「若きウェルテルの悩み」は、ゲーテの実際の経験に基づいて描かれているようで、私小説っぽい。
ドイツの18世紀末のイメージが再現されていて良い。
ただゲーテが少しイケメンすぎるかも!?
HIV感染が発覚した弁護士ベケット(トム・ハンクス)が、それを理由に事務所を不当解雇されたとして裁判を起こし、勝利を勝ち取る物語。
実話を元にしているという。
当時の偏見がしっかり描かれており、(特に>>続きを読む
優しさに溢れる感動の実話。
1984-85年に英国で行われた炭鉱ストライキにLGSM(レズビアンズandゲイズ サポート マイナーズ)が支援を行った実話を元にした映画。
社会的弱者である、レズビア>>続きを読む
1990年台初頭。パリでのHIV患者支援団体、ACT-UP=Parisの活動を描く。
まだ効果的な治療薬が開発される前、AIDSは「同性愛者特有の病気」という偏見があった時代。製薬会社の人間がACTU>>続きを読む
サンローランの公私に渡るパートナーだったベルジェ氏の回想形式で、イヴ・サンローランの生涯(ロマンス)が描かれる。
21歳でディオールの後継者として大成功を収め、26歳で自身のブランドを創設。
類稀な>>続きを読む
サンローランの死後、2人のコレクションを競売にかけるための準備から始まり、ベルジェ氏等へのインタビュー形式で進む。
最後はコレクションを手放し、遠くを呆然と見つめるベルジェ氏。
こちらの方がサンロー>>続きを読む
体調を崩し、療養に来たベニスで、「美」そのものの絶世の美少年と出会った老作曲家。
美少年タジオから目が離せない彼は、言葉も交わさず、触れることもせず、ただひたすらに少年を追い続け、やがて疫病に斃れる。>>続きを読む
ハリウッドの大女優(ジュリア・ロバーツ)と、旅行書専門書店を営むイギリス人の冴えない男(ヒュー・グラント)のラブストーリー。
話は特に何の捻りもなく普通だか、ジュリア・ロバーツがとにかく可愛い❤️
保守的なアメリカの西部で20年以上に渡る男同士の悲恋を描く。
ワイオミング州のブロークバックマウンテンの景色が非常に美しく2人の(むしろイニスの?)純愛を象徴しているようだ。
ジャックの両親の「受け入>>続きを読む
自閉症の兄役、ダスティン・ホフマンの演技がすごい!
実際には、旅行はルーティンから外れたイレギュラーが多すぎて無理なのでは?と思うが、ラスベガスで特技を活かして荒稼ぎするところや、最後にジョークを理解>>続きを読む
西部劇。
夫を撃った無法者の集団が因縁のあるビショップ(ユアン・マクレガー)と分かり、元彼と一緒に復讐するストーリー。
ナタリーポンが監督ということで、もっとフェミニズムが全面に出てくるのかと思いきや>>続きを読む
絵の美しさはさすが新海誠監督。
シーンのつなぎに途切れ感があり、まだ習作っぽさが残る。
血のつながり等、伏線が回収しきれていないようで、え、これで終わり?感が残る。
塔の意味とは?
戯曲「真夜中のパーティー」が原作。
1968年のNYで、9人の男が集まり、仲間の誕生日パーティーを行うのだが…
マイケルの居間とバルコニーのみで、ほぼ2時間、セリフだけで全く飽きさせず惹き込まれる>>続きを読む
オーストラリアの実話に基づく。
ハイスクール時代から、30代でエイズで亡くなるまでの恋人たち(ティムandジョン)の記録。
ティムの著書が原作となっているので、ジョンがとても可愛らしく、愛情深く描か>>続きを読む
イギリスの田舎町、ヨークシャーが舞台。
英語が訛っていて全く聞き取れず…
田舎町の農家にゲイとして生まれ、家業もプライベートも閉塞感が漂う主人公の元に、ルーマニアから出稼ぎ農夫がやってくる。働き者で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
20世紀初頭のイギリスでの、同性愛がテーマ。
タイトルにもなっているモーリスの目線を通して物語が進むが、モーリスをめぐる2人の男の物語ともよめる。
同性愛が罪として裁判で裁かれた時代に、貴族として>>続きを読む
とても映画らしい映画。
「あなたは何故、子供の心が分かるのですか?」
長靴下のピッピをはじめとした、世界的な童話作家リンドグレーン。
私も彼女のお話が大好きで、子供時代に日本で出版されていた本は全>>続きを読む
初恋を忘れられない、いつまでも心がそこから離れられなかった男の話。
シェルブールの雨傘しかり、ニュース・シネマ・パラダイスしかり、男性の方が一途に描かれることが多い気がする。
物語のつなぎ方とか、>>続きを読む
昔観て、歌も歌手も素晴らしいと思ったが、ビヨンセだったのか!
しかし、ミュージカルとはいえ、劇中で何度もフルコーラスの曲が出てくると、流石に間延びしてしまうな。