月月子さんの映画レビュー・感想・評価

月月子

月月子

正欲(2023年製作の映画)

3.1

面白いけどどこか感じる浅さ、朝井リョウが原作と知り納得。

パレード(2024年製作の映画)

4.0

温かい映画。豪華キャスト陣の演技が自然でよかった。

辰巳(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった、非常に引き込まれた。

何よりストーリーが面白いのと、俳優陣の演技が良い。遠藤雄弥は1人レベル違いの顔の良さで華があった。森田想は演技が上手すぎて、問題児らしい問題児の序盤も、あどけない1
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

ミュージカル映画なのにエマ・ストーンの歌はあれでいいのか?
ドキドキハラハラは一切ない、心の安寧を保ったまま気楽に見られる。予定調和が好きな人におすすめ。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

2.8

最近見た「ちょっと思い出しただけ」と同じような、過去を遡る系の映画。そういえばどちらも伊藤沙莉ちゃんが出ている。エモ系の映画に使われがち?

退廃的な雰囲気は嫌いではないが、悪い意味で気になったシーン
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.9

子供向け。ジブリっぽさ満点で楽しい映画だけど、ジブリ作品と比べると劣った点が目立つ印象。特にストーリー面。あっさり終わってしまって盛り上がりに欠けていた。

佐藤二郎、小日向文世の声優としての演技は微
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

アン・ハサウェイがめちゃくちゃ可愛い。おしゃれなファッションに身を包んで垢抜けていく様子にワクワクする。やはり名作は面白い。

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.1

最高に面白い。映画はこうじゃなくちゃと思わさせられる。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.4

最初はよくあるエモ恋愛映画かと思ったけど、想像以上に引き込まれた。演技が自然。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

石や階段の映し方が巧み。想像以上にシリアスだった。
寄生ではなく共生するには?

さかなのこ(2022年製作の映画)

2.9

のんの演技が素晴らしい。どこまでが本人の素で、どこからが演技なのかすごく気になる。

映画としては別に面白くない。ひたすらに平和で退屈な印象。ほのぼの映画を観たい人にはいいかも。ミー坊は周りの人に恵ま
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.3

観ていてしんどかった。
評価を見ていると、母親を責めるものが多く、現実の世界同様父親の存在が透明化されているのが悔しい。

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて。

カット1つ1つにこだわりが感じられる、監督の想いがこもった映画。辛い経験がありながらそれを乗り越え前を向いて生きようとする3人の女性の姿に強く胸を打たれたし、光が差すような気持ちになっ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

女性がいがみ合うのではなく連帯するのが良い。

バイオリンを演奏するシーン、弾き真似が上手くできないならいっそのこと近くで映さないでほしい。没入感が失われる。

ラストシーンも不満。

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

4姉妹の演技が良い。
広瀬すずと前田旺志郎の演技力の差に驚いた。
この作品は広瀬すずがいなければここまでのものにはならなかったのでは?

この映画にお色気シーンは不要だと思う。冒頭の長澤まさみの下着姿
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

母の愛とそれに応える家族の愛。美談にしているけど、母親に死ぬ間際まで無理させすぎじゃない?

安澄が体操服を脱ぐシーン、絶対いらなかった。監督男だろうなと思ったら案の定。勇気の示し方はもっとあったはず
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

あまりのあたたかさ、登場人物の心の綺麗さに思わず泣いてしまった。

複雑な過去を持つ優子がこんなに真っ直ぐ育ったのは、本当に素敵な人たちに恵まれて、大切に育てられてきたから。現実ではこんなに素晴らしい
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この家族を救うには、誰がどうすれば良かったのだろう。

まずは、秋子は典型的な毒親でクソみたいな母親だけど、彼女もまた社会における被害者で、適切なケアを受けられなかった人間だと思う。

周平は言わずも
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

最強にハートフル、こんな映画みたいな話が実話だなんてびっくり。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

1.0

クソつまらねぇ。
ストーリーは全く面白く感じなかったが、小ネタやギャグを楽しみたいタイプの人は楽しく観られるかも。

母性(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

不穏なカルト的な雰囲気に引き込まれた。登場人物全てに欠点と共感できる場面があり、誰か明確な悪者がいる訳ではなく、だからこそ胸が苦しかった。(夫と義母は悪い面が目立ってあまり共感できなかったけど)

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

所謂「無敵の人」が社会、権威に報復するストーリー。社会福祉の重要性を再認識した。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

想像と全く違う映画だった。冒頭戦時中のシーンを観た段階では日本の右傾化、軍国主義の復刻を嘆き、一人一人の行動の変革を願うような映画だと思ったけど、全然違った。

もう少し自分の中で咀嚼する時間が必要。