memさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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あなたの世界は輝いてる(2021年製作の映画)

2.6

このどうしていいかわからない苦しさはわかる。それを言葉にできない物として音楽に音像に乗せている?

ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.0

「20世紀のエアメイルみたいなものだよ。うん、だいじょーぶ!」「何が大丈夫なんだ」、切なさ。
距離的な隔絶がありすぎると、規則的な時間感覚は失われてしまうのだろうか…。だんだん繋がっていた線が平行方向
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不安な体(2021年製作の映画)

3.3

音像だけで皮膚感覚が刺激される。目と耳から受けた感覚が脳で知覚されることを強く意識した。

犬王(2021年製作の映画)

3.8

一本のライブを観た後の余韻。
音楽の初期衝動をひたひたと感じ滾りながら、静かに座っているのが大変だった。
ぬめりとした赤の生温い色感の重さや、本能から沸き上がる躍動感が美しく、どこかで見聴きしたような
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彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.5

なんだかとても好きでした。余白部分に様々な人生を想像し、余韻。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

観るのに勇気が要りました、覚悟を決めてようやく鑑賞。
ほんの数ミリの線の動きでこんなにも繊細に描き分けられる感情、本物よりも清らかで澄んだ美しい水の表現。どれだけ丁寧に作られたか素人目にも理解できる作
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今もまだ余韻の中にいる感覚。

前情報シャットアウトして観たので、途中で東日本大震災を題材にしていると気がついた時、色々な感情が点と点で繋がり、ふわっと感情が溢れた。震災を作品として描くという新海監督
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

どうしようもなくやりきれなく、苦しく、切なく、丁寧なほど優しく、残酷な。
あらゆる正義がぶつかり合った摩擦が大火事になる、そんな動乱の中で、生きていたのは一人一人の人間であると。フォーカスするほどに辛
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.1

日本のアクション映画としてずっと誇りたい映像。漫画全巻愛読している原作ファンですが、キャスティングも素晴らしく何度観てもドキュンと射抜かれるかっこよさ。。時間の都合で省略されてる部分があるのが本当に惜>>続きを読む

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.8

ブラックで過激で彼らにしか創り出せない世界観。愉快〜◎ウェンズデイはやっぱり可愛くて最高。

百年後の或る日(1932年製作の映画)

3.6

構成、フォント、内容、どれを取ってもこんなに過去の創造物だと信じるのが難しいほど。示唆的かつアイロニカルに宇宙を達観している。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.6

常にどこか不満気な表情で、エマ以外のことについて全てどっちつかずのアデルにイライラ…エマの自由さと芯の強さが光り余計に助長されてしまった。青色はどこまでも深く遠く、手に入らないから美しい、エマにそんな>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

記憶を奪われることに抗って抗って、でも運命はそう容易くは彼等を見捨てない!ありがとう、ミシェル・ゴンドリー……!愛です…!プロットにしたらヴィジュアルでも混乱しそうだなと思った。

長編怪獣映画 ウルトラマン(1967年製作の映画)

3.2

ウルトラマン強っ、、!そして成田亨さんって凄いんだなと改めて。

赤色彗星倶楽部(2017年製作の映画)

3.6

音の使い方に引き込まれた。
夏の終わりから文化祭にかけて、どこか学校全体がふわふわとした不思議な高揚感に包まれる頃。そこには魔力的な何かが潜んでいたな、と思い出す。
観終わって気がつくポスターのはなち
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

3.6

岡山天音さんの存在感が光る、、◎
0.1mmくらいずつどうにか近づく青春の距離感が眩しい。

La Lettre(原題)(1998年製作の映画)

3.4

たった14分の映像に沢山のミシェルの良さが詰まってる。

怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.6

これもバートン監督「マーズ・アタック」の材料になったのかと納得◎AIに支配される者の末路って怖いな。
ゴジラもラドンも、いつも眠ってたところ叩き起こされて戦わされるの気の毒…回を重ねるごとにチャーミン
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

2.9

トーベの伝記的映画かな、と思いきや。結局トーベをどう描きたかったのかよくわからず。ロマンスとしても伝記としても作品誕生の背景としても中途半端なので、トーベを知りたい人にはおすすめできない。

逆光の頃(2017年製作の映画)

3.5

京都の街は強い陰影が映える。
音から伝わる夏の熱が濃く、この青春を「逆光の頃」と名付けた美しさがとてもこそばゆくて素敵。

ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

3.5

ヘレン・マックロリーも出てるのか〜。アラン・リックマンの表現世界と思うだけで物語以上の、こうぐっとくるものがありますね。。
ノートルがかっこいい。

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

4.0

開始ものの数秒で世界観の虜に。
夢のように愉快でポップな出会いから、色彩も感情もユーモアも徐々に枯れ、幸せが失われていく過程が哀しい。花が枯れるような、果物が腐っていくような、そんな煌めきが朽ちてゆく
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余命10年(2022年製作の映画)

4.0

今日を生きたいと願ったすべての命に祈りを込めて息をしていたい。

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.4

こんなん3頭同時に現れてしまった日にはもう終わりやん……と思いきや、やっぱモスラありがとお前良いヤツだな!とほっこり。

イマジン/ジョン・レノン(1988年製作の映画)

3.6

ジョンが生きていたら、とこれまで何度も思ってきたが、今日もまた考えてしまう。"Imagine"という曲に平和の真髄は詰まっていると思う。恥ずかしくないような生きねば。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.7

構図、構成、色彩、どれも良くダウナーで夜中にひとりなんとなく眺めたいような雰囲気。「恋する惑星」は馴染めなかったけれどこちらは◎

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

ラスト、また続いていく描写が良かった◎ほろ苦爽やかな、なんだか新鮮な感覚。

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.4

動いている高田稔さんを観られるなんて、感動でした。フィルム、残っていてくれてありがとう…!

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.2

こういうの観てると、そりゃ環境破壊されるよなと思ったりする。見せ物文化への嫌悪感を多分に感じつつ、ゴジラシリーズは人間のエゴの集積のようなところが否めない。

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年製作の映画)

3.2

心臓ドクドクしてるゴジラ、エビラのハサミパタパタしてるゴジラ、なんてかわいい。
みんなサバイバル能力凄い体力オバケ。