猫屋レオ丸さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

猫屋レオ丸

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義足のボクサー GENSAN PUNCH(2021年製作の映画)

4.2

語らず描写することが活きているいい映画だった。主人公は奥武島に住んでいるのが最後にわかって驚いた。

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.2

ベンジャミン・フランクリンによってまとめられた実践する思想として資本主義を物語る映画だった。

私のはなし 部落のはなし(2022年製作の映画)

3.7

台詞にしろ文字にしろ言葉の割合が多い映画である。それこそが同和問題への視覚的表現の難しさであり、抽象性と歴史性を物語っている。その抽象性に対置するあり方こそは身体の現前であろう。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.6

ある時代の終焉と継承を描く(神話というより)寓話。有終の美のあり方を教えられる作品。

犬王(2021年製作の映画)

4.4

室町時代の京の都をグラムロックで熱狂させるミュージシャンを描くロックオペラ。映画館で観てしかるべき作品。

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.6

レメディオス・バロの絵のようなキャラ造形が魅力的な作品だった。

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.8

大戦後のフィンランドでのトーベ・ヤンソンという翔んでる女の子の青春を描くレズビアン一代記。この映画とこれまた同時代を描く『トム・オブ・フィンランド』は合わせて観たい。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

面白くて変な映画ではある。しかし、『シン・ゴジラ』の衝撃に並ぶことはなかったという印象。ただ、メフィラスなどの印象的なキャラはいるし、外星人のテクノロジーにおける五次元の結びつきなど設定は目を引く。や>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.6

ギンレイホールで上映されていたから観た。観る前はさして興味がなかったがなかなか面白かった。出演者に演技派、個性派がそろっており、チョイ役の竹原芳子などを見つけるのが楽しい。かつての伊丹十三作品や『お墓>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.1

冒頭からいきなり怒涛のアクションと情報量が攻め立てて、それが最後までずっと続くサム・ライミによる怪作。MCUという枠があればこそここまで自由にできるという逆説をみせられた。

機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー(2022年製作の映画)

4.1

クリスタリアを訪ねた介人一行が宝路に歓迎される冒頭から、ステイシーとマブシーナの出会いやゾックス とマーベラスの戦闘を見せるなど怒涛のファンサービスが続くご褒美のような作品。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

クローネンバーグを継承する身体(改造)偏愛ととフェティシズムへ関心を表現する怪作であった。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.7

ルネサンスや啓蒙時代の悪漢小説のような話だった。主人公マーラにマルキ・ド・サドのジュスティーヌやクレアウィルの面影をみる。

モービウス(2022年製作の映画)

3.4

ソニーの非MCU系マーベル作品としてよくまとまった小品という印象。マット・スミスの存在感がジャレッド・レトを喰っている。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

2.9

ユージーン・スミスがほとんどハンター・S・トンプソンとして造形されていた。

アス(2019年製作の映画)

3.6

ジョエル・シュマッカーの『ロストボーイ』を更新するサンタクルーズ映画。