レモネードサンドウィッチさんの映画レビュー・感想・評価

レモネードサンドウィッチ

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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

元は悪意の無い人ばかりだったはずなのに。ちょっとした誤解やボタンのかけ違いと、誤解から身近な人に目を背けてわがままに振る舞うしかない…そんなことの積み重ねでもう取り返しのつかないところまで来てしまった>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.9

阿部サダヲは目の光まで演技で消せるのか(加工なの?)
彼の演技と水上恒司の頑張りに助けられているが結末は割と早くわかっちゃうよね

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

原作を知らず、愚連隊映画の何がそんなに人気?と思って観たら納得。ストーリー展開もテンポ良く、楽しかった。主要キャストも愛すべきキャラが多いから嫌な気がしない。
でも死んでもいいレベルまでケンカし合うの
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

感受性豊かな年代の少年にはあまりに重たくて辛くて。そして自分はどう受け止めた?と物語が語られるたびに考えさせられる。
少し気になるシーンや映画では語り残した部分があるのかもと感じる。原作を読んでみたい
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ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.0

「八代亜紀みたいなヒロインだなぁ」と思って観たら哀しい過去を持った優しい女性だった事がわかり、ヴィランはヴィランで悪役のみではなく、と主役以外がもっぱら気になった記憶。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

原作未読の人ならどう映ったんだろう。漫画は読破。人物も情景もCGの生き物との融合も、そして原作ストーリーも、とても丁寧に作られている。
丁寧過ぎて?話が全然進んでおらず、まるでプロローグではある。が、
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

映画館で音をガンガンに楽しんで観れば良かった。
最後の長回し(アニメで長回しというのか?)が見せ場。このシーンで満足度が一気に上がる。

起承転結が明快。ストーリーは意外性も無いが楽しめる。主役のトリ
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

2.5

途中残念ですが寝落ちしてしまって、スコアつけるべきではないのかもしれません。

ピュアで正直でまっすぐなものの集合で満たされた空間に、突然混濁したバケツの水をひっくり返したような映画。そう思う私が離島
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.5

世の中のどこかで戦があるんだなんてつゆほども感じないような場所もある。毎日飢餓と病気で明日もわからない国もある。

日常生活を営みながら、同時進行で戦争の中にあり、今殺されるのは自分かもわからない地域
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おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

4.0

白は白のまま、黒にも染まれる。
否応なしに染まってしまったのかもしれない。
それぞれの置かれた立場で。


もう一度、詳らかに見直したい。
後半、もうちょっと見たい。
原作も読んでみたい。


……ア
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観る気満々で、その前に原作読んでドン引き、観に行くのを辞めた作品。
配信していたので、結末がわかっているのに通りがかりで観てしまった。

やはり映画もこわかった。いや、さらにコワイコワイコワイ
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劇場版 BAD BOYS J 最後に守るもの(2013年製作の映画)

2.5

どう見ても弱そうな華奢な男の子たちの喧嘩映画。しかもちっとも悪そうじゃない。
女の子たちもかわいい。10年後の今見ると、女の子って本当に大人っぽくなるんだなと感慨。

おっと!ストーリーは…なんだっけ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

身近に10回以上観た(初回は予備知識無し)という人がいたので勧められ、ようやく観た。

評判どおり、面白かった。
ストーリーはレビューしない。なので具体的には言えないけど、あるシーンでは映画館の観客全
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エンジェル 僕の歌は君の歌(1992年製作の映画)

4.0

記録。昔TVで観た事を思い出しました。
テーマソングは、エルトン・ジョン Your Song

How wonderful life is while you're in the world.

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スワンソング(2021年製作の映画)

4.5

劇場公開時からこれは期待できそう、と。
良い映画でした。
是非「最後の最後」まで観ていただきたいです。

実在のモデルが居るらしい。
仕事の前にまずは自分もドレスアップして。バーではしゃいでいる姿もチ
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

日本人が見て不自然に思うような誇張も無く、アメリカに都合の良い解釈も無く、日本寄りの演出やここで涙を誘おうという意図も無い。
できる限りニュートラルな立ち位置で描いた姿勢にまずは敬服。日本人の視点で撮
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

シベリア抑留、現代を生きる人の大半は言葉では知っていてもイメージするのは難しい。形に残す意味があるなぁ、と。
ノンフィクションからなるストーリーを家族愛のドラマに形成し、登場人物の演技も一人残らずいい
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.5

人によって好き嫌い分かれると思うし、自分ももう一度観たらまた違ったところに気づくかもしれない。
でも初見で観た今の時点では、思いの外好きな映画だった。
役柄の誰も好きになれないし皆が気味が悪いんだけど
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夢二(1991年製作の映画)

2.5

いくつかのシーンは、どこかで切り取られたのを見たことがあり、イメージ映像のような映画なのかと思っていましたが、思ったよりストーリーもありました。
沢田研二も毬谷友子も存在そのものが様式美といった感じ。
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

なんじゃこりゃ。
と思ってしまうのは理解不足なんだろうな。
よくわからなかった。

「なんでも撮る、それでも撮る」
という愚かしさが度々出てくるのを、
また撮って作品にしているのは皮肉なのかなぁ。

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

吹替版で鑑賞。
初トランスフォーマー。
誰が声だとか忘れるくらい没入。詳しい方はいろいろ気になるかもしれないけど、初心者の私は“大きなフレームで理解”で十分楽しめました。
バンブルビーは特に応援したく
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.0

憧れる、移りゆく季節に合わせて自然と共にある素朴な暮らし。

セリフ一つや心情に思いを巡らすと心がチクンとしそうな気もするスレスレのところを、考えずに、頭と心を休めるために観た。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.0

あの時代と、イギリスの空気に似合うクスりと微笑ましくなる脚本で、今だとこそばゆくなるようなまっすぐで御伽話のようなロマンティックストーリーをちゃんと成立させている感じ。ツッコミたくなる、でも好感度高く>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

信じられなくて激しく後悔しながらも救われる話と
信じられなくて後悔してももう二度と後戻りできない話と
信じていたのにガラガラと崩れるように裏切られ壊されてしまった話
(どれがどれだ、というところ)
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

ナートゥダンスと3時間ある事以外は予備知識無く。連休に入る前日夜にもう浮世のあれこれを忘れる気持ちで鑑賞。
好き嫌い分かれるかもしれないけど私はとにかく楽しかった!そして、度々びっくりした笑笑
ストー
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

実話のため結末がわかっていたので、どの視点からどう演出されるのかと視聴。

これは、、、家族ドラマと言っていいのか?
時折流れる80-90'sのPOPSが若干笑いを誘うハマり方で、これは…どう観ればい
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.0

どうしてもⅠ、Ⅱと比べてしまうのだけど、これ単体で観たと思えば十分な見応えだし、大作。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

やり方には共感できないけれど、マイケルの立場と孤独にはなんとも切なさを感じる。これが彼の望んでいる生き方ではなかったはず。

一人ひとりにストーリーと人間味があり、壮大で緻密で最後まで飽きさせない。
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劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.5

凶弾に倒れる前からお名前だけは知っていたものの、「アフガニスタンで井戸を掘っている医師」くらいの認識しかなかった。お恥ずかしい限り。

何か起こってからの治療のための医療、ではなくそれより大事なのは、
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは先が読める展開。
でーもー。
兵役で期限があるのだから帰ってくるのをもう少し待てなかったのかなと思わないでも無いんだけど、それほど母娘は困窮していたのか(その割にギーより優雅な暮らしに見え
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おっぱいバレー(2008年製作の映画)

3.5

真面目だけど真面目だけじゃない、すっごくいい先生。
おバカでしょうもないけど、素直で可愛い中学生男子たち。憎めないですね。

展開もすんなりで、笑って軽い気持ちで楽しめました。先生と恩師の話、綾瀬はる
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いわさきちひろ 〜27歳の旅立ち〜(2012年製作の映画)

3.5

ソフト(作品)に相応の対価と権利を持たせる事って、価値を理解できない人にはいくら言ってもわからない。この時代に、「子ども向けの絵」を軽く見るような人は少なくなかったのは想像に難くない中、相当な努力と賢>>続きを読む

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