荒野のジャバザハットさんの映画レビュー・感想・評価

荒野のジャバザハット

荒野のジャバザハット

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

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青年たちのグロウアップムービーだけどこれは、、、流石に味がなさすぎないか。心を動かすような物語構想だけどこの映画を見て俺も頑張って一歩を踏み出し成長しようと思う人いるのかな。。。

緩めのクライム物て
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.3

クリストファーノーランはとにかくびっくり箱を見せる事に全力を注ぐ人という印象で、その分毎回人間ドラマを描くと、とことん上手くいかない、というか割と蔑ろにするという自分なりの結論を出している。
その際た
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ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

4.6

学園という名の牢獄に召喚された悪魔との対決を描くウィノナライダー主演の大傑作。

ヘザーのみ入会できるヘザースの逃げられないオモチャとして日々過ごすベロニカ。食堂でいじめに加担する事にうんざりした彼女
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

1.9

なにこれ、ジェネレーションX世代はどうしようもない時代の産物ていう映画なの?

生きがいを見つけられず時の流れに身を任せ朽ちていく事に葛藤しながらも結局行き着くのはその事を考えずセックスしようぜ、て事
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ガンズ・アンド・キラーズ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

妻を失い野獣に戻る父、父を失い野獣になった男、そして父を失い感情を取り戻した少女という三者三様の影響を見せるドラマだがいかんせん小ぶりな内容というか。
娘に対する愛情を一切見せなかった父と感情を表に出
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.7

善と悪の熊、育て上げるのはどちらなのかは自分次第。あなたが悪いわけじゃない、しかし生い立ちの不遇を呪い憎しみを育て続ければ自分自身も大事な物も食い殺されてしまう。
トラウマを抱えたティーンエイジャーを
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.5

スーパーヒーローとして活躍するX-MEN達は素晴らしい連携プレイで弱気者を助ける。力の強い者が弱い者を助けるのは道理であると同時に、そうしないと彼らの居場所がなくなってしまうから。しかしミスティークは>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.0

ブライアンシンガーがいかに3を恨んでるかがよく分かる。ただ今作も新3部作といえば3作目なのでしっかり当てはまるぞ。。。

うーん、まさか凄いどうでもいいスーパーヴィラン物になるとは。
X-MENて全作
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

誰よりも長く生き続けた男は最後のほんの一時に夢に見た普通の幸せを手に入れる。
近づくもの皆傷付けてしまう彼はミュータントの絶滅と共に自らの人生も終わりにしたいと願う退廃的な日々、消化試合と言ってもいい
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.7

ブライアンシンガーが再び監督として戻った本作、こちらも前作に続いてかなり面白かった。

未来戦争を回避する為過去にウルヴァリンを送り込む逆ターミネーター設定はシリーズ最初の三部作、そして過去を描いた新
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.7

X-MENシリーズとしてだけでなくマシューボーン監督の中でも一番好きな作品になった。
露悪的なバイオレンスを描きがちな監督だが本作は物語として正当な怒りとしてハードなバイオレンスを見せてくるので物凄く
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

007は2度死ぬぽい部分はさて置き、、、とにかくチグハグというか。
冒頭の毒矢は卑怯者が使う道具だという強調が後半の話で生きてきたり、刀の握り方を教わった相手をその型で倒す展開などミステリー的にも物語
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.4

どんでん展開が多いので感情に乗るのが難しかったな。ウルヴァリンは改造前も手から出せたのね、骨的な?望まない力を強制的に与えられ苦悩する悲哀の人というイメージとは少し変わってしまったかも。
デップーのお
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X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

展開の多さから最後まで楽しめる内容ではあるものの不満もかなり多い。

メインキャラクターの退場が多い今作だがその退場のさせ方は全体的にイマイチというか、あんまりじゃね?

サイクロプスは確かに噛ませ犬
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夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

5.0

裏切りに対する制裁という絶対的な理由を胸に自身の心の本音から逃げ続けた末に見る白昼夢の様な終焉、モリコーネの曲にまどろみながら見せる追憶の原風景はこの世との決別の際に見る物としてとてもリアルで生々しく>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

あらゆる痛みから解放された近未来、進化と退化、保守と革命、科学と芸術等様々な方向から見つめる事のできるクローネンバーグ節全開な一本。全盛期に語り尽くしたボディホラーモノを熟年の技を光らせながらも落ち着>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

5.0

冒頭の銃撃戦はマカロニウエスタンの最高到達点でありあれ以上の映像美はないと言える程に美しい。

野心や復讐心を置いて何にも屈しない美しく逞しい主人公と共に新時代の幕開けを迎えた物語はウエスタンブームの
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.0

遠巻きに映し出される1分間の乗馬、撃ち落とされ迎えるオープニングクレジットはこちらの胸も撃ち抜かれる程に素晴らしい。ドル箱シリーズでは1番好きなオープニング。

渋オジ達の顔面アップ祭りは本当眼福です
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

5.0

イーストウッドを堪能する荒野の用心棒、渋いリーヴァンクリーフを味わう夕陽のガンマン、そしてイーライ・ウォラックの独壇場であり三人を楽しめる今作こそドル箱3部作のラストに相応しい大傑作。

マカロニの最
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ドラえもん 2112年ドラえもん誕生(1995年製作の映画)

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ドラえもんの悲劇から始まりどエロいどらみゃーこちゃんとの恋物語や劇場版第一作の敵役の登場、更には藤子・F・不二雄がドラえもんと出会うまでを描き30分の短編にかなり詰め込んだ内容の割にはまとまりのある仕>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

手塚治虫の漫画みたいな映画だったな。
人生讃歌。

生まれたばかりのよちよち歩きから見ている1人の少女が性を覚え思春期を迎え、そして親元を離れ世界の残酷さを知り様々な人との出会いにより自己を確立してい
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チンプイ エリさま活動大写真(1990年製作の映画)

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レジェンド声優たちのボイスを聴くだけでうっとりな40分。
お話は映画製作の舞台裏を描く様な内容だが正直わりとどうでも、、、キャラクター理解がないのでチンプイを読めば何となく掴めたのかな。

ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!(1994年製作の映画)

3.4

公開当時ぶりくらいに見たけど全然覚えてなかったな。
可愛くて普通に面白い、かなり狂った夢幻三剣士の同時上映としてはもってこいの作品。
子供部屋に図々しくも玉座を設けて座ってる3人、可愛い、、、シューズ
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ドラミちゃん 青いストローハット(1994年製作の映画)

2.5

コロコロ感が凄いというか、、、 他力本ガーなカカシに中々イライラさせられる。。。

ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!(1993年製作の映画)

3.4

ドラミちゃんシリーズ。
お前ら巣穴に滞在し過ぎだろ。。。

恐竜の生々しさもしっかり描いてて偉いなあと感心する。

ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

4.0

同時上映作品の中でもトップクラスに面白くて愛おしい。
農作物を抱えながら夕陽を背に歩く農作ロボ。ペタペタと響く足音がまた堪らなくノスタルジックさを強調していて凄く良いシーン。

これは本当に見まくった
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ドラミちゃん ミニドラSOS!!!(1989年製作の映画)

3.6

ドラミちゃん初同時上映作品。ミニどこでもドアのスラップスティックコメディは中々見応えがあり、その後のスーパーでの大迷宮描写も凄く面白い。
この頃の同時上映はハズレがない。

ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ(1981年製作の映画)

3.4

流石に前半の撒き餌が雑過ぎる気もするが、まあ可愛いから楽しい。

21エモン 宇宙(そら)いけ!裸足のプリンセス(1992年製作の映画)

3.5

アニメシリーズの2年後を描いた雲の王国同時上映短編。

ローマの休日ベースの物語で後半はチキチキレース物。ファナ姫のタイミングばっちぐーがとても愛くるしい。レース楽曲が印象的。
サクッと見れる感は同時
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エスパー魔美 星空のダンシングドール(1988年製作の映画)

3.8

夢という呪いの言葉と決別する事に第三者が介入するのは難しい。でも、作品としてなら背中を押しても良いじゃない。。。

冒頭で人形劇に熱狂する子供たち。劇場に駆けつけた観客を投影するような形で始まるこの物
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全部言葉で言われると説教くささしかないんだが…昔のドラえもんも綺麗事を言うセリフはあるけどここまで1から10まで言われると全く心に響かんわ。
芝山ドラへの愛情は感じるんだけど、こんなだったかなあという
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