obaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

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CGすらない時代の空気の中でのVFXによる初見殺し的な体験を抜きにすると、ホラー×コメディ×アクション(言うほどアクションしてるか?)とはいってもベクトルの違うバカ4人がバカをやるだけの本当にどシンプ>>続きを読む

キスキス,バンバン(2005年製作の映画)

3.9

変態親父に振り回される女たちとRDJとゲイ。

初めて銃で人を撃ってビビるやら親友と寝てたからってハーモニーを追い返すやらハリーのウブで人間的によわよわなところをペリーとハーモニーのつよつよでバランス
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.8

トムクルーズがモテてヤりまくるシーンが嫌でマッケイブの診察が癒し。だがそれも夢。

ティルダ・スウィントンとペネロペ・クルス。
キャメロン・ディアス怖すぎて笑う。

ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷(2021年製作の映画)

3.5

鳴海唯ちゃんかわかわかわかわかわ

ゼロワンはお仕事五番勝負がアレだったとはいえ人の仕事へのスタンス、シンギュラリティの功罪、兄弟や家族の在り方、伝播する悪意を扱うあたりは上手いと思っていたし、今回も
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

設定抜きで人間の限界をぶち抜いてくるナターシャ・ロマノフが好きすぎるんで、本当に心待ちにしていた単独作。

血のつながりを必要としない(偽装)家族がいたのもドレイコフの企みを破壊してなおアントニアを救
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

シンビオート体の気持ち悪さと体の中の悪いヤツを制御して戦う感じはなんか好きだった。今の仮面ライダーがもろにそういう感じらしいからそっちにも興味が湧いた。

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

4.4

酒!ヤク!セックス!金!の波物語みたいなノリ自体は吐き気がするし筋トレやめたくなるくらい嫌い。
ただそんなビッチとギャングが痛い目見る話かなと思ったらブリトニーのeverytimeが一瞬でピカレスクロ
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セブン(1995年製作の映画)

3.0

口が悪いブラピとサイコ感あふれるケヴィン・スペイシーはグッドだが、陰鬱で見るのに根性を要した上にwrathとenvyを残した状況での最後のプレゼントが予想通りでなんか肩透かし。
ドゥの裁きを完遂させな
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キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.6

デイン・デハーンくんツアー。

既成概念をぶっ壊してやろうぜって流れの中に生まれるラブという観点では普通によくある話で、型破りな攻め×雁字搦めの受けという観点でもよくある話で、総括するとよくある話だっ
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ICHI(2008年製作の映画)

4.8

勝新のホンモノの前に、と思い鑑賞しましたが、超名作です。勝新やビートたけしの座頭市と比べられてしまうのが不遇にすら感じるくらい。
殺陣の良し悪しは正直よくわかりませんがとにかく熱い勝負と展開という観点
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ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

3.2

ジミーが帰りたかった安らげる故郷とは単に場所のことを指すのではなくて家族や牧歌的な空気に触れて自然な表情をできる環境のことで、デニスが最終的に収めた写真たちはそこにいるジミーを撮れていたってお話。
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.4

グウェンもハリーも美しすぎるしマックスも気持ち悪愛しい。
父の遺品からオズコープ社の真実を暴くサスペンス仕立ても戦闘のクッソ金かかってるCGもいい。劇伴も超いい。

ただIMAXの16:9のアスペクト
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エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

3.5

暗い伝記パートと明るい舞台パートと分かれていても印象的だったのが最後の海岸でのインタビューで、どれだけ晴れやかで確かな気持ちでこの回答をしていたのかの裏付けになってるのが良い。

Non, je ne
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

2.8

戦闘中の軽口とかは原作再現っぽいけどステイシー警部にJJもバルチャーも詰めたりグウェンにMJやらせたり役割を詰め込みすぎてる感じがある
ただアクションは生っぽいところが増えたしスパイディが辛いときスパ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

2.9

良い点
・JJのめっちゃ揺れる奥様の警報。小声でThank you.の愛妻家のギャップは耐えたけど天丼でダメだった。
・闇堕ちピーターの野生的で軽快な感じはこれはこれでいい。ノっていこうぜ。
・マルコ
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.6

知識は人のために使えと説くドクオックの登場やベンおじさんの件の懺悔とメイおばさんの赦し、スパイダーパワーがなくても火の海に飛び込んで女の子を助けるなど仮面をつけてないピーターがヒーロー性を獲得していく>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

2.7

ウィレム・デフォーの二面性を楽しむ回。

トビー・マグワイアのピーターは気持ち悪さとシリアスの塩梅が気持ちよかった。さすが初代。

MJ可愛くない。

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.4

「人類史上最も鼻が利く男」の一生。
フォレスト・ガンプは彼と世界の間の距離が近づいたり離れたりする様にフォーカスした人間讃歌だったけど、これは世界に一番近くてそこにいる人から一番遠い人間の話。悲劇。
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アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ(2009年製作の映画)

2.7

黒幕をマワして大統領と一杯やるのクスッとした。

デヴィッド・ベルのパルクールは見せ場として引き続き踏襲しつつもシリル・ラファエルの散打も磨きがかかっている。

ただ今回は初めから黒幕がはっきりしてい
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アルティメット(2004年製作の映画)

4.7

パルクール(仏:parkour)
→フランスの軍事訓練から生まれた平たく言うとめっちゃ過酷な環境を移動するやつ。ビルとか。

パルクールを映画界に持ち込んだ(らしい)リュック・ベッソンmeetsパルク
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

2.8

スパイダーマンのキャラクターがスパイダーマンで動く通りに動いているだけのアイアンマン4。

MJ周りをちゃんとやりすぎて(雑にやってなんだこいつって思うのも嫌だからこれはこれでよかった)ピーターのアイ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

エンドゲームの始まりに繋がるラストは別として考えると、ジャネットの回収に成功、バーチに研究を渡さず拘束、FBIに再逮捕されず軟禁を終了、エイヴァのビルとの和解を含めた救済と、マジでいいことずくめで終わ>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.1

物質と非物質の壊し方いろいろ。
道具で壊せるものは壊す。体だって釘が刺されば、殴られたり銃弾に当たれば怪我をする。
小綺麗で腐った概念は内側から壊す。

破壊の後に来る再生に要する時間もいろいろ。
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アリスの恋(1974年製作の映画)

4.0

曲の趣味がひたすら良くてさぞロマンチックな映画なのだろうと思っているところにスコセッシ節のバイオレンスが添えられるカオス。

アリスとトミーの口喧嘩や表情が楽しめる車のシーンもロードムービーみがあって
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

2.8

高く、遠く、速く

日本版のポスターはネタバレ突っ込みすぎかつセンスない。

女性初のヒーローだから立ったのか?抑圧されているから立ったのか?否、彼女はキャロル・ダンヴァースだから立ち上がり飛んだんだ
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.2

メイン3人とサブヴィランの声優的にこういうアニメあるよね?ってくらい手放しで見られる。闘技場もジャンプ漫画のテコ入れ展開みたいだし。

無印→カタブツ+傲岸不遜-傲岸不遜+愛
DW→カタブツ+愛
これ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Whatever it takes.















AVENGERS ASSEMBLE.

TONY STARK WILL (NOT) RETURN.

タイム泥棒作戦中も、決戦も、全
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.4

エンドゲームと続けて観られるタイムライン上に生きていてよかった。。どこからどこまでがこれであっちでなのかはこれの終盤の大事件で判断がつくよね。たぶん、、、

喪失そして絶望。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.4

原語で見るとトニーがどれだけブチ切れてるのかがよりわかって全体の見方が変わり、ピーターをはじめとする少年少女の総天然色にも目が行くようになった。傾倒してなくてもこの透明感はわかる。
ミシェルの普通だけ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

白が悪で黒が正義、もしくはその逆の善悪二元論的ステレオタイプから抜け出せてない人類もいれば。下らない堂々巡りを超えたところを目指すこんな作品もある。
弱きを助け強きを挫くだけがヒーローのやることじゃな
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.3

宇宙の 法則が 乱れる!

巻き戻る時間の中で戦う香港はTENETを彷彿とさせました。アレは上からも下からも爆破されるビルとか起こってることが理解できてもやば!となる部分がありましたが、こちらでは空間
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

エイジ・オブ・ウルトロンにおける「市民の犠牲」「形を得たジャービス」「反省」といった燻りを全て(ハルクは蚊帳の外だけど)ぶちまけ大内ゲバへと展開したキャプテン・アメリカタイトルではラストとなる今作。>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.3

開幕Mr. Blue Skyはずるいっす。

クイルが結果的に認めたのはヨンドゥだけど、それでもエゴとキャッチボールするところは素直にグッときた。


ガモーラ⇔ネビュラ姉妹も、クイルもロケットと仲直
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アントマン(2015年製作の映画)

3.6

超不快だけど超美麗CGで再現された蟻の軍勢による戦略性と量子世界のSF表現を織り交ぜ、ルイスのバカさ加減やそもそものコンセプトとしての小さくなるコメディとキャシーを守るパパとしてのホームドラマで全体を>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

1.7

家庭がある人であるバートンが主役。
「一歩外に出れば君はアベンジャーズだ」のところも、弾丸飛び交う戦地に子供一人救うために飛び込むところも本当にヒーロー然としていたし、救えなかったクイックシルバーを讃
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

5.0

スペースオペラの大先輩たちと戦えるのか?と思って見始めたけど、全くもって杞憂でした。マジで面白い。
そのスペースオペラの大先輩で同作と同じく主演してる山ちゃんが太鼓判を押してるんだからそりゃどちらも好
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