てれぴんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

てれぴん

てれぴん

映画(539)
ドラマ(0)
アニメ(0)

序の舞(1984年製作の映画)

3.4

名取裕子きれいだなあ

津也が絵を描くシーンの真剣さと凄みがとてもよく映えていて好きだった。

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.8

題材ゆえに、この映画を観る人の立場によって、印象は当然かなり違ってくるものとは思う。
とはいえ使命と化した仕事に執念を燃やすマヤの姿は、テロや戦争、国家といった巨大なテーマを越えて、組織に属して働く誰
>>続きを読む

東雲楼(しののめろう) 女の乱(1994年製作の映画)

3.5

足るを知っても、それでも男にオールインして大きなものを失うことのロマン。

(1985年製作の映画)

4.0

妻、母、娘とさまざまな顔を持つ「女」だが、そのために苦しみも重奏的になる。状況も気持ちも複雑で時に矛盾しながら、それらを通り抜ける中で、変わらない情や、譲れない自分自身が見出されていく人生…

1人に
>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.4

ニヒルな内容と若手俳優名鑑なところを併せて21世紀の青春映画と言えるように思う。
主人公には破滅願望があまりないように見え、退廃的というよりは無機質なニヒルさ、という感じがしている。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.3

スリルにタメがないというか、次から次へ次へと危険が途切れず迫ってきすぎて(そしてそれを運良く次々かわし続けるので)逆に現実感がなかった。恐竜もあまり重量感と実在感がないというか…旧シリーズの着ぐるみの>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.3

主人公の苛烈な彼女役の女優さんがすごくいい。

お話自体はよくあるサクセスストーリーという感じだが、インド映画定番の全員で歌唱シーンがよりカッコよく自然に組み込まれていて、慣れていない人にも受け入れや
>>続きを読む

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.5

貧困や差別と一体の彼らの日常には、平行に愛も楽しみもあって、なんだかんだ毎日過ぎていくのだろうけれど、果たして5年後、10年後に彼らはそのままでいられたのだろうか。オマールの父やレイチェルの姿が示唆す>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.6

ゴーストの造形、まるで実体があるかのようなのでシュールにも思えるが、映画が進んでいくにつれ汚れていく姿に、その質感が大切なのだという気がした。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

後半が色んな意味でめちゃくちゃ気持ちいい。

男の友情やロマンだけじゃなくて、ガールズトークもいけててさすがだなあという感じ。

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.4

サルマ・ハエック美しい〜〜〜〜
90年代いちハイウェイが似合うジュリエット・ルイスもかわいい。

それにしても豪華なキャスト。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

予想以上に長くて、しかも淡々と進むように見えて各シーンのカロリーがしっかりあるので、観るのが結構大変。
ノンフィクション原作ということだが、俳優とモデル人物の外見が似てるかどうかって作品の面白さに関係
>>続きを読む

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.6

世界の設計というか作り込みというかデザインが本当にめちゃくちゃ秀逸。アニメを限られた観客が観るものだと思っていたらこんな贅沢な造りにはならないと思うし、冷静に考えるとヒヤッとさせられるストーリー(ヴァ>>続きを読む

ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.5

ただただつらいがそこがイイというしんどい映画。あの旅路がロッキーにとって救いであれば良い。

このエルファニングめちゃくちゃ好き。

O嬢の物語(1975年製作の映画)

3.3

まあエロくていかがわしかったけど、出てくる裸体がめちゃくちゃ美しいのが大変よかった。

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

ビジュアルとキメ画がめちゃくちゃキマッていて、映像的に見応えたっぷり。90年代のアングラ系プロモーション・ビデオみたいなイメージで、今観ると時代を感じるところがまたより魅力的に思える。

先入観として
>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

3.8

ウィットと皮肉の効いためちゃくちゃ質の高い再現ドキュメンタリーという感じで、正直大好き。エンドロールが流れるところなど爆笑してしまった。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.5

展開上仕方がないが、シリアスな空気が続くのでカタルシス的な意味ではやっぱり物足りない。
ヒーローそれぞれの物語については、それぞれ帰着するべきところに帰着しているようには思う。

アッセンブルするとこ
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

原作に興味を持たせてくれるようなとてもいい映像化だと思う。登場人物の役割がわりと明確で、イドとアリータの関係、ヒューゴとアリータの関係などなど瑞々しく描写されている。
バトルシーンには間接的とはいえ生
>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.2

ストーリーもアクションもなんだか大味だなあという感想。能力のスケールが宇宙級なので、リアリティ溢れる作りにするのも違うのはわかるのだが。
MCUとエンドゲームの世界観補強のための1本で、それ以上の意義
>>続きを読む

おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.5

偏屈なキアヌ・リーブスが最高。
あまりの偏屈さに6年引きずり続けた恋も吹っ飛ぶウィノナ・ライダー。彼女からしたら本当にロマンチックな巡り合わせだったんだと思う。相手が偏屈すぎるので、映画としては笑える
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

フレディ・マーキュリーを伝説にするための神話的映画だと思った。まあ元からクイーンもフレディも既に伝説なのだが。
そもそも楽曲に力があるので演奏シーンだけで感動できてしまい、そのあたりは映画としてちょっ
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

劇中サラがアビゲイルに言う通り、3人とも求めているものが違っていて、それゆえのすれ違いと虚無感漂うラストシーンなんだと思う。
アンもサラも本質的にはロマンチストだが、自分の想いにこだわり結局互いを思い
>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

3.2

全体的にプロモーション・ビデオ感があって、作り込まれた設定で勝負すると言うよりは、場面場面の映え優先なのかなという感じ。シリアスになりすぎず、ともすれば倫理の話になりそうなところをフラットにまとめてい>>続きを読む