らてぃさんさんの映画レビュー・感想・評価

らてぃさん

らてぃさん

Megan Is Missing(原題)(2011年製作の映画)

1.0

「メッセージ性」を言い訳にショックから影響を受けやすい若者ら対象に売ろう、という製作陣の魂胆が丸見えなのが実に不愉快な作品であった。まるで映画視聴者を舐めているようであり、どこか怒りすら感じる。

>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

とても良かったけど、どうしても3時間半は長すぎる作品。内容的に2時間ほどのものを引き延ばしたり、繰り返したりしたような場面が多く、3時間半の必要性を感じない。

それ以外はとても楽しめた。ロバート・デ
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

ジョーダン・ピール作品として、ゲット・アウトほどではないが、アスよりは楽しめた作品。前情報ゼロの状態で見たため、予想外にもスピルバーグチックで良かった。ホラーの要素をしっかり持ちつつも、SFチック。>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソン感が大爆発した結果の作品。よってかなり人を選びそうだけど、自分は楽しめた。

映画風の舞台劇とその劇ができるまでの舞台風のドキュメンタリー映像を交互に流すという理解し難い独特さに加
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.2

めっちゃおもろい。セットはウェス・アンダーソン作品感がどこかあり、良い意味で映像からおもちゃらしさがしっかり伝わってくる。

マーゴット・ロビーの人形らしい、ハッピーゴーラッキーで人工感溢れる演技がと
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

原爆開発を中心とするよりは、その背景からオッペンハイマーという人物そのものを紐解く、一種のキャラクタースタディ作品。それとは対象的に、ストロースがサリエリに近い立場の『アマデウス』のような作品とも見る>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

元から任天堂系の物やマリオシリーズがとても好きなため、ユニバーサルスタジオのアトラクション感覚では10点中10点楽しめた作品。音や映像において細かいネタを様々仕込んでくれたなあ、とついつい夢中になって>>続きを読む

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

1.5

全体に中身が薄い!!!テンポが悪い!!

前半に関しては退屈すぎるが、おそらくはそういった「何気ない平凡な日常」を描きたかったのが目的。その割には死ぬほどテンポが悪く感じるだけ。

後半に関してはカエ
>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

1.8

話のテンポが遅すぎる割にクッソ浅い!!!そしてその代わりに唐突な大音量でビビらせようとするだけで実際にホラー要素がほとんど感じられない!!なんじゃこれ!!!

ハンコック(2008年製作の映画)

2.8

前半と後半、全く別の台本を組みわせたかのよう。前半は前半で「邪魔者扱いのヒーローはPR活動で周りからの認識を変えられるか」というコンセプトは相変わらず斬新で、気になる点は多くもまあまあ楽しめる。その分>>続きを読む

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

4.1

コーエン作品に名作が多すぎる為、比較的に目立たないものだが十分面白い。パラノイアとアホ共を組み合わせるとどうなるかというある種の社会実験を見ているのかもしれない。始終ごちゃごちゃしているものの、全てが>>続きを読む

グッドナイト、マミー(2022年製作の映画)

2.6

ストーリーの方向性や展開は面白いなあと思えるがそれが全てを支えており、サイコホラーとしてはサイコ要素もホラー要素もかなり弱め! 雰囲気や描写がもう少しどうにかならなかったのかと若干残念。ただしリメイク>>続きを読む

エリア51(2015年製作の映画)

1.8

雰囲気の無いブレア・ウィッチ感。加えて90分ほどの映画なのにペースが遅すぎてとてつもなく長く感じた

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.1

ジャック・ブラックのパフォーマンスの勢いがとてもよく、周りのキャラクターや話の流れもその勢いに染まりつつラストまで進んでいく。おもろい

スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018年製作の映画)

1.4

物足りない勢いのままとりあえず突っ走らせたかのような作品で、ストーリーや設定もおそらく深く考えられていない。あと半分くらいめっちゃ暗くて何も見えん

ヴィジット(2015年製作の映画)

2.3

ホラーとコメディを掛け合わせた本作だが、どちらの要素も乏しく、コメディに関しては見事滑るシーンばかりだった。ホラーに関しては「老人が妙な行動を取ったら怖いよね」というトロープに頼りすぎており、その領域>>続きを読む

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

2.7

ホラーとして雰囲気は悪く無いが、最終的には作品自体もどういった物になりたいのか理解していないよう。情報を最後まで伏せるのが肝心な作品の割には、その実行がもどかしく下手に感じてしまう。

チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム(2022年製作の映画)

2.2

最初のうちは面白くなりそうな方向性だなあと思いきやそこで早速ピークを迎え、それ以降ラストにかけてはツッコミどころ多数で見方によってはもはやコメディに感じてしまう。微妙なホラー特有の「なんやねんそれ」が>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

1.9

ポテンシャルはあっただろうけど方向性が定まらず、とりあえず無理矢理全てまとめたような作品。少なくともラストがどうのこうのだけで救える作品ではない。
みんなでワイワイ見ると楽しいかもしれないが少なくとも
>>続きを読む

オーディション(2000年製作の映画)

4.1

和風ホラー特有のじわじわとした雰囲気を抱えつつ、残虐系に踏み込む作品。それも静かに進むもので、尚更ゾワっときてしまう。海外の拷問・ゴア系に影響を与えたことがよく分かる作品。

オールド(2021年製作の映画)

2.4

内容の割には無駄に長く感じてしまう作品。正直30分でいい気がする。ラスト含め、度々「そうはならんやろ」と突っ込んでしまう場面が。加えてシャマラン監督特有の、会話が面白いほどまでに所々不自然

>|