ザ・キラー(2023年製作の映画)

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ミニマムで洗練されていて、淡々とした独白。
移動、準備、待ち時間がリアル。
外すんかいっていう冒頭の狙撃ミス、フロリダの意外とパワフルな肉弾戦が良い。
ヘッドフォンをつけて聴いて良かった渋いええ声

ひなぎく(1966年製作の映画)

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機関銃のようにタイピングされる「踏みつけられたサラダだけで気分を害する人々に捧ぐ」にハッとする。自分がどれだけつまらないかを突き付ける強烈で辛辣な作品と受け取った。倫理観の壊れた白黒女の子二人組キャラ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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殺意の高いゴリゴリなゴジラ。特攻で倒す発想まではわかったが、泡と水圧はなるほどという感じ。子供が生き残っている時点でハッピーエンドが見えていたので、マイナス感としては期待値に届かなかった。死に切れなか>>続きを読む

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

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王道ディストピアSF。寿命を売れるようになる話。妻はそれが陰謀によるものだと知ると途端に夫を捨て寿命を取り返す決断をする。夫は革命軍に。企業側のエージェントの話はいらないかと思ったが正義を意味するジェ>>続きを読む

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

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ブラピがクローゼットで雑に死ぬ

(2023年製作の映画)

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草刈り鎌が三日月のように光るところ、2周目の回転寿司。原作にはいないという夫婦の存在が、うまく感情移入を助ける。さとくんの主張の正当性の恐ろしさ、みたいなところは観る前から知ってたがやはり重い。若く嘘>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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喋るシーンに動きがない 喋るだけ

Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.8

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圧倒的な緊迫感、男性的劣等感や卑劣さの高過ぎる解像度、会社と同居部屋の証明差で見せる日常のちぐはぐな温度差、生々しい静かな暴力の描写、そして立場を振り翳す怒れる女性の怖さを思い知らせる時事的なラスト。

メランコリア(2011年製作の映画)

4.5

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鬱と解像度が高い。不安そのものは危険ではないという示唆。アポカリプスに向かうに連れて姉妹の立場が逆転する。セントエルモの火、ラストの静かでいてダイナミックな衝突、絵画的なショット、温かみある黄みがかっ>>続きを読む

ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

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昭和の二代コンテンツ、ヤクザと野球を掛け合わせた異色作。任侠道も男と女も男同士の因縁もさておき、ラストのごちゃ混ぜカオスな殴り合いが撮りたかったんだろうなと思った。あんな暴力的な野球があったら時代が時>>続きを読む

ジャッジ!(2013年製作の映画)

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伏線回収がやりたいんだろうけど、ちくわネタとペン回しネタ一本で伏線の数が足りない

離ればなれになっても(2020年製作の映画)

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2時間ちょいとは思えぬ濃さ。人生4つ分。2人の男女の話かと思ったら4人の友情の話だった。それぞれの生い立ちや性格とその後の人生の進み方とが納得感ある。車を直すのに必死になったジュリオは意地でのし上がり>>続きを読む

血と砂(1965年製作の映画)

4.8

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とになく聖者の更新が耳から離れなくなる。

キャラ立ちが素晴らしい。
心優しい問題児の小杉曹長、冷たく厳しくも人間味のある良い上司の佐久間大尉、気の短い板前犬山、一途な慰安婦のお春、雨の中の楽器を案ず
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チェンジリング(2008年製作の映画)

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女性版ハードボイルド。昔の典型的な劣悪精神病棟。ちゃんと制裁は与えられる西部劇的結末。息子は見つからないが希望を見つける。

示唆
タフさに男女は関係ない

悪党に粛清を(2014年製作の映画)

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シンプルな復讐劇で古典に忠実。マッツ×西部劇。序盤の妻子が襲われるところの緊張感が素晴らしいが憎むべき相手をすぐに殺せてしまうのは少し残念。主人公の兄もかはり強いのが良い。口の聞けないダークプリンセス>>続きを読む

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

4.5

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新聞を扱ってるだけあってスピード感が良い!喧嘩っ早さもチェックダブルチェクの逸話、社長との因縁、大喧嘩したばかりの上長との結託、ライバルと共犯する社内政治、不遇で不幸な親友、有能な堺雅人、現場を見て狂>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

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アスペルガーが兄の新しい恋人のためにMPDGと出会い、人を理解しようとする話。愛すべきゆるいキャラクターが出てくる系。方程式や幾何学をつかった感情の言語化が面白い。

示唆
感情を幾何学的に言語化する
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

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顔に入る影がかっこいい。予想を裏切らない最悪の展開、夫を王とするジミーの妻の理解がありすぎる。夫を信じられなかった妻がうろたえながらパレードの息子を見送るグロテスクなラスト。ラストの手で銃を撃つ仕草、>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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風刺的・現代的なだけでなく死を想像するところから物語が始まる点でだいぶ哲学的でもある。
死を想像するところから主人公を動かそうってよく思いついたなと思う。

典型バービーの生前供養でありマテル社の自戒
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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作品の世界にとっての宇宙を突き詰めると、メタフィクション的なその舞台裏になるのか。

死んだ妻を写真の中だけで演じた役者が役に飲まれかけた役者に語りかけ浄化に導く手法が斬新。

隕石とツーショットをと
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

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原題はthe cure 死と宇宙の表現、靴を抱いて寝かせる伏線 川を下っていく少年ロードムービー

アビス(1989年製作の映画)

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狂った海兵とのサバイバル→ 海中飛行物体アンダーウォーターフライングオブジェクト未知との遭遇→バカでかい津波のパニックもの 
でかいUFOに押し上げられて生還、キスエンド反戦映画

ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

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アンカーマンになったライバルのスティーブカレルを操って舌ベロベロさせるところが面白かった。自己中な主人公をモーガンフリーマンが改心させる話。エンディング後のNGシーンあり。DVD版だとメニュー画面をブ>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.1

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原題は獨立時代。恋愛ものでありながらひとり立ちと成長もの。冒頭でなぜかスケートでテーブルの周りを回るシーンからもう絵が面白い。意思はないけど人に決められるともやもやする愛想よく誤解されやすいチチちゃん>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

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最後はちゃんともみくしゃで殴り合う、久しぶりに見た韓国ノワール。おかんの墓に入れちゃう絵面から化け物フィジカルの敵役まで印象に残る。箪笥の下敷きで紙一重で死ぬ最後まで絵面が面白い。少々偶然が重なり過ぎ>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

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雇われた敵の殺し屋は実は弟だった 助手の声主は最初の女の子だった
伏線回収

マネーモンスター(2016年製作の映画)

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ルサンチマン映画 最後は本当に陰謀があった

失楽園(1997年製作の映画)

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行き過ぎた大人の危険な恋 いい大人なのに子どもっぽさが同居した知的な色気がすごい 鴨とクレソンの鍋がおいしそう

はやぶさ 遥かなる帰還(2012年製作の映画)

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運用中の度重なるトラブルとリスクテイク、サブプランと課題解決の話。
通信担当もカプセル担当もエンジン担当も全員自分の担当範囲に情熱と自負を持つ。リーダーは迅速な決断と時に無茶振りをしながら静かに責任を
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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このシリーズの本質は本格ミステリーというより弱者道徳の勧善懲悪もの。ベタな展開をしっかりやりきるスタンスはに好感。余程のことかもしれんが、流石にそんなことのためにモナリザ焼いたらダメよと思った。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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海から顔を出した途端に王の威厳が失われただの髪が濡れた父親になっているのは意図的なのか知らんけど効果的だと思った。時代設定や配役が気になって集中できず自分には向いてないと感じた。