LIBROさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

5.0

人間をここまで変えてしまう戦争の異常性を際立たせた映画。
前半が余りにも有名なだけに、後半を尻すぼみと思うかも(そんなことは無いけれど)。後半はキューブリックが飛行機嫌いで、全てセットだがとてもリアル
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.7

前作同様秀逸。前作のヒロインが急に退場するのが少し残念。今回はホームズがかなり武闘派だが、無敵でもないし、近接戦闘は原作でも強いので、違和感は特になし

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

4.0

ホームズを知らなくても、ミステリーが苦手でもストレスなく見れる良作。黒魔術を絡ませて時代感を出しつつも、ちゃんとしたタネがあって肩透かしにはならないはず

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

急に実力アップしすぎなご都合主義はあるけれど、総じて良い。クリードのシリーズは総じて好み。1番の悪役はドラゴの父親の元妻なのは間違いない

グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

4.0

ロビン・ウィリアムズの面目躍如。マシンガントークだけじゃなく、戦いの最前線のシーンこそ無いが、戦争についてもきっちり語っている映画
何ならジョークを織りまぜた、ゴリゴリの反戦映画なので、後半にかけて作
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U-571(2000年製作の映画)

4.5

数多ある戦争映画の中で、名作の一つ。もっと知られるべき作品。潜水艦という密室での緊迫感が唯一無二

座頭市物語(1962年製作の映画)

4.5

渋い、渋すぎる。思った通りのストーリーなのに、勝新太郎と天知茂の醸し出す言い尽くせない雰囲気が作品を包んでいて堪らない
歴史的にも名作で、映画の教科書的な面もある作品だが、十分今でも面白いと思う

野獣死すべし(1980年製作の映画)

2.0

ハードボイルド作品としての完成度は高いが、私の肌には合わなかった。岸田森(特に「怪奇大作戦」の「京都買います」に出た時の岸田森)がいなければ、今作の松田優作は存在しなかったと思う

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.5

軽妙な音楽にのって、軽妙に強盗するストーリー。何とも風刺的なラストには驚いた

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.7

2006年の犬神家も見たが、こっちが良すぎる
ルパンの音楽を担当する大野雄二の存在感が光るのでBGMの存在感が強く、金田一が走るシーンにルパンかのようなリズミカルな劇伴が流れたりする
何と言うか、日本
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日本沈没(1973年製作の映画)

3.5

終わり方含め、何とも救いがない結末
この当時としては、こんだけリアルな災害シーンをよく作ったな〜と思う
「シン・ゴジラ」に近いタイプの作品だが、今作の方が、より政治的な部分が描かれている

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

5.0

個人的には西部劇の最高傑作だし、西部劇を知らなくても見て欲しい。今なお色褪せない傑作。3人の主人公たちの結託と裏切りとの流れが秀逸
ただ時代背景含めて映画全体、行動も心情も説明がほぼ0なのでそこを読み
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利休(1989年製作の映画)

4.0

史実に沿ったストーリーなので、驚きやどんでん返しは無い。
でも、茶の湯という芸術を大成させた千利休が、茶の湯が武士のたしなみになることで、秀吉によって政治の世界に放り込まれる。そこでの利休と秀吉のなん
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

スピンオフ作品なのに、高レベルな作品。正直見るまで、バカにしてた。ロッキーが主役から降りたことで、いい具合の存在感に収まり、主役とのバランスもgood
ファイトシーンも前作までの超人の喧嘩と違って、ち
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

いつもの新海監督のストーリーって感じ。映像が綺麗なんだから、説明を深く入れないでもっと映像で魅せて、語ってもいいと思う。みんなハッピー!な終わり方にしなかったのは好感。
ただあまりに、女性を性的に捉え
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リオの男(1964年製作の映画)

3.7

吹き替えが野沢那智だったからか、ジャン・ポール・ベルモンド演じる主役がお茶目なルパンに見えた
オープニングからしても、60年代の作品とは思えない。スピルバーグが「劇場で9回見た」と語るのも、誇張では無
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.5

王道展開にジョークを沢山散りばめた作品。出演者は黒人がほとんどでありながら、ヒットした意味は歴史的に大きい。エディ・マーフィとアセニオ・ホールの4役での演技は流石

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.5

悲しいけれど、ランボーは戦場でしか生きられないのだろう。根拠は無いが、そう思わずにはいられない一作
戦うまでが長く、ラストの乱戦もランボーのやり場のない思いの表現とすれば、これはこれであり

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

ジブリの作品にある、見終わったあとのフワフワ感というか、掴みきれない感じがこの作品にもあった
宮崎駿は自分に向けて「創造的人生の持ち時間は10年だ」と言ったのだろうか
死が常に作品を覆っていて、それは
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