すーさんの映画レビュー・感想・評価

すー

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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.5

私のヒビヨル。
号泣。懸命に母親になろうとする姿、どうしたって大事な人が先にいなくなってしまう苦しさ。でもきっと、マキアはエリアルと過ごした日々が、抱いた感情や思い出があるからこれからも生きていける。
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.0

何も感じない退屈な日々。そんなの死んでるのと同義。生きるって嬉しくて、楽しくて、苦しくて、悲しい、そんな感情を味わい尽くすことだ。もっと知りたい、もっと見たい。もっと、もっと。
好きは痛い。痛い。この
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

5.0

「特別になりたい。」
そう思う人はすごくすごく眩しくて、カッコよくて、眩しくて。その反面いつ崩れるか分からない脆さを孕んでいる。
そんな花城の目には彼が特別で仕方なくて。そう思った日からきっと、彼女は
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

4.5

久美子部長〜〜〜😢😢
やはり北宇治の吹部部長は久美子にしか務まらんよ。
彼女達の瞳の奥に熱意が揺れて見えて、どうか、どうか彼女達の努力が報われるように祈ってしまう。
やっぱり映画館で観ると息遣いや音の
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

5.0

幻覚のキャラクターたち全員お茶目で、アダムを守ろうとしていて愛らしかった。牧師さんが良すぎた。適度な距離感、寄り添ってくれる姿勢。温かい声色と言葉選び。ああいう人がいるというだけで救われる気持ちがある>>続きを読む

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

物語後半に時系列がぴたっとハマる。そういうことか、と。

どうせ私のことなんて忘れる、いや忘れて欲しい。忘れて欲しくない。あなたの傷になりたい。

何もない私、特別な貴方。そんな貴方の人生の一部になれ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

真っ青な晴天の中泣き崩れる描写が好き。時が止まっている中で信号の色をしているもの(特に赤)がくっきりと描き出されているように感じた。
昔見た時とは鑑賞する時の視点が違って、新しい発見だらけ。見て良かっ
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

5.0

麻衣さん、咲太の理解者すぎる。全部分かってて、強がって、甘えられなくて、でも一番に咲太のことを考えてる麻衣さん健気でいじらしくて可愛いなほんと。
「“2人で”幸せになるの。」

青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.0

どっちもぼくの妹だ。
よくがんばった、と沢山伝えてあげられる咲太かっこよすぎるよ。
かえでも花楓もよくがんばったね。これからはちゃんと自分で自分の幸せを選び取っていけますように。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲの目がに光が宿らないのが最高、ハマり役すぎる。
面会のシーンが良すぎた。窓越しに反射する2人の顔が重なったり離れたり。魅せられたな。
色んな解釈で視聴者にミスリードを促すストーリー展開もよく
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キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

3.5

スコットとレイが本当に家族のような関係性に変わっていくのが良かった。消防署の仲間たちがスコットのことを息子のように可愛がっていて、真っ当な愛を受け取れたんだなぁと思ってほっこり。。

千年女優(2001年製作の映画)

2.0

独特の世界観。これは現実なのか、はたまた作品の中のお話なのかわからない混沌さ。
彼女は彼を追い続けて幸せだったろうな。どうかあちら側では会えますように。

アンテベラム(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

歴史的背景、差別問題
こういう映画は映画をエンタメとして楽しむ身としては肌に合わないかも。

展開としてはとても考えられていて なるほどな!!という驚きもあった。

Summer of 85(2020年製作の映画)

2.5

顔を体を好きになっただけ、中身も自分の期待通りだと勝手に思っていただけ。
彼を愛した訳では無かった。自分が愛したのはただの幻想。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

5.0

何回観たか分からない、大好きな作品。山田尚子監督の色と音の使い方、大好き。あと涙が本当に美しい。
怖くて周りを見れない、声を聞けない描写をそう表現するのか、!と衝撃を受けたなぁ。
『君に生きるのを手伝
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

5.0

全部がど真ん中に好きだった。音楽、色彩美、世界観。やはりこれしかないんだと夢を追いかける人達はかっこよくて、眩しくて、泣いてしまう。
これは私にとってのアリアだ。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.3

Queenでテンション爆上がり!!
ラストのショーンとリズの掛け合いが微笑ましくてよかったにっこり

ニキータ(1990年製作の映画)

3.5

ラストシーンのニキータの涙が美しくて仕方なかった。
本当の愛を知れたニキータは、きっと救われただろうな。救われていて欲しい。
生きるために利用され、幸せを掴んだと思ったら奈落の外へ落とされる。そんな女
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

違う国の違うタクシードライバーが運ぶ、それぞれの物語。とにかく街並みが綺麗。
個人的にはロサンゼルスとニューヨークがすき。特にニューヨーク。ヘルムートとヨーヨーの掛け合いが可愛い。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

エロイーズとマリアンヌが美しくて色っぽい。視線や仕草で相手の気持ちってわかるよね。
この時代にはきっとタブーな恋愛。美しくて儚くて、脆い。でも心の中は燃えていて、止めることができない。
『1人は自由だ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

変わり者たちの集団。彼らが彼ららしく輝いていて、眩しくて仕方なかった。かっこよすぎる。
彼らはバーナムにどれだけ救われただろうか。これが私だ!と胸を張れること、それを許してくれる存在と居場所があること
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.0

おくすり、ダメ、絶対。
なんて悪夢なんだ。
不穏で気持ち悪い、生ぬるい温度と冷や汗が混ざるような。そんな嫌な温度感と混沌さのなかでハマる音が気持ち良く中毒になってしまう感覚。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

5.0

“愛してるの意味が知りたいのです。”
ヴァイオレット・エヴァーガーデン、本当に大好きで何回見ても涙がとまらない。
もともと手紙が大好きな私にとっては、この作品自体が宝物。ヴァイオレットが幸せであります
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.5

lost in transration
異文化をまるごと正しく移し替えるのは不可能で、必ずなにかが失われてしまう。
何だか上手く伝わらない。何故だかすれ違う。言語。文化。男女。
そんな中で出会った2
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

4.0

乙一さんだったか。

音楽と映像がとても美しい作品。
美しい青。線香花火の赤。

生と死の狭間。
息苦しい現実、生きているのか死んでいるのか分からない心。
でも、少し顔を上げれば新しい出会いがある。
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

東京のとあるホテルで親友と観た。
ディズニーにいった帰りだった。
ニックが好きすぎる。ディズニー映画の中でトップクラスに好き。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.0

レクター博士色っぺぇな、、
なんでもお見通し。掴めないミステリアスさに引き込まれる。
「But not today.」
子羊の悲鳴は聞こえなくなったのか。それはまた別のお話。