まーしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

まーしー

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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.0

舞台は紀元前480年のギリシャ。
スパルタ王レオニダスが300人の兵士を率いて100万人のペルシャ帝国軍と戦った、「テルモピュライの戦い」を描く歴史スペクタルドラマ。

ひとことで言うなら、観ていて汗
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.0

のび太が偶然にも宝島を見つけたことから始まる、ドラえもんたちと海賊団の戦いを描いた長編アニメ。シリーズ第38作。

片足の海賊の船長が登場するなど、『パイレーツ・オブ・カリビアン』にインスパイアされた
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.0

女子高生ベラ(クリステン・スチュワート)と吸血鬼エドワード(ロバート・パティソン)の禁断の恋を描いたラブ・ファンタジー。

久しぶりの再鑑賞。多くの人が胸キュンするのも納得の内容であることを再確認。
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.0

余命半年の宣告を受けた大学教授が、余生を自由奔放に過ごそうとするヒューマンドラマ。

主演のジョニー・デップの振り切れ方がすごい。
しかも、助走なく、いきなり振り切れる。
ドラッグでラリっている姿、男
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

居場所がなく公園で佇んでいた更紗(さらさ)は、文(ふみ)に保護され、一緒に生活を始める。が、後に文は誘拐犯として逮捕される。
そのような過去を持つ2人が、15年の歳月を経て再会することから始まる社会派
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

芸術家のスーザン(エイミー・アダムス)の元に、約20年前に別れた夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から一冊の小説「ノクターナル・アニマルズ(夜の獣たち)」が贈られてきた。エドワードがスーザンとの離>>続きを読む

イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

2.5

2047年の近未来。海王星の近くで消息を絶った宇宙船「イベント・ホライゾン」に救出に向かった科学者とクルーたちの身に降りかかる恐怖を描いたSFホラー。

監督は『バイオハザード』のポール・W・S・アン
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激流(1994年製作の映画)

3.5

川下りで偶然出会ったある家族と男性グループ。両者は共に川下りを楽しむが、素性が明らかになった男性グループが徐々に家族を追い詰めていく、というシチュエーションスリラー。

川を舞台にしたニッチな作品だが
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

2.0

本作の主人公は、成長とともに、サンタクロースの存在に疑いを持ち始めた男の子。
ある夜、家の外に機関車「ポーラー・エクスプレス」が到着し、乗車をしてみると……というCGアニメ。

『バック・トゥ・ザ・フ
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.5

スプーン40杯分の砂糖が含まれた食品群を60日間にわたって摂取したらどうなるか!?監督自らが身を挺してこの壮大な実験に挑んだドキュメンタリー映画。

今をときめく歴史学者ユヴァル・ハラリ氏も指摘してい
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.0

「かそけき」とは「薄い」や「淡い」という意味の古語。
「サンカヨウ」とは濡れると花びらが透明になる多年草で、花言葉は「幸せ」や「親愛の情」。

主人公は、父親と二人暮らしの中学生の陽(志田彩良)。ある
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

2.5

超空間の事故により、宇宙のはるか彼方にある宇宙船と、のび太の部屋が繋がったことから始まる、コーヤコーヤ星を舞台とした冒険活劇。映画シリーズ第2作。

「コーヤコーヤ星の資源の独占を企む悪徳企業を倒す」
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第23作。ジェームズ・ボンドが、MI6と当時の上司への復讐を試みる元諜報員と対決する、というストーリー。

本作では、「スパイ活動のあり方」が問題提起されている。命がけで敵地へ潜入し情報収集す
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ハード・ターゲット(1993年製作の映画)

3.5

主演のジャン=クロード・ヴァンダムのアクションが炸裂する本作。
ヘルメットなしでバイクの二人乗り、爆発炎上の中からの通り抜け、銃弾をたくさん打ち込んでからの回し蹴りなど、アクション好きの琴線に触れる内
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.0

麻薬組織に夫と娘を殺された女性が、5年の時を経て復讐に挑むというリベンジ・アクション。

主演はジェニファー・ガーナー。
彼女が強い。普通の主婦が5年間の修行でここまで強くなれるのか疑問に思うほど、次
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

前作から8年後。
盲目の高齢者と娘が暮らす邸宅に侵入した謎の集団。
その娘をめぐって高齢者と謎の集団の対決が繰り広げられるが、正直、前作ほどのインパクトはなかった。

前作は1つの邸宅を舞台としたシチ
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

3.0

のび太たちが「銀河超特急」で訪れた星が、宇宙征服を企む生命体「ヤドリ」に襲われるというストーリー。映画シリーズ第17作。
宮沢賢治の生誕100周年を記念し、『銀河鉄道の夜』へのオマージュもある。

S
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.0

感想が難しい。
「おもしろいか?」と聞かれると「いや」と答える。では、「つまらないか?」と聞かれても「いや」と答えるだろう。
抑揚なく進む展開は、一見、退屈にも思える。しかし、終始漂う不穏な空気感と後
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

言わずと知れたシュワちゃんの代表作。
何度観てもおもしろい。全く飽きない。
なぜこうも楽しめるのか、今回は自分なりに感じたところをまとめてみた。

◆未来を覗いたかのような設定
数年後の未来、人類が「
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

2008年に起きたリーマン・ショック。その金融危機を予見し、不況の波を乗り越えた男たちを実話ベースで描いた社会派ドラマ。

やや専門的な内容。「空売り」や「CDO(不動産抵当証券)」、「CDS(クレジ
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ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.0

クロアチアを旅行した親友の女性2人。ヒロインは1児の母、その親友はバツイチ独身。
久しぶりの再会で会話に花を咲かせる2人だったが、独身女性の失踪を機に、ヒロインに容疑が降りかかるという、Netflix
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

音を出したら謎の生物に襲われる世界。3人の子どもを抱える母親(エミリー・ブラント)が、新たな生活の場所を求め、移動を開始する。

前作は家で出産を迎えるという「守り」の展開であったのに対し、本作は「新
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

吹替え版で鑑賞。
売れない劇場のオーナーが起死回生を図るため、歌のコンテストを主催するというアニメーション映画。

本作に登場する人物は、全て擬人化した動物。
・のらりくらりと仕事してきたコアラ
・子
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セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

2.5

実在の女優ジーン・セバーグの半生を描いたヒューマンサスペンス。
恥ずかしながら、私は本作までセバーグを知らなかったが、黒人の公民権運動に傾倒したためFBIにマークされ、盗聴、不法侵入、デマの流布といっ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

何度、鑑賞したことだろう。繰り返しテレビで放映されるのも納得の作品。

トトロの愛くるしいルックス、‟まっくろくろすけ”や“ネコバス”といった個性あふれるキャラクター、人の優しさが身に染みる田舎の人間
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ルール(1998年製作の映画)

3.5

ある大学で都市伝説をなぞった連続殺人事件が発生する、というホラー。
『金田一少年の事件簿』で題材にされそうな内容。
私の好きなジャンルにもかかわらず、今まで鑑賞する機会に恵まれなかった。

本作、雨が
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.0

シリーズ第40作。タイムふろしきで蘇った二匹の恐竜ミュー・キューと、のび太の交流を中心に描く。

直近の『ドラえもん』大長編シリーズを観ていない上での感想を。
まず、悪役が登場しなかったことが新鮮。
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.0

死ぬ度に時間が巻き戻るホラー映画の続編。本作では、ヒロインがタイムループに陥った理由が明らかとなる。

キャストは前作と同じ。世界観も踏襲されている。
ただし、前作はベビーマスクに繰り返し襲われるホラ
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ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

3.0

これぞ「The 80’s 90’s アクション」!
とにかく、人と会うなり殴る蹴る放り投げるの連続。時にはスタンガンまで。
そこには間合いや機微といった空気感は存在しない。「いきなり」が目立つ。
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

音を立てたら謎の生物に襲われる。そして、その状況下で出産する。
——このアイデアはおもしろいと思う。
ただし、予告編で強調されている出産シーンがメインに描かれているわけではない。未確認生物が襲ってくる
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

時代は昭和から平成へ——広島を舞台としたヤクザの抗争の続編。
五十子会の上林(鈴木亮平)の出所を契機に、ヤクザの抗争の再燃を描いた任侠映画。

前作は大上(役所広司)&日岡(松坂桃李)のバディが見どこ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

ビッチな女子大生が誕生日にベビーマスクを被った人間に殺されては時間が戻るという、ホラー×タイムループの新感覚スリラー。

タイムループものは同じ映像を繰り返し観るので退屈しそうだが、本作は決してそうで
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.0

ジャケ写にも描かれている未確認飛行物体が、お菓子の「ばかうけ」に似ている——と公開当時に話題になったらしい。
その「ばかうけ」12体が地球に到来した目的を調査すべく、エイミー・アダムス演じる言語学者が
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.5

『エイリアン』や『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督の代表作の1つ。
アメリカのレストランで日本人のヤクザによる殺人事件が発生。居合わせた刑事2人が犯人を取り押さえるが、大阪府警に身柄を護送す
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.5

赤壁の戦いまでの魏・呉・蜀の天下三分の時代を描いた、ゆる~い史劇コメディ。
英雄とされる劉備の素顔や名軍師・諸葛亮に隠された秘密など、タイトルのとおり大胆な解釈が取り入れられている。
よって、歴史好き
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第22作。前作『カジノ・ロワイアル』の続編。前作のボンドガールに関係している組織とその陰謀を暴くべく、ボンドが世界中を飛び回るというストーリー。

ダニエル・クレイグが初めてボンド役を務めた前
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