先日Amazon primeで**『ザ・スクエア 思いやりの聖域』』**は観ました。第70回カンヌ国際映画祭
で最高賞であるパルム・ドールを受賞した作品です。論点がいくつか含まれていて、観終えた後もな>>続きを読む
だいぶ前に町山智浩さんが紹介していたものが、Amazonで配信されているのに気づきました。
中国で1979年から2015までとられていた一人っ子政策。これが引き起こしたさまざまな側面を取材したドキュ>>続きを読む
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片山慎三監督の作品は『そこにいた男』『さがす』に続いて3作目でした。どれもセクシュアルでバイオレンスでそこが抜けた社会で見えなくなっている存在を描き出しています。ブラックなコメディと言いますか、実際は>>続きを読む
逆光だから反対から撮ろうよ、という会話。光に逆らわず撮る順光では、表情から仕草の全てをはっきりとらえます。逆光という単語に比べ、順光という単語を口にしたことはどれほどあるでしょう。鮮明におさめたいとい>>続きを読む
原作は読んでません。原作者の凪良ゆうさんが何を描きたかったのかは把握しておらず、映画だけをみた感想です。その辺りはまた調べてみようと思います。
丁寧に描けば、とてもいい作品になる可能性もあったと思い>>続きを読む
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とても美しくて、優しい気持ちになれる映画だった。
まず描写として街の賑やかさから距離を置くことができるモノクロ、音楽で盛り上げることはなく、環境音や音としての声を大切にしているところがよかった。>>続きを読む
主演2人の演技は圧巻。。。
松坂桃李さん、鈴木亮平さん、良い人、弱い人、そしてこんなタフな人を演じられるお二人は本当にすごいです。それだけで見応えがあります。
映画の評価軸は様々と思います。鈴木亮平さ>>続きを読む
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まずはじめに、高く評価されている方はアクション映画を好む方かもしれません。わたしはアクション映画を好まないので、低いスコアを付けたのだと思います。その点ご了承を。
高齢化社会という問題を扱ってるのと、>>続きを読む
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太陽といえば男性や父の象徴といわれる。だから男性的な家父長的な価値観が描かれているのだろうとすぐわかった。ただこの脚本がどのように描こうとしているのか初めはわからなかった。
この映画の謎としてアージ>>続きを読む
ぎこちなさ、素人っぽい演技。
演出なのか、そうなってしまったのか、はわからない。
演技は、滑らかさ、オーバーさ、意識過剰な間(ま)によって、それが演技であることを強調してしまう。
でもこの映画は、>>続きを読む
政治屋の平井卓也が勝つ、バカ正直の小川淳也は負ける、というこれまでの図式が入れ替わる。入れ替わった香川1区。
小川さんの演説や対話の良さを改めて感じる。でも、面白いのは平井卓也の演説だった。その周辺や>>続きを読む
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舞台の練習方法は、濱口監督のしていることに重ねられていた。その方法の意味は家福さんの言葉が戯曲と重なっていく様子があらわしていた。
ありのままを受け止めること、実は矛盾なんて存在しないこと。頭で考える>>続きを読む
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濱口竜介監督ということで観てみた。
あらすじから想像するに、期待はしていなかった。あり得ない話、でも脚本がうまい。
エンタメにならないように、こちらの期待を肩透かしをしながら、それは訪れる。
朝子は不>>続きを読む