前々から絶対に自分のツボだと思ってた映画だったけれど、まさに期待通り。最も好きな部類の、ゆるい異生物(ロボだけど)が転がり込んで来る系。これはもうジャンルの時点で満足するくらい好き。
バンドデシネをそのまま動かしたようなビジュアル。とにかく世界観が魅力的で、それを高い場所は広い絵で見せてくれる。やや人物の浮いた感じ、無理のある感じも、独特のタッチを感じる。
1,2作目はとにかく見たことない宇宙人侵略映像がどんどん出て来たけど、今回は何かをやるのが困難なくらい強烈な予算削減されてしまった様子で、凄く辛かった。3部作で3作ともジャンルが違う侵略SFなのは良か>>続きを読む
長かったシリーズの最終作(だよね?)は、打って変わって正面から重火器や火炎放射器を振り回すアクション路線。「トレマーズ」と言うよりは「DNA」シリーズを思い出すザラついた映像のジャングルは、シリーズの>>続きを読む
OLが主人公でアニメの聖地を巡礼するくだりなんかは、ツイッターなんかによく投稿されてるような流行りのSNS漫画っぽい雰囲気。キレイな作画の観光地が見れるだけで観光映画として一定の心地よさがある。そこに>>続きを読む
物語にはもうひとつもふたつも煮え切らないものを感じるものの、はっきり言って、"二階堂ふみ=ばるぼら"と"稲垣吾郎=美倉洋介"のキャラクターを見るための作品。そもそも手塚治虫の原作の時点で、場当たり的な>>続きを読む
面白かった!原作のゲームはほとんどプレイしたこと無いんだけれど、素材を集める、武器を組み立てる、何度も吹っ飛ばされながら協力して巨大生物の弱点を突く。と伝え聞く限りのゲーム版の面白さの質の方に寄り添っ>>続きを読む
今どき実写映画版みたいな性に奔放な大学生も逆にリアリティ無いのかもしれないけど、剪定し過ぎで世を拗ねたような雰囲気がまったく無くなってるし、代わりに登場人物がまたクリエイター(絵描き,研究者)人格なの>>続きを読む
仮面ライダーが多分、いつもの対象年齢より低い子供を想定して作った(それも変な話だけど)短編。女の子が主人公で御伽噺みたいな作りだけど、普段のライダーのお話がまともじゃ無さ過ぎるせいで、かえっていつもよ>>続きを読む
さすがにもう6作目、一周してシリーズ続編の中ではもっとも1作目と近いノリに戻って来た気がする。"潜っている間は姿が見えない怪物である"最初の1作目のコンセプトに忠実。そして恐らく同じ手段での予算抑制に>>続きを読む
前作がゾンビ+電車なら今回はゾンビ+車。前作は"長距離輸送手段に乗ってる間に外の社会が崩壊してたら"という妄想あるあるを具現化させた意味で素晴らしいと思ったけれど、今回は"車でめっちゃゾンビ轢く"を映>>続きを読む
UFOやら儀式やらいかにもギミックものっぽい前半から、ジャンルが変わる後半の方がむしろ淡々と感情を描く映画に変わるのが新鮮だった。流行りの「舐めてた相手が実は~」系の流れの中にあるけど、あくまで重く深>>続きを読む
アイドル密着ビデオからの導入がいかにも下世話で、セックススキャンダル絡みの縺れから呪霊、祟りでの大量死。今見ると滅茶苦茶でイビツなんだけど、それが世の中から忘れられたキワモノを覗いてしまった感覚を凄く>>続きを読む
放送前のタイミングなのに、短編ながら夏映画サイズのスケールがあってお得に感じる。ゼンカイジャーに期待も持てた。
配置や話の転がし方はいつもの戦隊映画ながら、もう一言の理由付けが上手いのがいつものキラメイジャーらしくクレバーで上手い。
王道のお化け屋敷ホラーをPOVで作ったような感じ。カメラの使い方が凄くこなれてる。主人公の人物設定を人気配信者にすることでカメラめっちゃ用意させてPOVの画面制限によるストレスを完全に解消させる強引だ>>続きを読む
"霊魂が実証方向で解明される"という世界設定はまぁまぁ有りそうながらフックが強いんだけど、その後、SF的な社会シュミレーションか、宗教方向か、それとも情緒的な方面に振るか・・・どっちに行っても興味深か>>続きを読む