はっきり言って単調な印象が否めない作品。役者の演技、画の魅力、設定の象徴性などそれぞれの部品の質は高いが歯車がうまく噛み合っていないのだ。押井守の『ビューティフル・ドリーマー』に呼応するような内容であ>>続きを読む
ヤン・シュヴァンクマイエルやクエイ兄弟を思わせる怪奇幻想アニメーションである。
映像表現はある程度面白いが、やはりナラティブと主張が後退していると思われる。
簡秀吉の魅力があますところなく伺える映画である。
めくるめく映像の運動と群れの描写が面白い映画だった。
時代劇をやりたいという発想から設定やプロットを作っていったという印象。
前作を上回って面白かった。意外なヴィランも見事。
ドキュメンタリーかと思いきやセミドキュメンタリー的手法の劇映画であった。二〇二〇年の雰囲気はたしかに伝えている。
生きて帰りし物語類型であり、ポリネシアンナショナリズムの背景を強く感じる。
鶴屋南北か河竹黙阿弥の歌舞伎みたいな話だった。西成区のご当地映画とでもいえる作品。
ロケットが主役のアニマルライツ映画だった。
滅茶苦茶なプロットなのにキャラの存在感によって説得力が感じられる異様な作品であった。『キングオウジャーVSドンブラザーズ』(仮)にも期待。
ニ〇〇六年が舞台とあってあの時代の雰囲気と文化を思い出させる佳作。レオ・シェンが『Lの世界』を観る場面には今となっては楽屋落ち的な批評性を感じる。
設定が『ドラえもん のび太の魔界大冒険』(1979)を思わせる。終盤の箒とバイクのチェイスアクションが面白かった。
BBCの人気シリーズをNetflixが引き継いで作った完結編。たしかにこのシリーズの魅力が集大成されているが、いかんせんディケイドの潮流についていけておらず、表現がもはや古くなっている印象である。もう>>続きを読む
やはりキングがセクシーな作品だった。