このレビューはネタバレを含みます
本来バンクは自分の留学を駄目にされ怪我までさせられ、仕方なく計画に加わるしかなかった"圧倒的被害者"であるにもかかわらず、我々は彼が一刻を争う状況で更なる報酬を要求したり、しまいにはタンクの蓋を割って>>続きを読む
社会派作品だと思って鑑賞し結果、確かに社会派ではあったのだが、かなりアクション映画っぽいなという印象。
都合よく止み都合よく始まる"お約束"の銃撃戦、そこに挟まる少々ありがちでベタな人間ドラマ、これ>>続きを読む
正直全く合わなかった。
本作の大部分を占める、張り詰めた空気感の中で交わされるどこか悠長な会話劇が魅力的に映る人もいるのであろう。しかし個人的にはただただ長いとしか感じられなかった。イタリア語のくだり>>続きを読む
"タイムトラベルものならでは"なラブストーリーを求める人にはおそらく向かないであろう。原題が『The Time Traveler's Wife』であるように、本作は時間を行き来する"ちょっと変わった夫>>続きを読む
触れ込みにあるようなミステリー要素はほぼない。自然を愛し、大切なことは自然から学んだ女性の数奇な人生を描いていると思う。
劇中の言葉を借りるならば、"捕食者"の優しい言葉を並べているのにどうも好きに>>続きを読む
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ジムもまた被害者であることや、彼が自らを犠牲にして船を救ったというある種の"オーロラへの贖罪"を果たしていること、そして一度は愛し合った仲であることから、ラストのオーロラの選択はわからないでもない。が>>続きを読む
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もう至る所でネタにされていた元ネタをやっと鑑賞。期待値が高かったからというのもあるが、単純に個人的にハマらなかった。
・「命の重さを思い知らせるため」という倫理的な動機に対してやり方はサイコパスなの>>続きを読む
鑑賞後ストーリーを整理しようかと考えたが、そうすればするほど、頭で理解しようとすればするほど、鑑賞直後に抱いた決して嫌いじゃない感覚を駄目にしてしまいそうなので、個人的には"考えず感じる"映画として何>>続きを読む
主人公はさすがの美しさ、露出の多いコールガール姿で銃を構えるという"いかにも"な女性スパイ像には笑ってしまうが、なんだかんだずっと華やかな画が続くので目では楽しめる。
しかしながら、その華やかな画の>>続きを読む
冒頭からスタイリッシュに展開されるスピーディな物語とアクションに釘付けになる。が、個人的には冒頭がピークだった。
それはこの映画をスパイ映画として観てしまったからで、能力は抜群だが少々難ありの異国の>>続きを読む
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"夜の来訪者"これ以上ない邦題。
彼は労働者階級の女性を代弁する存在だったってことかな。写真を一枚ずつ見せたことがミスリードに説得力を持たせる仕掛けだったとは。そして確かに一家は酷いことをしたかもしれ>>続きを読む