近作のVシネや配信用のライダードラマを見ると、少なくとも映像のルック、撮り方はとにかく"大人向けの"一般ドラマみたいな感じでやりたいんだな。というのはよく伝わる。でも、「仮面ライダー」ならせめてこの水>>続きを読む
「霊的ボリシェヴィキ」、唯物論の世界に否定神学による降霊術でこの世と彼岸を接続させる儀式。常に質の反転が示唆されて、実存的な恐怖が付き纏う。挑戦的なオカルトで面白かった。
「日本人はさー一神教とか人>>続きを読む
冒頭の「ジョーズ」のセルフパロディの密度のまま最後まで続くなら名作じゃん・・・と思ってたけど、やっぱりそうはいかない。ギャグが全部とりとめも無さ過ぎる。
でも特撮カットが凄い。市街戦と遊園地破壊のミニ>>続きを読む
ゴーカイジャーがもともと生活感のない戦隊だから、"そっくりそのまま10年後"の感が今までの10years after戦隊より強い。
男性キャストがなんかみんな筋肉質になってるの、モロに今のアラサー世代>>続きを読む
悟空さとベジータがぜんぜん出て来ないの、悟空死んでる期の往年の「ドラゴンボールZ」映画みたいな空気で良いな~と思ってたらガチで悟飯とピッコロさんで解決しちゃった。マジでそんなアプローチあるんだ・・・>>続きを読む
意図したタッチという部分もあるだろうけど、自主製作らしく背景や動物のモデルやテクスチャはポリゴン的な感触が残った省略された見た目なのに、レイアウトやアングルが良いから凄くリッチな画面に見える。意外に動>>続きを読む
アイカツプラネットの劇場版、案の定、アイドルステージをそのまま劇場でかけるような映画だったけど、実写とアニメのドラマパートもあって、クラスメイトとか先生とかマスコットみたいなキャラクター大勢だした上で>>続きを読む
そりゃもう今の仮面ライダーシリーズに、撒いたタネやキャラクターアークにまともな回収なんかないと思ってたけど、ずーっと「正義」と「正義を掲げること」に対する不信感が流れ続けてる歪なドラマは何なのか。
ヒ>>続きを読む
スプラッタホラーでシリーズが極まっていくとどんどん見せ場が無くなっていくが、これはとても景気が良い。
ジェイソンへの軍事攻撃、バウンディハンター、ジェイソンの正体、そしてラストカットと、ひねくれ切った>>続きを読む
シークエンス以上の繋がりがどうにも良く行ってないような通りの悪い物語で、ビジュアル的にも1作目で魅力的だった魔法動物要素が本当に薄くてかなり辛いのに、逆にそれでもキャラクタードラマの展開と世界観だけで>>続きを読む
退屈な映画と言われているが、やたら広い宇宙船、かわいいロボット、どれもデザインされた映画で楽しい。スター・ウォーズ影響直下の宇宙SFでは一番好きかも。
白石晃司の"楽しい"の部分が詰まっていてかつガンガン話が進んでいく(物語の展開・情報量がめっちゃ多い)最近のハリウッドのジャンルミックスホラーっぽさもあって兎に角、滅茶苦茶面白い。
それで滅茶苦茶面白>>続きを読む
長尺版。情報量の多いシークエンスばっかりじゃなくて、追加シーンのようなちょっと助長な時間の使い方の方が存在している方が、なんだかハリウッドらしい(?)ようで好きだわ。
学校の追加シーンと強盗の追加シ>>続きを読む
小学生同士の会話の異様な解像度、それも微笑ましいあるあるとかじゃなくて学級会的なやつ凄い。それが最後の、"子供らしい子供が居るわけでなく、みんなそれぞれ生きている"に効いてるんだと思うけど。
"人間関>>続きを読む
90分、ひたすら目を覆いたくなるような地獄絵図の展開。しかし、ミクロからマクロへ、マクロからミクロへ造形物が破壊と再生を繰り返す謎の幸福感が勝る。鎧の放浪者の異形地獄巡りは「マンダロリアン」の幸福感に>>続きを読む
いわゆる"フリ"と"ボケ"あるいは緊張と緩和のあるギャグだったり、顔芸だったり、作品の中の物語や笑いの質はぜんぜん、今のアメリカのカートゥーンノリなのに、ところどころで「これは絵本ですよ」みたいな演出>>続きを読む
やっぱり興味が「悪事のメインが「犬を殺そうとする」の人の前日譚ってどうするの・・・?」だったから、"犬は殺さない"なのモヤッとするなぁ・・・窃盗も強盗も詐欺もするけど、"犬を殺す"は主人公にやらせられ>>続きを読む
最初のレントン編と2本目のアネモネ編は凝りに凝りまくった構成に変化球な編集で、とくに2本目はシリーズIP作品だから出せる傑作だと思ったけど、なんか普通になってしまった。完成もギリギリみたいな状況だった>>続きを読む
今回も王道ミステリーを読んでるような気持ち良さが映像から溢れていて最高に贅沢。そう、まさに贅沢と言う感じ・・・
今回は一応はフーダニット形式の構成なのでそういう意味で前作より見やすい。あと捻ったネタも>>続きを読む