てれぴんさんの映画レビュー・感想・評価

てれぴん

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

ノーラン映画の集大成という感じで、テンポや編集や音響等々凄く良い出来だと思った。時系列も普通にわかりやすい。

いろんな俳優が意外なチョイ役でいっぱい出てくるのと、第二次大戦や赤狩りみたいな近現代欧米
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陽暉楼(1983年製作の映画)

3.6

女優陣が全員美しい 衣装も美しい
だがしかし基本哀しくてあまり救いがない…
ほのかに情が残っている女衒緒形拳の味わいもまた切ない…

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

かわいそうなラッバーン

どうしても映画化の過程で拾われなかった原作要素が気になってしまって
キメ画と説明的な画がちょっと多いかなという気がしており…シャラメが砂漠にいるだけで彼はポールなので、もうち
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

いい映画だった。ストーリーとか展開は存外普通なんだけど衣装とか美術がめちゃくちゃ良いのと、メンズがみんな滑稽なのが味わい深い。

なんとなくオルランドと同じ箱の映画かなと思う。子供と見たい映画なんだけ
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

3.4

ヘドラの造形が強烈なのと、容赦なく犠牲が出るのが効いてる。けっこう暴力的な映画でそこが面白いと思った。
映像など攻めた作りで意気に感じるけど、話にあまり抑揚がないしサイケ若者フェスはノれなかった。
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.9

興奮すると総統!とかナチス式敬礼をやってしまうストレンジラブ博士。テキサス・カウボーイ・コング大佐の落ち方。
フッ素とかエッセンスとか、陰謀論的言い回しの質もえげつない。

しかし全く古さを感じないな
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.5

前作の落とし前つける話なので、3部作のなかでは爽快感は一番あると思う。笑ってしまうシーンも多いし。只野仁(違)とか…

加瀬亮の全編通じた怯えっぷりが非常に良かった。大友が絶対にケジメつけに来ることを
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.7

まだビヨンド見てないけどわりとついていけたし面白かった。義理も金も権力も何もかも本当は虚しい。
ピエール瀧と西田敏行がめちゃ良い。特にもう西田敏行は大怪演最高。
原田泰造も効いてていい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

途中までFINALWARSの方が普通に面白いじゃん…と思ってたけど敷島が自分の意思で脱出したので許したって感じ。

敷島が人生に戻ってくるストーリーは筋としては良いんだけど、セリフとか演出とか表出する
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ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

3.4

スタローン版と全然違うけど、コミックの映画化感が強くてこれはこれで好き
カールアーバンとレナへディ!

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

サウナでの殺しの一連300点
板谷由夏の死にカット2000点
椎名桔平の生き方から死に方まで5億点

(2023年製作の映画)

3.5

キャラが立ってる人死に映画で普通に好き。
首は予想より飛ばなくてグロもきつくはない。劇伴が結構印象的。
あさイチでお馴染みの副島さんが出てるのを知らなかったのでめちゃびっくりした。役回りも最後にパンチ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

話の筋はそこまで大きな抑揚はなくて基本的には超豪華再現ドラマという感じなのだが、ところどころアート映画とか写真っぽいカットがあったり、奥行きがあったりなかったり、作り自体は結構複雑だった気がする。
3
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

聖書の骨とフェミニズムの肉を持つ、「複雑で楽しいことばかりじゃない現実をそれでもやっていかなくちゃ」という映画だった。

アメリカの映画やドラマ、音楽などに触れて育ってきたので、個人的に観ていてすごく
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

独身一人っ子なので割とリアルな将来の可能性として腹を括れる映画だった。死ぬも生きるも止めるも行かせるも否定されないしなんだか爽やかさも感じた。時々見返したい。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

仮面ライダーの知識は全くなかったが普通におもしろかった。仮面ライダーに興味がなくても特撮映画がいける人は楽しめると思う。
ストーリーも人間の話なので超越存在の話だったシンウルトラマンより入り込み易くよ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

留まらないことによる救いという意味では良しなんだけど、主人公結局金持ちの親戚いるんか…という感はあった。

レッド プラネット(2000年製作の映画)

3.2

火星映画ラッシュの中では好きな方。
カッコイイキャリーアンモス。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

ネオとトリニティーに末永く幸せになって欲しかった人向けの原作者からのプレゼントという趣。結構好き。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.4

普通に見応えあったけどどうしても総統閣下シリーズがちらつく…

鑓の権三(1986年製作の映画)

3.4

背景となっている町の様子、人々の暮らしの様子が結構いい。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンはそんなに無双しないしプロレスより政治劇のパートが多い(おまけにマルチバース明示)ので、シンゴジラを3回観に行った身としては正直若干食傷気味になったけど、最後はウルトラマンでしかできないメ>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

「実話にインスパイアされた物語」の通りで再現ドラマじゃないなという印象。良くも悪くも役者にキャラクターが食われている感じがした。

実際のパトリツィアはもっと強欲に物理的にお金と名声を求めていたんだと
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.4

元々が1巻でまとまっているお話なので映画化との相性が良かったと思う。

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.5

全体的に見応えがあってよかった。
全員英語を喋るし所作(ジョークとか愛情表現)も現代的なので変な感じは変な感じなのだけど、現代に通じるように描くにはこういう方がいいんだろうなと。ある種の演劇と思うと納
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始皇帝暗殺(1998年製作の映画)

3.4

命がめちゃくちゃ軽かった時代。
コン・リーの役どころの結末は覇王別姫の対照にも思える。

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

3.3

随時映し出される街並みや人々の暮らしが魅力的でボストン行ってみたくなった。

だがしかし、長い…

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.4

決闘だけでなく回想の合戦シーンなども非常に気合が入ったゴリゴリの戦闘で見応えがあった。まあいちばん残酷なのはカルージュとル・グリの見ている世界が全然違うことのような気がしたが。

もちろん、真の被害者
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.4

事件自体だけでなく時代とか舞台になっている田舎とか暴走する刑事とか、映画の背景がひたすら重たいのが良い。最後のシーンの余韻も最高。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.2

劇場版だけじゃなくアニメ版全体に言えるが、「原作を映像にすること」を丁寧にやり過ぎていてテンポがイマイチ。
特に原作におけるギャグシーンのシュールな良さが完全に消えているのが残念。

戦闘シーンは良い
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

3時間近い前編なのに正直短い。物理的に叶わぬ願いと分かってはいるが各場面をもっともっと見せて欲しい…キャストがめちゃくちゃいいので余計にそう思う。特に教母とスティルガーが最高。

やはり原作が分厚すぎ
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