被害者のことをたくさん学んできたつもりだったけど、被害者がいるということは加害者もいるという簡単な事実に気づかなかった自分が恐ろしい。
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岡山の自然は美しく、秋津荘のセットも誰もが郷愁を感じるような鄙びた温泉で惚れ込んでしまった。
周作の方が賢く生きる方法を体得したのだろうが、その過程で失った人間的な部分が妙にリアルで、最後まで自分の>>続きを読む
設定的に、泣かせにくる映画かしら?って思ってたけど見てみるとなんとハチャメチャで、そしてひたすら暖かい映画でした
その暖かさはストーリーのみならず、絵からも受け取ることができるもので、ひたすら現実に>>続きを読む
ガンダムSEEDを愛する人のための映画でした!
SEED DESTINYの終了から20年、続編を待ち続けたファンがいると思うと、最近見始めた僕からすると本当に頭が下がります。
2時間でこの大きな戦>>続きを読む
初めて1980年代のゴジラ映画を鑑賞。
まだVFXもない時代の、昔ながら特撮だったが演出が優れていて、ゴジラが都市を破壊するシーンはちゃんと怖さを感じた。
またこの映画を見るきっかけにもなった、子ども>>続きを読む
正統派ゴジラ映画。
VFXの進歩を感じさせる、より現実感のあるゴジラの破壊シーンは心底恐ろしかった。
IMAXで見ることができるなら、絶対にIMAXで視聴するべき一作。
加えて演技も戦争の記憶がまだ色>>続きを読む
最初から最後まで画面が美しい!けどこの時代の中でのストーリーはリアルに描かれていて、考えさせられるものがあったね
フランス映画って勝手に苦手意識あったけどまさがきと見たら要所要所で地味におもろいシーンが多すぎて笑ったしこれほんとはカナダ映画だった
小津映画は本当に愛と可愛さに溢れているなとしみじみ感じた一本。
繰り返しこの題材を描いているが、やはり何個もの家庭を一本のお話にまとめる脚本力はすごい。
また「電報って電車の中で車掌さんに頼むもの>>続きを読む
なんだこれ…自分が見たかったのはこういう映画なんだなって気付かされた
ロボットアニメだがロボットをほとんど出さず、攻殻機動隊にも繋がる都市景観が延々と流れるシーンや、車内での例の如く難解なセリフ劇な>>続きを読む
これIMAXで見たかった〜!
後半急に話が見えてきて面白かった
功名心に駆られて傲慢になると痛い目に遭うって言う話だなぁ
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前作に続いて視聴。
絵柄の変更が良いか悪いかはともかく、80年代SFのエッセンスを感じられて良かった、特に東京破壊シーンは圧巻の作画
こういう地球と人類の関係について考える作品がこの時代に多かった理由>>続きを読む
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色々と設定にしてツッコミどころはあるけど、マトリックス的な虚構vs現実の構図を1985年に既にやってしまっているのが凄い!
また80年代東京の風景が細かく描写されており、『その時が人々にとって一番いい>>続きを読む
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名作の中の名作と言われる作品を遂に鑑賞しました。
新しい撮影技術とか脚本にフォーカスが行きがちだけど、このお話の本質って親の愛の欠落だよなぁと思いました。
「バラのつぼみ」と書かれたソリが燃えるラスト>>続きを読む
とりあえず勇ちゃんの「I love you」が可愛すぎるから見てほしい
他人とする何気ない挨拶とか天気の話とかって無駄だけど大好きで、それをストーリーの動力として大事にしてきたのが小津映画だし、この映>>続きを読む
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わからないと言ってしまえばそうだけど、逆に私たちがわかる、解説できる、全てに意味がある映画やストーリーに慣れすぎているだけでは?と考え、多様な解釈が可能なアート作品として捉えればこの映画の凄みを自分の>>続きを読む
初日に鑑賞できて嬉しかったです!
実写版はみなさんがおっしゃっている高橋一生さんの演技や製作側の原作への理解に加えて、音楽が素敵だなと劇場で観ていて思いました
ルーブルでロケも行ったとのことで、ストー>>続きを読む
毎回アクションや世界観もすごいけど、シビュラシステムって完璧に見えるけどたしかにこういう可能性とか欠陥も考えられるよなぁと常守朱を通して見せつけられる
中盤は明らかに押井守のイノセンスをオマージュして>>続きを読む
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60年代初頭の関西にはこんな美しい日本の風景があったのかと驚嘆した一作。
内容はまあ少しどろどろしているが、小津安二郎のその淡々さでくどく感じることはないし、最後の葬式のシーンはその静けさのなかに単な>>続きを読む
昭和の結婚=お見合いの時代を描いた本作は、当時の家族問題をストレートに描いているが、同時に小津安二郎の誰かを責めたり強制したりは決してしない優しさを作品の節々から感じた。
あと色んな小津作品を見て思う>>続きを読む
近年の新海誠長編3部作の中で一番良かった。3部作全てで「災害」を扱っていることから新海誠自身が「今ある風景が失われる様」に惹かれている部分はあることは否めない。でもそのテーマに対して単なる美しい背景・>>続きを読む
初香港前に見たいと思ったけど、90年代の香港の雰囲気が魅力的だった、後半ののパートも終わり方とか特に好きだけど、金城武のパートが特に印象に残ったなぁ
リアルで筋の通った脚本というより、心象風景を白昼夢>>続きを読む
ジブリでもTOP3に入るくらい好きかもしれない。
90年代の豊かで平和な東京と高知を、ジブリの目を通してノスタルジックに仕上げていること、何かと子供っぽさが残る高校生が大人になっていく時の揺らぎに惹か>>続きを読む
来月香港に行くので見た香港映画なのに、なぜかタイを感じると思ったら、やはりロケ地はタイでした。しかし行きたくなったのはカンボジアです。
カメラワークが洗練されすぎている。調度品もそうだけど、音楽の使>>続きを読む
「おもひで」は決して良いものばかりではない。理不尽なこと、幼稚なこと、思わず顔を覆いたくなるようなこと、この映画では自身のそう言った経験を間接的に呼び起こさせる。これは人によっては不快なものだが、彼女>>続きを読む
自分は地方出身だから美紀視点で見るわけだけど、この映画を通して、やっと東京と和解できたような気がする。
関わらない、関われない階層というのはあるけれど、当たり前ではあるが、それぞれ種類は違えど悩みはあ>>続きを読む
なんと良いショートフィルムだろう。淡々と流れるクラシック音楽にのせて、戦争・震災・そして復興という激動の時代が進む。
ただ1人の人間を微笑ませるというだけの物語は予想できてもなぜかこちらまで微笑んでし>>続きを読む
主人公は本当に信念を貫いたのか?愛する人のためだけに生きたのではないか?そう問いかけながら見ると深い作品。
実話を基にしているということで、彼女の選択が今の我々の世界を作っているという点も興味深い。>>続きを読む
一言で表すと最高のブラックジョーク映画!
「アルマゲドン」や「ディープインパクト」のように、彗星衝突というある意味ドラマチックな事態になった時に、現実ではどう動くのかというのが憎いほど上手く描写されて>>続きを読む
想像を超える映像への力の入れよう、綺麗事ではなくとも哲学的で、かつ人間的なストーリー、どれも魅力的な映画でした。
特にロケットのシーンは描き手が本当に描きたくてたまらなくて、全身全霊を注いで表現してい>>続きを読む
皆さん「DUNEを見るなら絶対にIMAX」とおっしゃていたのでIMAXGTレーザーで鑑賞してきました!
シリーズものだからでしょうか、全編を通して序章感があり、IMAXでなければ冗長に感じたかもしれな>>続きを読む
私たち日本人が見ることのなかったアメリカを知ることができた。社会階層に、貧しい地域に囚われる絶望に近いどうしようもなさに差す"おばあちゃん"という最後の救いに感動した。
またキーとなった本作の"母親">>続きを読む
「シンゴジラの元ネタでは?」というお話を聞いて鑑賞。
自衛隊の防衛出動、緊急放送のテレビ画面、生々しい都市の破壊と爆撃、政府の動き、たしかにシンゴジラに似ており、所々ギャグが交えられているもののその生>>続きを読む