pepperさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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四月物語(1998年製作の映画)

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四月って好きじゃなかった。
入学や進級なんかで馴染んでいた環境が変わるから。
春だ桜だってまわりは浮かれてても、そんなのどうでもよかった。
大学に入学した時を思い出した。
立て看、学食、生協、変なサー
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どんな映画か全く知らないまま見始めて大正解!
キャシーの実家や働いているカフェのパステルカラーの感じと、キャシーの投げやりで雑な言動がかけ離れていて違和感。

ほんとに胸くそ悪い事件だけど、作品全体に
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

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椿の花の蜜を吸っている夏芽の横をバイクで走り抜けるコウの流し目が素晴らしすぎる。
菅田将暉の横顔美しいなぁ。
鼻とアゴのライン最高!
大友がホントにいいヤツなんだけど、やっぱりどうにもならないよね。コ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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本も読んでいたのだが、映画の方がスッと共感できた。
主演の二人がいい。韓国映画にありがちな感情的に怒鳴り合うような喋り方が苦手だったので、韓国映画もオシャレになったなという印象。
正直、国も世代も違う
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ドリーム(2016年製作の映画)

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とても気持ちのいい映画。

色々な差別や偏見も本人の実力と勇気
があれば、理解者が出てくるものなのか…

心身ともに健康で才能にも家族にも恵まれて、ある意味とても幸せな女性達なんだなぁって思った。
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PLAN 75(2022年製作の映画)

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死なない限り確実に来る未来。
私なら申し込みます。

でも、プラン75だと生きたい老人にプレッシャーがかかる。
ある一定の年齢が来たら、人知れず楽に死ねる薬が届くのはどうだろう。
絶対、人に言ってはい
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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マリコの遺骨を奪って行くシーンがクライマックスかと思いきや、そうではないんだね。
ここまでマリコを痛めつけた父親はちゃっかり再婚してて、後妻は良い人っていうのはなんなんだ?
二人とも子供じゃないんだか
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

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家で見られてよかった。
嗚咽する程泣いてしまった。

どの場面を切り取っても一枚の絵画になるような深さと美しさ。素晴らしいの一言。

ディズニーのカラフルで可愛いピノキオとあまりにも違ってリアルな木の
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

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素晴らしい映像。
この技術があれば動物園いらないかも。

神様はこんなに色々の生き物、よく作ったな。
でも全部人間の価値観だもんな。
ライオンは百獣の王だとか、ハイエナはずる賢そうとかさ。

動物達が
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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カッコイイパパと美しいママ、深い愛で包んでくれるおじいちゃんとおばあちゃん達が最強です。
宗教を巡る紛争よりも、家族愛の方が心に残った。
低く垂れ込める雲が流れる空。
同じ様なレンガ造りの家がならんで
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

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鎌倉と古書店の雰囲気は好み。
でも好きなのは分かるけど「本、本…」ってしつこい。

あと、どうしていつも太宰治?って思う。
なんかワンパターン

それにしても、鎌倉の切り通しに佇む東出昌大…カッコイイ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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とても優しい気持ちになれる作品。

セリフにわざとらしい所が無く、素敵な言い回しに何度も画面を止めて聞き返した。

育ちとはいえ、親の価値観をそのまま受け入れている華子に驚く。ちょっと我慢すれば…とい
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

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なんだろう?
新しいタイプのホラーなの?
亀梨君…お疲れ様…

his(2020年製作の映画)

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渚と迅の恋愛よりも、空ちゃんの行く末の方が気になってくる。
父親は経済的に不安定なゲイのカップル、シングルマザーの母親にも余裕がなく、実母に頼らざるえない環境。
自分達もゲイだということに傷つき、都会
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ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

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このシリーズ、色々あるみたいだけど
やっぱりジェットコースターの
ポスターが最高。
夜の遊園地のちょっと怖いワクワク感が、高校生の主人公達にピッタリ。
ほんとにジェットコースターって並んでる時から怖い
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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色んな見方があるけれど、私はヤングケアラーの映画として見た。
「娘が健常者だと分かってがっかりした、お互いに理解できないと思ったから。」という母親の言葉にはビックリした。
そういうものか…と。
前半は
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

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納得だ!そういうことね!
生まれた環境で、180度変わるもんね。
1番若い彼はどうなるのかな。
そこまで、見せてほしかっかな。

呪詛(2022年製作の映画)

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眠かった。
最初の意思の力で操作できるという、2つの動画は新鮮で、ワクワクしたのだが…

呪文を、拡散してみんなに祈ってもらうというのが、今どきなのか。
そもそも、心霊スポット巡りの軽いノリでズカズカ
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

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最後、ひゃっほー!と叫びたくなった。
中途半端な不倫なんかするからじゃ!
軽くて、後腐れのない千佳と違って、佐和子はいい女なんだぞ。その分怒らすと怖いんじゃ!
金子大地の新谷先生が、当て馬なんてありえ
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くれなずめ(2021年製作の映画)

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馬鹿馬鹿しくて、せつなくて。
アラサーの少しくたびれた大人になった6人。
高校時代の帰宅部のゆるい繋がりで卒業してからもそんな感じ。
地方の公立の共学校の埃っぽい感じ。自分の高校時代を思い出す。
特別
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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前作のトップガンは観たものの、あまり印象には残っていない。
デンジャーゾーンの曲も好きじゃない。
でも高評価の嵐なので行ってきた。
ウン!面白かった。
トムクルーズが、ニカっと白い歯を出して「ドヤ!」
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バクマン。(2015年製作の映画)

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痛快!佐藤健と神木隆之介が高校生役で画面を走り回ってくれてるだけでパワーをもらえる。
ペンを走らせる音や紙がめくれる音が気持ちいい。
漫画が原作というハードルの高さを、逆に独特な映像でクリア。
ワンダ
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さがす(2022年製作の映画)

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相当凄いのを見てしまった。
ただ、凄惨なだけでなく、救いもある。
この作品が、どんなふうに私の血となり肉になっていくのだろう。


一回見てレビュー書けないまま、もう一度見た。
3人の視点からの物語が
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

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北欧暮らしの雑貨店のサイトをよく覗いていたので、最初は「あ〜こういう感じね」ってちょっと斜めに見てた。
青葉家に居候としてやってきた優子のひと夏の物語がメイン。
できる母と自分を比べて、先が見えなくな
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

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全編を通して心地よいハワイの風が吹いている。
美しい風景と美味しそうな料理の数々。
のんびりと穏やかな時間が流れているホノカアだけど、住んでいる人達は皆んなそれぞれの人生を生き抜いてきたのだろう。
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サイコ(1960年製作の映画)

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白黒映画だけど、気にならないほど集中して見ていた。
この時代に多重人格をテーマにするって
すごく新しかったのかも。
最後のノーマンの顔が一番怖かった。

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

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二人とも子供の頃、親にひどく傷つけられた経験があったので、良い親になり子供を守らなければという意識でがんじがらめだったのかな。
やっちゃいけないと思えば思うけど、そっちの方向に向いてしまうというか…
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エクソシスト(1973年製作の映画)

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45年以上前の作品なので、リーガンの首が回る所などは多少ぎこちなさはあるものの、それを上回る重厚感。
最新医学を駆使する病院。
それに対する母親の絶望感が悪魔祓いという手段に一縷の望みを託す。
現代人
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明日の食卓(2021年製作の映画)

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何処の家庭にもありそうと思わせておいて…でもこんな風にはならんだろうって感じ。サイコパスって何?
カメラマンリストラ夫、マザコン夫、グズ弟と3パターンのダメ男たちもありがちな設定。
ドラマだったら、見
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ゴーストシップ(2002年製作の映画)

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普通に予備知識なしで映画館で見ても、
元取ったって思える面白さ。
帰り道、会話が止まらなくなるヤツ。
やっぱり最初のシーンと、少女の追想シーンが見応えあり。
海洋ものホラーは夏にはいいね!
涼しくなり
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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全く知らない作品だったけど見て良かった。超おすすめ!
不安定で、何をしでかすのか分からないハンター。漂う不穏な空気に目が離せない。
誰かの決めたお仕着せの幸せじゃ、人は幸せにはなれない。
ハンターの心
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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フランスの海辺もいいね。気怠くて。
湘南でも、ウェストコーストでもない、独特な海の色と空気感。
それにしても大人達、よく喋る。恋愛感だったり、言い訳だったり。
でもポーリーヌの言う事が一番シンプルで共
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オールド(2021年製作の映画)

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面白かった!
なんかいい感じのホテルで、サービスもいいし、ビーチもきれいだし……
な〜んて言ってる間に息つく暇もなくすごい展開!
グロいとこや生々しいとこをあからさまに見せないとこが、なかなかお上品じ
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星の子(2020年製作の映画)

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新興宗教にはまっている両親と、その両親に育てられた娘の話……洗脳、束縛、監禁…と物騒なイメージが浮かぶがそんな事は全く起こらない。
芦田愛菜、永瀬正敏、原田知世、この三人が親子なんだもの。
フラットに
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オアシス(2002年製作の映画)

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これがおとぎ話ならジョンドゥとコンジュの愛の力でかかっていた魔法がとけ、二人は将軍とお姫様になり幸せに暮しましたとさ…となるのかな。

時々コンジュが健常な女の子になるシーンが幸せ過ぎて、どうかずっと
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