てれぴんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

てれぴん

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春の雪(2005年製作の映画)

3.4

予想よりずっとよかった。
竹内結子がめちゃめちゃ美しい。

物事を素直に受けいれられないうちにがんじがらめになってしまい、しかしむしろそこに陶酔していく感じが青くて良くもあり、悲しくもあり、ばかだなあ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.6

凄みのある話から、なんだか誰もが持っている優しさというか、愛というか、そういう部分を意識させるような雰囲気になっていくのが意外ながらとても心地よかった。

パターソン(2016年製作の映画)

3.4

いろいろなことのある毎日を、それでも満ち足りて過ごせるかどうか、自分次第とも言えるし、周りのおかげとも言えるし、運次第とも言えるし……
でもパターソンのように、自分に必要なものは自分で分かっている感じ
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吉原炎上(1987年製作の映画)

3.6

劇中どんどん綺麗になっていく名取裕子がただただ物凄い迫力……

美しい画面に強烈な感情が乗せられた、鮮やかな映画。

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.4

前評判やストーリーからどうも毛色が違うように思えてなんとなく敬遠していたのだけれど、これまでのXメンらしい超人アクション(どっちかと言うとローラや24号が担当)も健在で意外に馴染みやすかった。
認知症
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68キル(2017年製作の映画)

3.4

女と金と暴力と愛に揉まれて成長するシンプルなストーリー、よし。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

電車とゾンビという材料の取り合わせに加えて「面白いパニック映画」の定型をきっちり押さえた映画だったと思う。
邦題も秀逸。。。

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.6

私の好きなノオミ・ラパスが山盛りで最高だった。


ノオミ・ラパスにはローリング・ストーンズのDoom and GloomのPVでの七変化ぶりにとても魅了されたのだけれども、それをそのまま映画にしたよ
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劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-(2010年製作の映画)

3.7

SF・ガンダム・続き物・群像劇・映画といった多種多様な要素がよくまとめられていて、アニメ映画のなかでもかなり面白いと思う。
ホラーじみた導入部もいいし、TVシリーズで見守ってきたキャラクター達それぞれ
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デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇](1994年製作の映画)

3.7

独特の間と美術周りがすごく好き。巨大な砂蟲の忘れられないインパクト。
原作とは別のベクトルの魅力があると思っている。

キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.3

軽妙なやりとり、美術、BGMなどなど好きは好きなのだが、ホームズと基本同じ材料と料理の仕方という感じで、そのあたりの驚きが足りない。
原典が異なるのだから、監督の持ち味を活かしたもう少し違う味付けがあ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

この監督の映画、鑑賞前のイメージに反して鑑賞後に泣けてしまうことがままある。社会的だったり哲学的だったりといった大きなテーマを個人の話として観る人に共感させるのが非常に巧みなのだと思う。
デューンのリ
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DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

3.0

お話はまあ定型的だが衣装や風景が非常に美麗。
船に横たわって水辺を渡る婚礼シーンなども見ていて面白い。

銀魂(2017年製作の映画)

3.2

キャストがいいしちゃんと銀色の魂がついてる。

ただまあもっとリアル調でも映えたと思う。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

観ていて小骨が喉に引っかかるような、少ない登場人物たちの微妙な疎通してなさ、がきれいに結実してのクライマックス。

目的のために人の感情を適切な「手段」として利用するエヴァはやはりどこか恐ろしく、非人
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.5

まずいろんなもののデザインや見た目がそのままの意味で手芸っぽいというか、妙に素朴で、それでいてなかなかグロテスクであり、どうも普通じゃない、と感じる。ミクストメディアっぽさというのか。
特に人の上半身
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.3

前評判から予想していたよりテンション低めのダウナーな笑いの感じだったので、正直期待とは解離あり。

とはいえアホなクリヘムは当然面白いし、特にホルツマンがめちゃくちゃ好き...最高…
武器のバリエーシ
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アップルシード アルファ(2014年製作の映画)

3.0

引き続きデュナンとブリアレオスを鑑賞する映画。特に吹き替えで観るとアクション洋画っぽさが強いので、アニメ調が苦手でも楽しめると思う。
前2作と比べるとノリも軽めで小品中編感があり、良い意味で手軽に観れ
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エクスマキナ Ex Machina ー Appleseed Saga(2007年製作の映画)

3.0

デュナンとブリアレオスのカップルを鑑賞する映画。この二人ほんとに好き。

APPLESEED アップルシード(2004年製作の映画)

3.0

公開当時まだ子供ながらCMに惹かれて親に連れて行ってもらい、映像や音楽、アクション、メカデザインなどに夢中になった。
今観ると台詞が結構説明的だったりとなかなか厳しいところはある。
原作と多少かたちは
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.0

ゴジラのただ歩くだけ、存在するだけで破壊をもたらすという部分が非常に大きく増幅されており、そういう点ではシン・ゴジラの系譜とも。
とはいえゴジラではなくあくまで人が主人公の作品なので、怪獣映画という感
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

前作キャラの扱いなどは賛否ありそうだが私は好き。
テンポがよく作品自体の雰囲気も軽快かつ爽快。ただし前作のじっくりどっしり感とはトレードオフではある。
イェーガーの戦闘シーンにおける"抜きどころ"が前
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.5

たぶん銀河を守る話というよりは、家族についての話。いろいろな家族。
キャラクター皆どこかしら問題を抱えた欠点のある存在だけれど、とっても愛おしい。

特にベイビー・グルートはかわいいなあ!

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

オカルト・サスペンス色が強く多少グロデスクなところがある程度なので、ホラーが苦手でもかなり楽しめた。

劇中で見られる國村隼のさまざまな顔が大変魅力的。特にラストの一連が好き。

日の名残り(1993年製作の映画)

3.4

名優ばかりで目の保養、非常に雰囲気がある。
タイトル通り、時代や愛の「名残り」を惜しみ見送る映画だった。

虐殺器官(2015年製作の映画)

3.2

台詞が多く難解なのはわりと好みではあるけれど、映像面でもっとアクが強くてもいいのではないかと思った。
とはいえプレーンな絵は現代から地続きの近未来というイメージが掴みやすかったし、声優陣の演技が印象に
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

なかなかのエログロだが安っぽくなりすぎないのが非常に好印象。
観ているうちに、訛りのある日本語台詞がだんだんクセになっていく。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.7

ジャッキー・ブラウン、44歳の最高にイケてる女。
Across 110th Streetがほんとに最高……
いつだって腹をくくれば身一つで生きていける強さをくれる映画。

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.3

怖いというより物悲しい。
ギレルモデルトロの描く怪物、いつもどこか愛らしさ、憐れみを感じてしまうところがある。

美術が気合い入っているうえ、主演三人が美しいのでワンシーンワンシーンが絵画のよう。