ミルトンさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ミルトン

ミルトン

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エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.7

キーラ出演作品ということで観賞。
クリスパイン、はじめてのCIA捜査員!と言った感じ。専門用語ばっかり出てくるのかなぁと思っていたけどそんなことはなくてクリパの緊張気味な表情やアクションも堪能できたし
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

妻を亡くします。愛犬も亡くします。
両方の悲観の浴槽からグツグツと煮えたぎった復讐心が溢れだした時にはもう手遅れの絶対許さないキアヌ。キレッキレの銃殺、カーアクション、隅から隅までたっぷりと堪能させて
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.1

場面を彩る音楽、ヤクの快楽と怖さの表現には芸術性さえ感じた。頭に印象強く焼き付けられる。終盤で湧いてくる爽快感と一緒に「何ぐずぐずしてる、ぼーっとしてたら人生終わっちまうぞ!」というようなメッセージを>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

無口のドライバーが1人の女性を守るために車を走らせる。優しさと過激さ両方を兼ね備えたライアンゴズリングと作品の暗い雰囲気が完璧にマッチしていました。静まる沈黙に映る横顔にも惚れ惚れされられるなんてイカ>>続きを読む

インナー・ワーキング(2016年製作の映画)

3.9

モアナの同時上映作品。「長い長い人生をどのように過ごしていくのが一番幸せなのか」という問いかけをコミカルに描いた作品。体の中で奮闘する器官にはなんとなくインサイドヘッドを連想させられました。

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.2

南の島国や海のビジュアルに圧倒され気分は南国旅行に出かけていた気分。モアナらのパワフルなアクションにハワイアン調かつ壮大な自然を感じさせる音楽、数えだしたらキリがないくらいの魅力がたくさん散りばめられ>>続きを読む

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.6

キーラ出演作品ということで鑑賞。悲劇ということもあり物語の展開よりも内面からにじみ出る感情的な演技や衣装の美しさを重視した作品だったので劇団向きかなと思いました。キャストの配役もバッチリ。
ドレスを纏
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.6

キーラ出演作品ということで鑑賞。生の自由を与えられなかった人生の中で愛、葛藤、嫉妬、生きることを象徴するテーマが見え隠れする皮肉。命の価値は他人に決められるものではないし、宿る命を自分で選ぶことも出来>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

美少女コンテストを目指す長い道のりの中でバラバラだったはずの家族が少しずつ一つになっていく過程に喜びや切なさ、色んな感情がぎゅっと詰まってる。おじいちゃんの包容力とオリーヴの純度100%笑顔は癒みんな>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

この作品もセッションも一瞬しか映らなかったはずのシーンがどれも鮮明に頭の中に残り今でも思い出してしまうのは、チャゼル監督が瞬間の描写にものすごくこだわりを持って作っているからなんだろうと感心しました。>>続きを読む

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.8

キーラ出演作品ということで鑑賞。「人生のドン底」に向き合うのは主人公だけでなく彼を取り巻く同僚や友人も同じでそれぞれ悩み奮闘する。彼らの変わるきっかけの裏にはテーマである「人との繋がり」が必ずあった。>>続きを読む

アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)

4.0

祝円盤発売。現実味のあるストーリーだったので力を抜いて気軽に観れました。調子乗りで人生を適当に謳歌しているキーラが全力で現実逃避。ダラ着のキーラキスするキーラどれをとってもピカイチで全部が全力かわいい>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.2

一覧に表示されていなかったので再記録。面白かった!理解する時間を与えない速さで移り変わるクレイジーでぶっ飛んだ映像体験、魔術師らしさを裏切るクールなアクションがIMAXの魔法でさらに磨きがかかる。まさ>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

5.0

異色で今まで通りの気味の悪さもたっぷりある愛おしいバートンの作り上げたファンタジーワールドにまた浸れるんだという安心感を感じながらも、もちろんどこか今までのバートン作品とは違うエネルギーに溢れていまし>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.0

現代風にアレンジされた西部劇の世界観にハマり、目にも留まらぬスピードで転々と駆け巡る銃撃戦は爽快そのもの!7人の男達の生き様や個性の描写もとっても濃い。大切なもののために正義を執行する男達の物語に胸が>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.9

キーラ出演作品ということで鑑賞。
現代とは異なる当時の婚約規則やまさにプライドと偏見を持ってしまうがために思い違いをしてしまうも、少しずつ自分の本当の気持ちに気づいていく。
作品全体の雰囲気として「美
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.7

どうしても七人の侍を意識してしまうので色々と比較してしまうものもあったものの聴くだけで胸躍るテーマ曲にガンマン達の立ち姿や身振りがいちいち渋カッコよく西部劇独特の世界観も楽しめました。推しはベルナルド>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

異質な人間だったからこそ成し遂げられたこと、成し遂げられなかったことを軸に色々なメッセージ性が込められているなぁと感じました。

自分の持って生まれた周りと異なる思想や好みのため、当時の社会思想のせい
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.7

休憩を挟むくらい上映時間の長い作品だったけれど話の進み具合に飽きを感じなかった。戦乱の最中独特の泥臭さみたいなものが侍たちの戦いに磨きをかけていて格好良かったです。おっちゃんになってからもう1度見直し>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.4

モデルとしての競争意識や女性の本性が滲みだし自分を少しずつ狂わせていく。ネオンの栄える視覚効果と音楽が絶妙にマッチしていて見事に魅惑的な世界観が表現されていました。とてもアートでサイコチックな作品。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.8

キーラ出演作品ということで鑑賞。

豪華なキャストそれぞれが送る最高に幸せなクリスマスムービー。優しくかつ暖かい音楽が心も体も暖めてくれます。キーラの訪問シーンと父と子の恋愛奮闘記に5億点。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

冒頭から機械的なエヴァの美しさ、景色の鮮明さが際立っていた。閉鎖感や不信感が漂う中なぜか好奇心の絶えない不思議な感覚がまとわりつく。AIの持つ自意識や人間性の問題が最後まで複雑に絡み合ったまま出された>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.7

シリーズの主要キャラクターのいない中寄せ集めだけで結成されたチームがそれぞれの力を出し切り反乱軍と共に帝国へ立ち向かう姿に希望と同時に絶望を味わう。違和感のない世界観の維持や感動で胸がいっぱいいっぱい>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.9

迫力のある魔法の映像美や街並みの鮮明さに浸りに浸ってまるでこの世界に日帰り旅行をしに行ったような気分になれました。魔法動物然りスドルちゃん然り隅から隅までかわいいが散りばめられていたファンタスティック>>続きを読む

ベッカムに恋して(2002年製作の映画)

3.8

キーラ出演作品ということで鑑賞。宗教や家族事情、女性へ向けた偏見など様々な問題がプロサッカーに憧れる主人公の前に立ちはだかる。それに負けず自分自身を信じて夢を追いかけていくことの素晴らしさを描いた前向>>続きを読む

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

4.1

今作で取り込んだバイクシーンが思いのほか自然に本編へ盛り込まれていてワクワク、壮大な宇宙戦も相変わらず最高!このシリーズはテーマ曲や挿入歌、劇中音楽の配置が完璧で盛り上がりを逃さないなぁと改めて関心さ>>続きを読む

ピーウィーの大冒険(1985年製作の映画)

4.4

高笑いが特徴的なピーウィーが盗まれた愛用自転車を探す大冒険へ!
ティムバートン監督初の長編作品なだけあって小道具や演出には原点らしさというか物凄くこだわりを感じられたしこの頃からダニーの作曲した音楽と
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

4.4

またも深みの増す苦悩の過去から明かされる新たな真実、そこから生まれるCIAの闇や復讐、元気モリモリな大アクションシーン全部をバランスよくミックスした今作に言葉を失う。過去のシリーズから新たに始まる新章>>続きを読む

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

4.0

話に薬品が関わっていることやNo.3の唐突感に多少違和感を感じるかもしれないけどジェレミーのとにかくキレッキレで俊敏なアクションにはそれだけで満足させられるくらいの勢いで凄い…頑張れ負けるな……と圧巻>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.9

今作でついに手ブレカメラ度合いも最大になり身体的な意味でも常に全力疾走し続けるボーンの姿にはもう惚れない理由が見つからなかった。前2作を上回るアクションの迫力は見応えがありすぎる。過去を知った彼が次に>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.9

カメラのブレ具合も逃亡劇も倍になって戻ってきたボーン!前作以上に自身の背負う過去に囚われてしまうも、それを抱えながら闘う彼の姿に惚れてしまった。後半の手に汗握る決死のカーチェイスアクションにはもう目が>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.7

自身の記憶もわからないまま周りから次々と命を狙われて行く中で展開するゴリゴリの殴り殴られアクションやカーチェイス、緊張感のあるシーンの移り変わりが印象的でした。2作目にかけて彼の身に何が起こっていくの>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

5.0


小道具や人物のキャラクターの個性にいつもながらの良さもあり、どこか新鮮だけどしっかりバートンファンタジーの色がある作品の雰囲気にいい意味で裏切られた。

愛する人のことを想う主人公エドのまっすぐに前
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.3

前作バットマンがこれほどクールにこれほどドラマチックになって帰ってくるとは思わなくて良い意味で期待を裏切られた。ダークで魅力溢れる悪やそれぞれの正義にも感情移入して楽しめた。やっぱり大好きティムバート>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.3

中世の雰囲気漂う物語の舞台に流れるピアノ曲も死後の世界で響くダニーの歌声も滑らかすぎるストップモーションも世界観とめちゃくちゃマッチしていて良い!バートンにはこんなファンタジーをどんどん作って欲しいと>>続きを読む

PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

3.2

人間と猿の立場が変わっても自身が上位に在りたい意識は何も変わらない。ティムバートン色はあまり見られませんでしたがラストの展開も含めて内容は楽しめました。一番強いのはゴリラです。