2005年にしてはとても新しい映画に思える程上手く出来ているというのが、第一の意見。
タイトル通り、バットマンの誕生物語である。重すぎず軽すぎず。仕込んだユーモアだけでなく、何となく00年代特有のセン>>続きを読む
ファッションや色使い、選曲は流石のウェス。
クスッと笑えるブラックジョークも健在。インドの魅力を引き出す天才。なんだかんだで兄弟の絆を感じてくる素敵な旅。
一方で物語性は低く、そこが他の作品とは少し劣>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第一次世界大戦のむごさを感じるには充分すぎる作品。自分があのような状況に立たされたとしたらと考えると涙が止まらなかった。
親友を亡くし、それでもミッションを遂行せねばならない、強く生きなければならない>>続きを読む
3:26もある映画や。面白くないとキレるかもって思ったけど、これは個人的にアカデミー賞貰っても良いのではと感じる程ホンマに素晴らしい作品だった。
主演のフランク(ロバート・デ・ニーロ)だけではなく、ど>>続きを読む
グルジア出身の監督が描くヒューマン映画。
他人の人生をそのまま覗き込んだような自然な描写。
主役メラブ役レヴァンの精悍な顔つきが印象的。
LGBTや母国の閉塞感を本当に自然に描いていて、自己表現を大っ>>続きを読む
女と酒に溺れるイケメン…
ジュード・ロウがかっこいいから観ようと思ったけど、つまらなくて途中で観るのをやめてしまった。。笑
金銭的に恵まれない家族を非常にリアルに描いていて、凄い、とまず一言。
ここが最初の印象で、その後韓国ドラマのような若干のわざとらしさや恋愛における展開の早さは有れど、それは差し置いて普段はなるべく背け>>続きを読む
2007年の映画を今更見たので、アンナ若っ!かわいっ!カメラワーク古っ!というのが第一印象でした。
無論濡れ場が多かったのだけれど、あまり気にならないくらい遊女人生の儚さ、辛さ、もどかしさが露呈してい>>続きを読む
ティム・バートンが描くダーク・ファンタジーというから、見ない訳にはいかない!と思い父からBlu-rayを貰ったが見てなくて4年も経ってしまった…
アイディアとダークなテイスト、舞台装飾、衣装はお見事。>>続きを読む
最後は涙が止まらなかった。
色んな家族の形があって、複雑だけど、それでいい。それが人間ってもんだし、自分と相手は別個の人間だし、それぞれの事情や譲れないところがあり、それは仕方ない。
誰が悪いとか、自>>続きを読む
激的に「ウェス・アンダーソン」感満載!!
原作は別の方が書いたようだけど、箱庭のような美しい画面設計、ブラックジョーク等ウェスでどこもかしこも溢れている。
ストップモーションのぎこちない動きを上手く利>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの作風がいきいきしている。グランド・ブタペスト・ホテルと比べて、前作だと言われなくても分かる(つまり確実に彼は成長し続けている)のだけれど、彼の作風は好き。くせになる。
箱庭的な美>>続きを読む
映画館で観たけどそれほどではなかった。
犯人が、、あんまり好きじゃなかった。
そこまで悲しくもなかった、、、
1番好きなのは魔法の絨毯:^)
結局あといいのは、アラン・メンケンの気の利いたアレンジ!つまり、サウンドトラックw
個人的にはCGやり過ぎだよと思う所は複数あったけどアラブの雰囲気でカバーできたからよ>>続きを読む
ストップモーションアニメなのに、ベッドシーンをかなりリアルに描いていて(後から監督が普段の生活を細やかに描くのが得意な人だってきいたけど)気持ち悪いという意見が多かったけど、私は自然で緩やかな感情の動>>続きを読む
テーマは重いのになぜか観ていてスカッとしてしまう作品。後味は、レモンスカッシュみたいな。きっと人は感情を発散させる生き物なんだって、思った。
だから、前に進めるんだって。
けっこう観たかったから、やっ>>続きを読む
ラザロの人柄に打たれた。
ただ最終的に宗教的な要素が多かったのか分かりにくい部分があったので説明を読んでからもう一度観るのはありかもしれない。
何も他者に欲しがらない聖人のような(というか聖人か)彼は>>続きを読む
27さいの複雑な女心をよく捉えている。
フランシスの変なキャラクターにもちょっと共感ができる。くすっと笑ってしまう場面が沢山ある。お馬鹿さんなんだけど愛すべき存在。
20代後半になると色んなことに悩み>>続きを読む
ドクター・シャーリーとトニー・バレロンガの関係を通して、アメリカの60年代の闇が見える。まだ南部が黒人にとって危険だったころ。一つひとつの差別が私にはショッキングで見る度傷ついたがこれが現実。この作品>>続きを読む
実話を基にした映画。こんなに強情だとは!ビジネスで信頼を少しずつ勝ち得ていくディズニーはさすがだと思う。ディズニーがここまで巨大なシェアを誇る一つの社会現象を見た気がした。笑
このレビューはネタバレを含みます
自分の記憶を辿って故郷を探すというのはなんて途方もない作業に思えるだろう。自分の実の母親にこんなに会えない期間があるなんて、耐え難い。オーストラリアの夫婦が敢えて子供を産まず養子を引き取って育てるとい>>続きを読む
アメリカの暗い歴史を誇張することなく物語っている作品。アカデミー賞だけでなく、多くの賞を獲っているのは納得!重いテーマだが、現実に目を背けず知っておく必要がある。
パッツィー役のルピタに注目。彼女の演>>続きを読む
大人になったクリストファー・ロビンからしたら、とても面倒な事態なんだけど、少しずつ本当に大切なものは何か?思い出していく。
どこまでも優しい物語で、とても好きでした。
"何もしない"をする。
英語忘>>続きを読む
ここ数ヶ月で観たどのドキュメンタリーより良かった。いや、下手すると映画も入れて。
敬愛するJohn Williams,Hans Zimmer, Thomas Newman, Danny Elfman,>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
音楽と映像は良かったけど、悪役は悪役すぎるし経緯が説明されない事象が多くあったので脚本が良くなかったのか?あまり良くない。
熱くて目立ちたがりでそして孤独なフレディ。その主人公が音楽にかけてきた思いや、テイストにとらわれず伝説と言われるクイーンは、なぜそんなにみんなに愛されてるのか?が良くわかる作品。
最高のライブシーンは>>続きを読む
88歳のアニエスと、33歳のJRの凸凹コンビが織りなすほっこりドキュメンタリー。
フランスの各地を巡って、顔たちを撮るということのシンプルな構成の中だからこそ際立つ一つひとつのちいさなエピソード。
き>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
好きかどうかでいうと好きな映画だけれど、本当に悲しく儚い。彼らの体験は、覚えているようで覚えていられない。いたくない?
そうね。ちょっと、寝ぼけていて、夢とうつつとの境目を見い出せないなぁとなる時に抱>>続きを読む
語られていることが嘘でも本当でも、どのような心境でそれを語っているか、奥にある相手の気持ちは何かと考えを巡らせることは非常に重要である。と感じさせる作品。
映画は伝えたい事を伝えるため、もしくは監督、脚本家(イメージを描く人たち)の追体験ができるエンターテインメントだと思うけれど、この映画はもはや視聴者への冒涜というのか、訳が分からなさ過ぎて乱暴に感じた>>続きを読む
仮想の国、旧ズブロフカ共和国にある高級ホテルの伝説コンシェルジュとそれに仕えるロビーボーイ(ホテルの前に立って顧客の出迎えを行う係)の物語。1932年、1968年、そして1985年の三つの年代を行き来>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
話題作で、前から気になっていて、迷ったけど意を決して見てみました。笑
英語のdisgusting... っという表現があってる。確かにダコタ・ジョンソンの潤んだ瞳や体は相当美しかったけれど、それだけ。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ありきたりな終わり方ではなく、敢えて結末をあのようにすることによって、勇気を与える内容に仕上がっている。
原題のままでよかったなぁと、、