TakahashiLisaさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

TakahashiLisa

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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.6

概念を奪うという設定が好き。
原作が舞台だけに舞台的なところも好き。北村想さんの寿歌、シェルターあたりを私は連想する。

映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

2.8

川村元気さん脚本。
ドラえもんの声も変わっていて、久々に見ました。
3.11の後に出現した新島。確かにどうなったんだろう?と疑問に思っていました。
そこに着眼をして脚本を書けていることがすごい。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

2.6

主演の女の子の力強い演技が好きです。
学生皆、キャラクターがキャラ立っていて良かった。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.2

柏木くんの眼が私も忘れられない。
彼が亡くなったという事実を曖昧にせず、彼の声に耳を傾けられたということに感動をします。大人では見過ごすであろうスポットを見事に埋めてくれている。
先生達の役も本当に素
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幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦(2015年製作の映画)

2.8

ももクロのメンバーが演じる役をもっと見たいと思った。 夕暮れどきのマジックアワー改めて美しいと感じました。

幕が上がる(2015年製作の映画)

2.8

キャスティングでももクロのメンバーを使ったのが私はすごく印象が良い。
ここでの黒木さんの役作り、少し違和感がありましたが、彼女がNODA mapがデビューということも相まって、原作も青年団のオリザさん
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(1985年製作の映画)

3.4

すごく壮大!
シェイクスピアのリア王の黒澤明監督のアレンジ版。大胆に描かれていて、ピーターの道化役がすごく印象的でした。息子3人に裏切られた元城主の仲代達矢さんの表情が何とも言えない。喪失をして荒れ野
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吉原炎上(1987年製作の映画)

3.7

女性が美しいです。
実際にあった吉原が火事になったことに美しくストーリーを付けた作品。
遊郭という閉じ込められた世界の中で強く生きる女性が儚くて美しい。
狂っていく女、病で死んでしまう女、潔い生き方を
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いなべ(2013年製作の映画)

2.7

三重県いなべ市。
ほとりの朔子に繋がるかんじがする。
姉と弟の話。
長いすべり台、私もあのすべり台で子どものときよく遊びました^ ^

海辺の生と死(2017年製作の映画)

3.2

〝死の棘〟の島尾夫妻にもこんなにも死が迫る純粋で燃え上がるような恋があったなんて!と思うと本当に感慨深い。
沖縄の島で現地の言葉。満島ひかりさんしか演じることができなかったと思わされる作品。頭が良くて
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泥の河(1981年製作の映画)

3.4

子どもの表情が忘れられない。
ノスタルジックで心に訴えかけてくる作品です。白黒で撮影をされていますが、雰囲気があってとてもいい。
宮本輝さん原作の作品。士農工商が滲み出ていて切ない。

死の棘(1990年製作の映画)

3.2

とても演劇的。
カメラの枠の奥に広がる演劇的な世界。映画と演劇は親密な繋がりがあるという小栗監督の言葉に共感できます。
ミホは、〝狂うひと〟そのもの。
夫妻の関係性、距離感が画を切り取るという意味でも
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おもてなし(2017年製作の映画)

2.3

製作者の立場から観たのですが、つまらなかった…。 田中麗奈さんの中国語、素敵です。旅館での結婚式…設定が微妙(*_*)
撮影地が滋賀県と京都…。京都の鴨川沿いを歩いているシーン、撮影地の都合上の何もの
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海を駆ける(2018年製作の映画)

2.9

とてもシンプルなストーリー。
ラウという中心人物、ディーン藤岡さんがあまり話さないということでうまく表現ができていたと思う。水の玉を生み出すシーンのCGとても綺麗でした。
インドネシアでの撮影。どうし
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天使の涙(1995年製作の映画)

3.1

恋する惑星を先に観ることをオススメします。 ナレーションと素晴らしい編集が詰まったウォン・カーワイワールド。
殺し屋が恋をするなんてシュール過ぎる。香港の街がカッコイイ。道路を撮るだけで画になるなんて
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.4

とても詩的。
賞味期限切れの缶詰めと飛行機のチケット。街の中に様々な恋が溢れている。部屋に勝手に入っちゃう女の子の自由奔放さ。村上春樹のノルウェイの森の緑を彷彿させられるかんじ。
ウォンカーワイ監督の
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

2.8

岡山での撮影。田舎町にこんな奇跡があっても良いと思わされました。
自動車の修理工場で働くひさしと明るく活発なまいの話。平凡な幸せな毎日をおくる2人をおそった難病との闘い。本当にあった奇跡の物語です。

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

以外と好き。ミュージカル調でよかったです。生臭くグロテスクですが、アンデルセン童話に意外と忠実。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.4

なんか違和感💦
細田守監督作品、それどっかで見たよ感がいつも拭えないのはなんで何だろう。。
なんか色んな要素が混在してる。。
あと、第3幕の終盤に向かうところ怖いです…。子ども目線から見てちょっとト
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小さき勇者たち 〜ガメラ〜(2006年製作の映画)

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三重映画祭で鑑賞。
伊勢志摩のロケーションが最高でした。
私は三重県出身なので、地域に基づいた作品とても良かったです。
映画祭を通して地域で撮影をする暖かさも味わいました。地方の良さです。

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.1

義信さんの脚本。
舞台、焼肉ドラゴンを映画化した作品です。舞台での衝撃的な結末を第ニ幕に持ってきたことにより、より家族愛と祖国を思う気持ちとこの場所(日本)で生きていかなければならないという強い思いが
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見栄を張る(2016年製作の映画)

3.8

脚本の構成が緻密にうまく組まれていると感じました。長編映画ですが、脚本がまず良いので飽きることなく最後まで物語に引き込まれます。 泣きやという職業に目をつけたのもとてもいいです。女性監督特有の柔らかさ>>続きを読む

追憶の森(2015年製作の映画)

2.9

渡辺謙の役が最初から不気味だった。富士の樹海=自殺スポットなので、ホラーなのかもと思い恐々見た。
アメリカから自殺をしにきたはずの人間が不思議な力に引っ張られ、死にたいという気持ちからボロボロなりなが
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.1

映画の中のドキュメンタリーの組み込み方が面白い。ある種、この年の流行りを取り入れたかんじはします。
不倫中に妻が事故で死んだというインパクト大なところから物語を描いていけるって羨ましい気がします。
西
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

2.7

たまに思い出します。
大人と完全な大人でない間にいたからこそ起こってしまったこと。
物語の構成がとてもシンプルで、そうなってしまったことが追い詰められていくかんじ。ユダヤ人虐殺の中の起こり得たのかもし
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3時間もの大作!ですが、本当に見る価値があって涙が止まらないです。
赤いコートの女の子のシーン、スピルバーグはなんでこんなに天才なんだろうと思ってしまう。 もっと救えた、〜しなければと回顧するところは
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.4

ジェシカ・チャスティンのお芝居が良い^ ^
第二次世界大戦下のドイツがユダヤ人を迫害していた時代の実際にあった話。
家族の愛と動物園への愛情と人を人たらしめる愛情に溢れた作品。
シンドラーのリストとは
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.8

ジョゼと並んで好きな作品!
特に高校生のときに見たので、どハマりをして何度も見ました。そして、LGBTを取り上げている作品の難しさの中に美しく描いていて衝撃的でした。
作品を通して、映画の撮り方など監
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

何度も見たくなる作品で何度も見ています。古い映画ですが美しくて何時迄も見ることができる作品です。
親が子ども達のことを思う暖かい気持ちが映画全体を包んでくれています。
東京での忙しい生活の中で自分のこ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.2

ハドソン川〜に続く実話の話。
もしも、テロを食い止めることができなければと思うとゾッとします。
キャスティングにも秘密があり、疑似体験リターンで撮ったのもすごくいいです。
3人のヒーロー達のお互いを補
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.6

韓国でのタイトルは「ピエタ」です。
韓国特有のエグい暴力シーンがありますが、暴力を越えた先の愛情が映画の中にありこの映画が好きになりました。
ここから、キムギドグ監督の作品を好んで見ることができるよう
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.4

とてもタイ映画らしい映画です。この映画を見て、初めてタイ映画の見方がわかった気がします。
タイ人の死生観が映画全体にあり、人も動物も森も何もかも同じなのだという心が広い気持ちになって癒される。ホラー調
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うなぎ(1997年製作の映画)

4.0

今村昌平監督のカンヌ国際映画祭、パルムドール受賞作品。日本映画の良さを世界に知らしめてくれた作品です。
数年間、うなぎとしか向き合うことができなかった男の話。外界と彼の心の中の格闘が描かれていて、他人
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