ハナガサイタヨさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.7

23年 111本(劇場84本)

明るいトンマナの恋愛物語で1番好きな作品かもしれない。
まず、目ギンギンでぶっ飛んでる主人公が本当すこ。いつもこれ系で躓くのが、なかなか主人公に感情移入できないという
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セッション(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

23年 110本(劇場83本)

『ファッキンフレッチャァァァアァ!!!!』

アンドリューがとにかくひたすらカッコ良すぎる映画。
血塗れでフレッチャー教授に襲い掛かるのとか、誇大妄想で彼女振って音楽
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千年女優(2001年製作の映画)

4.6

23年 109本(劇場82本)

虚実入り乱れる構成が独自固有でとにかく惹き込まれる、、。!
恋であり愛であり呪いであり狂気。恐ろしいほどに真っ直ぐな主人公が余りに魅力的。
これだけの熱量を90分未満
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.7

23年 108本(劇場81本)

素直に感動する自分が半分、思春期コンプレックス大爆発で吐血しそうになる自分も半分といったところ^^;
半分でも素直に感動できるだけ、ワイも大人になったと思ふ。

マガディーラ 勇者転生 <完全版>(2009年製作の映画)

4.4

23年 107本(劇場80本)

RRR、バーフバリに続いて鑑賞。
100%良い意味でのぶっ飛び具合はこの時からのようで、最高。
3作品観てから気づいたが、ラージャマウリ監督は、報われない結末となった
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.2

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23年 106本(劇場79本)

主演のラームチャランが魅力的なのは勿論、相手役の女優さんもめちゃよかった。
序盤恋愛パートの難聴であるが故のミスコミュニケーションとか、笑っちゃうし微笑ましいし、最高
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AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

4.1

23年 105本(劇場78本)

サイバーパンクな風景、ナンバーズたちの何とも言えぬ不気味さ、厨二病心をくすぐる謎めいていて哲学味のある世界観、そして何より鉄雄というキャラクターの魅力。古臭さを一切感
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裸のランチ 4Kレストア版(1991年製作の映画)

2.9

23年 104本(劇場77本)

めっちゃキモくて、さっぱり意味は分からなかった。とはいえなんかクセになるのも分かる。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.3

23年 103本(劇場76本)

子供の頃同調圧力に屈して捻じ曲げられた価値観や振る舞いを思い出した。
そうやって忘れてた苦い記憶を思い出すほどにショッキングな物語。
何気ない描写一つ一つからリアリテ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.1

23年 102本(劇場75本)

見終わった直後、ワイの感性ではさっぱり分からなかった。てへ。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.5

23年 100本(劇場73本)

大分不思議な話だしある意味予定調和的でもあるのに、王道サクセスストーリーのごとく主人公に感情移入し興奮する、、!!

あまりに主人公にとって幸運な偶然が重なるので、ご
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

23年 99本(劇場72本)

ライオネルがカッケェ。特に最初の対話は痺れた。
地味な話だし、好みなテーマではないが、十分楽しめた。
ファックファック!!ファック!とか最高やったわ。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.1

23年 98本(劇場71本)

幸か不幸か物語の本質とは異なる視点でフィーチャーされてしまった作品。
とはいえ、大航海時代をモチーフにした文脈なしの人種ミックスにしたのは、個人的には良かったと思う。
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オールド(2021年製作の映画)

3.9

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23年 96本(非劇場26本)

いやはやシャマラン先生らしいエッジの効いた設定。
この設定を存分に活かした表現がいちいち面白い、、。!
医者と妻の死ぬとことかは、なかなかの見どころ。
ラストのオチは
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.3

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23年 93本(劇場69本)

途中までは、いやまあアメコミヒーローやしな、まあ普通にオモロイっちゃオモロイよな。そんな期待はしてないけど。くらいの感じで観てたけど、はっきり言って舐めてました、、、。
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.9

23年 92本(非劇場24本)

安定の面白さ!
グリーンゴブリンに続いて、道を踏み外した科学者(ピーターパーカーがなってしまうかもしれない未来)としてのヴィランたるドクターオクトパス。

MJ色々言
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異端の純愛(2023年製作の映画)

4.2

23年 91本(劇場68本)

『僕は、どうかしているんだと思います、、。』

これが日本一の変態井口昇か、、!
押見修造信者のワイ、恥ずかしながら井口監督作品を初鑑賞。
いやはやとんでもない映画や。
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

23年 90本(劇場67本)

複雑な事を複雑なまま表現できるのが映画。
事実を認識するのは原理的に不可能。なぜなら認識する事で個々の認識によるフィルターがかかり、主観になってしまうことは不可避である
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波紋(2023年製作の映画)

3.9

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23年89本(劇場66本)

『パンッパパンッ!』

いやはやとにかくラストシーンが最高。さながら、母なる証明の例のあれを思い出させた。
色々と馬鹿馬鹿しすぎるのはその通りなんだけど、それが許されるト
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.2

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23年 88本(劇場65本)

『僕はここにいる。ちゃんとここにいる。だから、愛してほしい。』

前篇と対になり後篇はバリカン健二の物語。
賛否両論必至のあのラストは心に重くのしかかった。

新宿新次
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.3

23年 87本(劇場64本)

『ぶっ殺してやるからなぁぁああ!!!』

ラストシーン最高過ぎてに震えた、、。
逮捕される時のナイフで切り付けるシーンや、なによりラストのKOした相手をその後も殴り続け
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少年と犬(1975年製作の映画)

3.4

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23年 86本(劇場63本)

未来惑星ザルドス的な、文明が荒廃したディストピアと、ユートピアの皮を被った都市型ディストピアはすこ。
だけど、そこまではまれんかったなぁ。あっけらかんとやるあのラストは
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渇水(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

23年 85本(劇場62本)

『このままじゃだめなんだ』

終盤まで起伏は少なく、ひたすら淡々と進んでいくのに、不思議と引き込まれる。
玩具の拳銃が出てくるシーン、どう考えても玩具なのに、ハラハラし
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マルサの女(1987年製作の映画)

4.1

23年 84本(劇場61本)

なんでこんなおもろいんや。
印象的すぎるBGMもそうだし、急に踊り出す山崎努とか、もうとにかく1つ1つの演出が最高。現在の邦画大作系にも是非とも見習っていただきたい、、
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

4.4

23年 83本(劇場60本)

とにかく主演の、バヤルツェツェグバヤルジャルガルちゃんの存在感が圧倒的すぎる、、。、!!!

最初の芋っぽい状態から、既に役としての魅力は十分あるのだが、髪型が変わり、
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.3

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23年 82本(劇場59本)

悪かったわけではないんやが、いかんせん1が面白すぎた、、。

1の魅力についてになってしまうが、
ジャユンが実は最初から意図してやっていたという、ベタだけど心踊るドンデ
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.3

23年 81本(劇場58本)

あまりに血が通いすぎて、途中何度か身震いするシーンがあった。
コミュニケーションに関する嫌な思い出と、否応無く向き合わせられる、、。
想像を遥かに超える、力強さのある映
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

4.2

23年 80本(劇場57本)

レビュー書けるほど理解はできなかったが、おもろかった。気狂いピエロと勝手にしやがれは眠くなってしまったんやが、これは全然ならんかった。
哲学とか好き民なので、分からない
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お葬式(1984年製作の映画)

3.8

23年 79本(劇場56本)

リアルでありコミカルでもある、お葬式ムービー。
劇的なことが起こる訳でもないのに、いちいち面白く、常に物語に集中させてくれた。安直な手法に頼らない上品な映画。
珍しい構
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カーズ2(2011年製作の映画)

2.7

23年 78本(非劇場23本)

3が面白いと聞き鑑賞。珍しくながら観。最初のカーズとは別物。
個人的な感想として、あまりにポジティブで明るいメーターに感情移入するのが、無理やった、、。(自分が卑屈な
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

23年 77本(劇場55本)

良い感じの不気味さ怖さがすこ。ドラマもおもろかった。ドラマと共通したことやが、『スタンド』という概念をあえて提示せずに、特別な能力を持った主人公と摩訶不思議な事件という
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.6

23年 75本(劇場54本)

他の人のレビュー見てる感じ、韓国版観てからのが楽しめた感あるな〜
とはいえおもろかった。
個人的に、これだけエンタメに振り切ってるならば、ラストはもっとスッキリした方が
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