Lenfilmさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Lenfilm

Lenfilm

映画(111)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

親密な他人(2021年製作の映画)

1.5

黒沢あすかさんの魅力を生かした作品。
因みに私は黒沢あすかさんの大ファンです。

その日の夜明け(2021年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公のパブロ・ネルーダってペルーじゃ英雄偉人なんだってね、確かなん本か映画にもなってたような? よく覚えとらんけど。
監督メッセージよると彼の履歴からこの時期は「注意深く」省略されてるんだとか。
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

2.0

予想外と言ったら失礼だけどとてもよかったんだけどね。
本作は東京国際映画祭コンペ作品。
同じコンペの各国の社会の闇描いた作品、死体ゴロゴロのヘビーな作品見てたんで。合コン、タクシーで告白、閉館後水族館
>>続きを読む

四つの壁(2021年製作の映画)

1.7

変な言い方ですが、コロナも移民もジェンダーも扱ってない出てこない欧州?(トルコだけど)映画ってすごく久しぶり。 
罪とは贖罪とは、被害者と加害者そしてその家族を描いてるんだけど、移民問題前はこういうテ
>>続きを読む

母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

2.4

カンヌある視点で市民勇気賞?受賞というか認定? プロデューサーに大物映像作家名を連ねてる…今年のTIFFコンペでちょっと別格? と期待して鑑賞。

娘さんと平凡に暮らす主婦、といっても誘拐発砲が珍しく
>>続きを読む

永安鎮の物語集(2021年製作の映画)

2.5

「どんな凡作映画でも制作現場は傑作ドラマ」って言ったのヒッチコックだっけ?
古今東西、映画・映画制作の内側を題材とした作品は数あれど本作は秀逸。
俺様監督、振り回される脚本家、勝手な事するプロデューサ
>>続きを読む

The Hand of God(2021年製作の映画)

1.3

マフィアや犯罪者出てこない(ちょっといたか)ナポリの映画は久しぶり。
ソレンティーノ作品なんで半裸美人多数登場を期待してたんだけど… 色々とフェリーニ的だった(残念

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

1.3

今年から変革? 東京国際映画祭

アピチャッポンはフィルメックス
ラヴ・ディアスはTIFF
と教わったんだけど…

瀑布(2021年製作の映画)

2.3

「どですかでん」のポスターが気になって気になって… というのは置いといて。

映画祭作品紹介ではCOVID-19下の閉塞が云々  確かに冒頭、トリッキーな誘導部にコロナ関係あるけどそれ以外は?

初め
>>続きを読む

君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

1.1

ガキを使うのがイラン映画の伝統つうかお約束だから文句は野暮と承知の上で… 90分喚き続けるガキにウンザリ。 初めは可愛らしい坊やだ事と思ったよ、でもハイテンションで騒ぎ続ける姿に障が○あるお子さま? >>続きを読む

青春墓場(2021年製作の映画)

1.8

時系列を交差させず2部構成にしたところが面白い。 登場人物が全て不幸と徹底、暴力や暴行いじめ下心虐待と負のオンパレードも陰湿感が無い(薄い)ってのは凄いと感じた。

作品(内容)と上映後登壇監督の死生
>>続きを読む

アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

2.1

監督さんは知らないけど、台湾映画でプロデューサーがトム・リンで子どもが主人公て言えば間違いあるまいとチケット取得。予想通り!いい歳オヤジがウルウルしちゃいました。
10代の少女のヒリヒリする様な感情が
>>続きを読む

朝が来ますように(2021年製作の映画)

2.0

結婚で参加で田舎戻ったらなんか帰れなくなっちゃう。パレスチナにイスラエルと民族的意味合いはもちろんあるけど… これってブニュエルじゃね?
人間ドラマとしてだけでなく不条理劇としても良く出来てる。
>>続きを読む

時の解剖学(2021年製作の映画)

1.3

時系と人物が錯綜し理解不能! 真剣に見てたんだけどなぁ残念。 ファシストと屋台店主に罵られてたけどクーデター失敗軍人なのか政府側の負軍人? ただでさえタイってクーデター多すぎだしよく分からない?
虐殺
>>続きを読む

復讐は私にまかせて(2021年製作の映画)

1.3

不能の男と女丈夫が出会って闘いの中から恋が芽生える。この辺りは面白いものの中盤からダレる。  
つうか東南アジア作品て森に入ると霊的?観念的?になり亡霊だか怨霊だかが出てきて台無しに… というのが多
>>続きを読む

ムリナ(2021年製作の映画)

1.8

田舎の美少女の外の世界への憧れ、歳上男性への恋心、父親への反発等々 定番展開もクロアチアの小島とグラシア・フェリポヴィッチ嬢の健康的でしなやかな肢体(ほぼ全編水着!それもハイレグタイプ!それも白っての>>続きを読む

洞窟(2021年製作の映画)

1.2

世界最深洞窟探検のナーンちゃってドキュメントタリー? 今年のヴェネツィアで受賞したってんで期待も…。
しかしなんで洞窟ってのは映像作家さんの感性刺激すんのかね?  ヘルツォークも4kで撮ってたけど? 
>>続きを読む

アリスの住人(2021年製作の映画)

-

特定の社会テーマを扱った映画、特に自主映画には多い(気がする)。
尊厳死、性同一障害、臓器移植、自閉症、盲導犬にセラピードッグ、海洋保全に森林保護… クリエーターの志が伝わる作品もあるが単にその問題
>>続きを読む

夜を越える旅(2021年製作の映画)

-

skip国際Dシネマ映画祭2021 国内コンペ最優秀作品賞

数日前に見たのに、お綺麗な女優さんしか印象残ってねえ(苦笑

カウンセラー(2021年製作の映画)

2.0

テーマだぁ、メッセージだぁ、と声高く主張する作品が多い(ように思う)自主映画。
訴えたいことも、言いたいテーマもありませんと言い切る本作の酒井監督は稀有。と言うか好きに映画作ってると言い切れるのは中々
>>続きを読む

野鳥観察員(2020年製作の映画)

2.0

幸福な人生、豊かな生活って何だろう?
孤島にたった一人で数十年、豆の缶詰を常食に週一回の報告しか他人との会話なし… でも大好きな事する、誰にも邪魔されず好きな事に好きなだけ没頭する生活。
他人には理解
>>続きを読む

バトルクライ(2021年製作の映画)

2.3

アニメーション、特にCGアニメについて不勉強なもんで一人で本作品作り上げたって凄さよくわかりませんが、アニメとしてだけでなく劇映画としてもとても良かった。
冒頭からいかに観客を引き込めるかがいい映画の
>>続きを読む

鬼が笑う(2021年製作の映画)

1.1

家族を守る為に止を得ず罪を犯し、罪を背負い犯した罪故に虐げられ耐えて耐えて最後に…。 まっ、定番展開だわな。
この手の作品ではいかに理不尽に虐げられ我慢に我慢重ねて耐えるかが肝。
その辺り松本社長さん
>>続きを読む

ミトラ(2021年製作の映画)

1.6

イスラム革命以前のイランって中東で最も先進国で自由化進んでいたんだよね。その反動というかギャップというか圧政下の恐怖描いた作品は多いけど本作もそんな一本になるのかな〜ぁ。
兎に角 ヤスミン・タバタバイ
>>続きを読む

この雨は止まない(2020年製作の映画)

1.5

クルド人とウクライナのハーフ青年のドキュメンタリー。 欧州中東各地に散らばる家族、紛争や死そして祝い等が描かれているんだけどこれ本当にドキュメンタリー?
あまりにも映画的で、また綺麗すぎる?撮影と巧み
>>続きを読む

ライバル(2020年製作の映画)

1.2

国境越えバンの荷台、アパートや別荘での閉塞感を異国の地で最愛の母を取られた少年の焦燥絶望と対比させ孤立を際立たせようとしたかったんだろうが… あんま効果的とは言えず。 どうしても字幕で見てる日本人には>>続きを読む

国境を越えてキスをして!(2020年製作の映画)

2.1

異教徒、ドイツ人とユダヤ人、LGBTQと盛りだくさん、一昔前ならそれぞれで一作品なりそうなテーマ詰め込んだコメディー作品。
同性婚ってのが今風?だけどユダヤ、ナチ、ホロコースト等を揶揄笑い飛ばすって7
>>続きを読む

ルッツ 海に生きる/ルッツ(2021年製作の映画)

-

うーんダメだこりゃ、雰囲気だけでストーリーも人物描写も表層的で作品に入り込めず。一部の演者は中々魅せるも筋(脚本)が杜撰すぎて何を訴え?何を描きたいのかよくわからん。
伝統こだわりトロール船の海洋資源
>>続きを読む

シネマ・オブ・スリープ(2021年製作の映画)

2.2

目覚めた男の隣には見知らぬ女が…クラシカルなモノクロでスクエアフォーマットではじまる冒頭シーンからグイグイ引き込まれた〜。
モーテルの一室で繰り返される夢?現実?謎の女、眠れない男、迷惑隣人と家族から
>>続きを読む

ケンザの瞳(2020年製作の映画)

1.0

映画祭だから出会える作品。
言い換えるとおばか自分にゃよくわからなかった作品。

以下 言い方悪く誤解生むの承知で…
少女の成長と母国の歴史にめざめる作品なんだろうが…
キュラソーなるお国の歴史文化民
>>続きを読む

宴の日(2020年製作の映画)

1.2

なんかまどろっこしい主人公が色んなトラブルに巻き込まれ目的地にたどり着けない… 言い方悪いがよくあるストーリー…それに親の死、兄妹親子夫婦愛に困窮等々とこれまた良くあるテーマであんま新鮮さを感じられな>>続きを読む

HOKUSAI(2020年製作の映画)

1.5

北斎人生を柳楽優弥演じる青年期、田中泯演じる老年期の2分割で構成。
前半の焦りもがく青年期がいい。先に評価された歌麿写楽に嫉妬し、自分の絵を見いだせない焦りを柳楽優弥が見事に演じてる。またそんな絵師を
>>続きを読む

ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)

1.4

やっぱり恋愛モノはフランス映画のオハコだねぇ。 親友と元カノと友人の彼女に元妻とかとか半径5mの人間関係? 偶然夫と愛人に出会い偶然元妻のパートナー(仮)に出会ったり…どんだけ活動圏が狭いんだい(笑

荒れ地(2020年製作の映画)

1.8

荒れ地のレンガ工場、とそこに暮らす人々。時代に取り残され衰退した工場から離れる者と離れるられなかった者の悲劇。

今年のtiffはスタンダード作品多いな。

初仕事(2020年製作の映画)

2.2

長編一作目、編集整音に一人で4年かけて作り上げられた作品なんだとか。どうりで細部まで良く練り上げられた感じ、全編セリフだけでなく環境音までアフレコって驚き。だから独特の作り物感?独自の世界を醸し出して>>続きを読む