LIBE21SPEXさんの映画レビュー・感想・評価

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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

ライトなクライムもの。失敗するのかと思って焦って見ていたが、よかった。

誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.3

リーアムが強いのでホッとするが雰囲気の暗い映画。そういうのが好きならあり。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.1

バランスが良い。何回かいい間が入るのが印象的だった。
難しすぎず、泣かせすぎず、飛躍し過ぎずで、トータルで優秀だと思う。

来世を期待したことが発端で、そこに来世からのリターンがあるわけだね。

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.8

人生すべてがウソだ、でもそれでいいんだという気持ちにさせる不思議な一本。

詐欺・トリックものだがギャングものではなく暴力や殺人は少なめ。人間はしっかり描かれており、俳優陣も演技派だ。

途中すべてが
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

マットデイモンの一人芝居を十分に楽しめる映画。火星が美しい。

知性、計算、テクノロジー、アドベンチャー、ヒューマンが程々に盛り込まれていて、こういう全方位的に安定した映画は「バランスもの」あるいは「
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

傑作とは思わないが、バランスのとれた良作だと思う。

タイムループという基本的な仕掛け、少しずつ進む謎解き感、戦闘とアクション、キャラクターの魅力、ラストのハッピー感まで全体としてよくバランスされてい
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

今見ると「昔の映画なのだな」と思うが、今の個人撮影動画くらいのよい軽さがかえって面白く感じられる。

今日的には、テーマ曲とマシュマロマンの登場がすべてであり、その登場をゆるく楽しむ映画だ。

ペット(2016年製作の映画)

3.4

映像はとにかく強力。とくにニューヨーク街の描写がキラキラしている笑。音楽も今風。
ストーリーはドタバタだが、分かりやすい展開で子どもは楽しめるだろう。

御法度(1999年製作の映画)

4.1

「狂気」といえば、この作品が描いた人間集団の静かな狂気は印象深い。流石は大島渚、という迫力のある空間意識に殺陣もビシビシと決まり、なんとも機密性が高い。
個人的にはビートたけしと崔洋一の土方・近藤コン
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

これも大変優れた作品で繰り返し見に耐える。人間愛ありミステリーあり知的シーン(暗号解読、数学)ありで、見る人によっては最高に楽しめるだろう。ナッシュ教授と妻アリシアの闘病、教授の人生と数学的着想に敬意>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.7

まあ何度見てもフォレストガンプは最高だ。「人生」とアメリカ現代史とが同時に楽しめる構成も秀逸だし、しっかりと「人間」を描いている。
ただこの映画は「アメリカ政治文化パロディ」というようなものなので、そ
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ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.9

こういう自然なドキュメンタリーはいい。レストランや関係者のヒトとシゴトをよく切り取って綺麗に写している。ノーマ氏の果てなき挑戦とその成果、また北欧の自然風景は見応えがあり、「食」と人間との関係について>>続きを読む