むろまちさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

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こんな大事が起きていたとは露知らず 不明を恥じるばかり。半沢直樹的・勧善懲悪ものに慣れきってるだけにずしっと重い
映像作品として見ると、どうしても『MINAMATA』の美しくも残酷なタッチと比べてしま
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

耐性がないのでこのくらいのホラーでお腹いっぱい。毒々しい色づかい、劇伴の転換が絶妙
ベタすぎる演出なのに、鏡のサンディがポーズとるラストのシーンでぞわゎ~~となった。
アニャテイラージョイが良いという
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.8

「5分迷うくらいならその時間でとりあえず観ろ」ってレビュー、いいですね

地球外少年少女 後編「はじまりの物語」(2022年製作の映画)

2.5

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前編と後編で三体Ⅰ・Ⅱ/Ⅲみたいな展開の変わりよう。ハードSFっぽいのは好きだけど、もう少し理不尽要素がほしいモチベのときに観てしまったな
さすがにナサさんの死はもっと大きなイベントであってほしかった
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イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

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マッシモ・トロイージの文字通り命を燃やす演技、イタリア情緒あふれる音楽
何年後かに復習したい 終盤はもっと落ち着いたときに見たかった……

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

美しいものしかないのに嘘っぽさがない。
ローリー心変わり早くない?と思ったけどこちらの理解不足かも 折に触れて見返したい作品です

地球外少年少女 前編「地球外からの使者」(2022年製作の映画)

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非ネトフリの民ゆえ劇場へ。那沙さんのキャラが良いのと、AIの遺言(?)が予言書みたくなってる妙にファンタジーな設定が印象強い。話忘れちゃう前に後編行こう

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ディカプリオが割とすぐメディアに適応して女に溺れたのだけ解釈違いだったけど、まあ見飽きる時間帯がない。この話はご都合展開にせずきっちり(?)地球を滅ぼすのが正解よね アリアナの歌唱シーンもよかった。>>続きを読む

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.5

ドルビーシネマで鑑賞 少年の成長譚は永遠だね
音楽が良すぎる。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

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初ウェス・アンダーソン 白黒/カラー/アニメ/画面サイズまで映像がコロコロ変わるし、情報量多くて3時間くらい観た感覚
囚人の話が狂気・ギャグ・人情全部載せって感じで一番好き

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

瀬戸康史が好きなのもあって劇場版の中では一番はまった。
シリアスな場面をフリと分かりきって眺めてる時間がこのシリーズの楽しみ。赤星さんはどこまで小物になってしまうんだ

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.2

マリアさん意志が強いのか弱いのか分からん、でもそれがランディとの名コンビぶりに繋がってたり。
柄にもなく何度かうるっときた。アンチュ・トラウェが綺麗すぎてビビる(文字通り「絵になる」?)

萌の朱雀(1997年製作の映画)

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知らない人のホームビデオを見るような映像体験
劇伴の少なさも手伝ってか、作品全体が静謐そのもの 山の緑が鮮烈

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.8

このトーキョーには住みたくない……と思ったし、CM撮影のシーンでイライラが頂点に達したのは監督の思う壺なんだろう
ずっと異空間を漂ってるような

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

深く考えなくていいアクション・重たい戦争シーン・歴史改変・おまけの犯人当てと詰め込んだらそりゃあ面白くなる。最近しっとり系に体が慣れてた分反動でだいぶ楽しんでしまった、1・2作目もチェック(雰囲気ちょ>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

4.6

丁寧に女の子の転落が描かれていく筋書きも、山田杏奈さんのお芝居も刺さりまくり。光ってない目とか、まずしい笑顔(この言い回しがまた良い)……
モチーフもいろいろと散りばめられていて味わい深い

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

5.0

観て正解だったー。名作のいいとこどりって意味でも充実の90分。
レジェンド作曲家でも無からものを生み出すのは無理らしい 「自分で鳥肌が立つような曲じゃないと」

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.2

茄子もロードレースも好物だから(?)自明に好きだった。作画といい尺といい疾走感◎
「この逃げは潰されますね」みたいな解説がそれっぽくて良い。アサディジョ漬け作ろう

ニキータ(1990年製作の映画)

3.1

「人でなしが人の心を取り戻していく」お話の定石を丁寧になぞっている バスルームのシーンは緊張感たっぷり。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ワーニャ伯父さんは読んでから行くべきだったな、こういう作品をきちんと消化するための教養……
名シーンいくつもあったけどゴミ処理場でのやり取り・岡田将生の車中の語りが特に響いた。
不覚にもタバコいいなと
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

具体的なデザインの話はあまり出てこなかったけど、衣装のさりげないおしゃれ具合がブランドの「力」を雄弁に語っている
アダム・ドライバーはじめ素晴らしい役者陣(最後の決闘裁判と合わせてクズ男イメージがつい
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劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編(2021年製作の映画)

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気分で朝一に行ったら妥当に同年代の女性だらけだった。感想は後編見てから

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.9

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羅生門形式でわかりやすく面白い。フランス人が英語で話すもんだから何となくのめり込めない感じもあるけど…… 
凄絶な決闘シーンと(いい意味で)気分が悪くなるラストに脱帽です

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.7

今年劇場で見た中でベストはポンポさんかこれかな 鈴木亮平怖すぎ

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.0

柔道のシーンの曲が良かった。それらしい意見を持てる程度にはミュージカル映画に触れていこう

この手の作品観ても涙が出てこないのはもう諦めモード

整形水(2020年製作の映画)

2.7

ホラー耐性が年々下がっている…… 狭いシアターで1人だったから遠慮なくビビりまくっていた。沢城さんと諏訪部さんの吹替の方で見たかったかも

最強のふたり(2011年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2人が接近していていくのは最初から見えてるけど、ちょっとした変化の描写が上手い。違反駐車を注意するくだりとか

際どい(というかアウトな)ネタ、ドリスの行き過ぎた振舞いはあんまり気持ちよく見られないと
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.5

駆け足展開でドラマ性が迷子になるのは致し方なしか 「新選組・幕末史入門」みたいな、それはそれで面白いんだけども。また原作の熱量を味わいたい

キャスティングはかなりよかった。刀を握らせれば天下無双の岡
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

変幻自在のジョニー・デップは勿論、加瀬亮のお芝居が印象的 ラストの國村隼さんの「いいね」も記憶に残る
「映像が綺麗すぎ」の評は確かに。割とエンタメとして観ていたのでそこまで引っかからなかったけど

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