Mさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

悪人(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「今の世の中、大切な人がおらん人間が多すぎる。自分には失うもんがないと思いこんで、それで強くなった気になってる」

複雑な家庭環境で育ち、苦労して報われなくても一生懸命生きている人がいる一方で、生まれ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.7

「天国ってのは生き残った人間が発明したもんだ。そこにあの人がいる。いつかまた会える。そう思いたいんだ。」
「残されたものにできるのは、後片付けだけだ」

そう、誰かが死んだ後、その人のことを思ってする
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ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

3.5

メキシコにメキシカンって名前の拳銃を取りに行く話。

高校時代にカナダで一度観て以来。字幕がなくて当時は詳細までわからなかったけど、今観てもよくわからない。というか細かいことを気にする必要のない映画。
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サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アオザイの仕立屋に生まれたアオザイ嫌いの主人公が、母親とケンカしてタイムスリップ。ダメおばさんになってしまった未来の自分と会い、最終的には一緒にアオザイを作る話。

若ニュイとおばニュイの雰囲気が似て
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.8

「他人に自分の価値を決めさせるな」
「"完璧"と"普通"の距離は数ミリ」
「夢に男女は関係ない」
心にささる言葉がたくさん出てくる映画だった。

主人公(男)が、友人がボクサーになる夢を叶えたことに触
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.5

とんでもなく怪しい英会話教室でイケメンダメ男教師にハグされてスイッチが入ってしまったおばさんの話。波乱の展開が面白かった。

主人公、姉、姪、メインとなる女性キャラクターが揃って恋愛体質でヒステリック
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.0

前半はヒステリックな姐さんと童貞中坊マイクの禁断映像。とにかく絶対に電車内で観てはいけない。一方後半は史実が絡んだ社会派映画。深く考えさせられる。

人は人生において下してきた数々の決断が本当に正しか
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

震災以降、役所では映画にでてきたような事象がたくさん起きていたことが想像されて胸が苦しくなった。
何かをするためにはどこかで線引きが必要になるのは仕方ないこと。誰も悪くないのがせつない。

ただ‥個人
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

1.9

とんでもない嘘をついてしまったチー牛のお話です。

故人の尊厳や家族の気持ちをないがしろにする、人として絶対についてはいけない嘘。こんなとんでもない嘘をついたのならたとえ自分が一生苦しむことになっても
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

1.8

「このラストは、あなたの恋愛観を変える」という予告に惹かれて視聴。

結果、私は観ても恋愛観は全く変わりませんでした。
ただ単に不幸なナルシスト女とストーカー男が自らより不幸な方向へ突き進んでいく話。
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ぼくらのよあけ(2022年製作の映画)

1.2

これは一体どこをターゲットにした映画??
子供が観るには解説が難しすぎ。宇宙オタが観るには非現実的すぎ。そして何より絵面が幼稚すぎ。
大人も子供も声が高くて顔や体型が一緒でびっくりする(2055年の日
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キャラクター(2021年製作の映画)

2.2

殺人の第一発見者となった漫画家の主人公。その後描いた漫画にそっくりな事件が起こり‥

序盤のハラハラする展開は見もの。
ストーリーがシンプルでわかりやすい反面、描写が残酷すぎるので子供の教育にはよろし
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オールド(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

きちんと解決したし、ハラハラして面白かった。

轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

思ってたのと違った

事件後に誰かから怪文書や怪電報(笑)が来たりして最初はハラハラしたけど意外とすんなり捕まっちゃうし、その後被害者家族水谷さんの動きに共感を覚えてきたところでまさかのサイコパスオチ
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ウォーク・トゥ・リメンバー(2002年製作の映画)

3.5

"I'm sorry she never got a miracle."
"She did. It was you."

彼女の「やりたいことリスト」を次から次へと実現させていく頭が良くて素敵な彼氏に
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.9

『小さな幸せを積み重ねることで、毎日なんとか持ちこたえている』

鑑賞前はボロアパート「ムコリッタ」に引っ越してきた若者がおかしな隣人達に振り回されるライトなほのぼのストーリーだと思ってた。でもそれだ
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

2.5

光と水の表現がとっても綺麗。ストーリーは深く考えずに観た方がいいかも。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どちらかというと、恐竜同士や人同士の争いがメイン。もっと恐竜vs人間のハラハラシーンが欲しかったなーというのが正直なところ。

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

1が好きじゃなかったので期待していなかったけど、とっても良かった!
クセ強キャラクターが多くて、本来笑うべきところではない場面で笑ってしまったり‥IMAXのおかけでアクションシーンも迫力が倍増してたし
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.0

一言でまとめると、よいこは観ちゃいけないグロASMR(誉めてる)。

怒声、銃声、頬を叩く音、殴る音、血が流れる音、キスの音‥とにかく音がすごくすごく印象に残る映画。

ストーリーはポスターにある通り
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キングダム(2019年製作の映画)

2.0

2を観ることになったので、急いで鑑賞!
ごめん好きじゃない~😢

壮大なプロローグって感じ。主人公がKYの空回りモブ(続編での活躍を期待)。
スマホで鑑賞したせいか、アクションシーンも良いとは思わなか
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「春が2階から落ちてきた」
「楽しく生きていれば、地球の重力なんて消してしまえる」
「俺たちは最強の家族だ」
心に残る言葉と印象的な画の多い作品。

自分が生まれてきたこと、この世に存在していることに
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

2.5

「オーヴェ!本当に死ぬのがヘタクソね!」

頑固ジジイが亡くした妻の元へ逝こうと試みる度に邪魔が入る話。と書くと辛気くさそうだけど、実際は全くそんなことはない、心暖まるほのぼのストーリー。
赤の他人と
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

医者でイケメンの父親と素直で明るい娘。「玉の輿婚!わ~い!」って思ったらまさかのヤバ親子😱

社会ヒエラルキーの頂点に君臨する一見まともな父娘が不気味な裏の顔をじわじわと出してきて、違和感を覚えながら
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.5

私の中では、クリスマスの時期によくテレビで放送されていた映画ナンバー2(ナンバー1は「ホームアローン」)。

主人公はなんとか国(覚えられない)の王子。超過保護に育てられ、トイレで自分のお尻すら拭いた
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.8

「死ぬのはいつでもできる。生き残るための努力をするべきだ」

生きることに拘り臆病者と呼ばれた凄腕飛行機乗りの話。

彼は家族のために生き残りたいと言った。それは妻子への愛を描く上では確かに効果的だっ
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予告が面白そうだったので鑑賞。何年も苦労して働いてきて、久々の贅沢ハワイ旅行でハイジャックに巻き込まれちゃうなんて運悪すぎ‥と思ってたら、犯人の狙いは実は揚げパン姐さん(ヒロインのことね)。つまり巻き>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.1

「自分の幸せを見つけろ」「誰にでも見つかる」

色合いが好みでジャケット鑑賞。何も考えずに観られるライトな現代ラブコメかと思いきや‥まさかのタイムループファンタジー!
最初に驚き、少し足掻いた後に諦め
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Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

3.3

メラニーちゃんのことは何も知らず、世界観が可愛い!とジャケット鑑賞。
最初の30分は似たような曲調、同じ声(そりゃそうなんだが)、1曲あたりの長さに、最後まで観きれるか不安になったけど、K-12の意味
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島守の塔(2022年製作の映画)

4.0

戦争を題材にした映画で、悪が出てこない作品を初めて観た。極悪人、裏切り者、歪んだ正義感を振りかざす人、そんなキャラクターがいた方がストーリーもわかりやすいし映画っぽくなる。でもこの映画はそんなチープな>>続きを読む

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

3.4

私たちが小学生の頃、こういう映画が毎年公開されていたなぁと懐かしくなった。ちょっと怖くて笑えて感動や学びもあって、家族で安心して鑑賞できる夏の映画。舞台挨拶でのガッキー曰く本当にいろんな要素が「ちょう>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

2.2

主人公は容姿だけでなく心も驚くほど醜かったため、笑撃のラストシーンにも全く可哀想とは思わなかった。
「愛されたかっただけ‥」っていうのは嘘。だって両親から愛されてたもん。
海外のアニメって感じ。

前科者(2022年製作の映画)

4.0

罪を犯すに至るまでに積み重なる救いようのない不幸な偶然の数々‥神様がいるなら本当に不公平だと思うし、全ての根源である父親の罪は重い。

「前科者に必要なのは保護司じゃない。かよちゃんみたいな人」と言っ
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アフター・エブリシング(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

号泣必至のラブストーリーと思いきや全く違った!
死ぬ前にやりたいこととして挙げた項目には全く共感できなかったけれど、なかなか良くならない症状に自暴自棄になる場面や、改善してきて油断したのかマンネリ化や
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