70年代のフェイクドキュメンタリー、ひたすら不毛で乾いた映像が続くのが良い。現代のフェイクドキュメンタリーだとどうしても出がちな、見せたい部分に過剰さが乗ってしまう気配がない。
バランス良いフリした変な映画・・・
マジで「フォースの覚醒」でカイロ=レンがライトセイバー引き寄せるとこでそのままルーク・スカイウォーカーがセイバーキャッチして助けに来たような映画。これをやらなかっ>>続きを読む
ディズニー+で再見
移動シーンが多いのが好き。あとなんかゾロゾロ実在アーティストが出来て盛り上げようとするクソバラエティ映画っぽい感じとか。
テーマ的にヒープリと言うか、「ミラクルリープ」の再挑戦に思えた。(やっぱりあの映画、思うところがあったのかな)
意思を持ったフォルクスワーゲンとレースに出る話。このフォルクスワーゲンがなんか見た目が他と違ったワンオブのキャラクターだったりとかせず普通にそのままフォルクスワーゲンなのが凄い。しゃべったりもしないし>>続きを読む
妙にフランストレーションが溜まる話運び。
例えばベルが歌唱力で大バズるまで、アルファになるまでの過程が一番面白そうなのにそこをまったく映してくれない。物語として必要な部分でないので省略するのは分かるが>>続きを読む
作品のセットアップが明らかにキャラクター紹介で、妙にバズった前作の代わりに"劇場版1作目"を改めてやってるような通常回の映画だった。もしも「すみっコぐらし」映画2作品をこれから視聴する人がいたら、こっ>>続きを読む
90年代の大作のたっちでクラシック活劇なの、牧歌的な雰囲気で楽しい。ティモシー・ダルトンの悪役がまた大仰で良い感じ。
タイトルの通り、70年代の新宿シーンのスケッチ的な映画で、興味の湧く被写体が多くて面白かった。西口~紀伊国屋~花園神社の地理的に今と変わらない雰囲気。
「ダゴン」というか「インスマウスを覆う影」。イタリアで作られた超ド直球クトゥルー。最序盤で主人公が「いや母方の実家がこの近くでさ・・・」とか言い出して思わず吹き出した。とにかく雨を降らせまくって村を湿>>続きを読む
自然ドキュメンタリーみたいなタイトルだけど、実際の90年代の遭難事件の映画化。数日間に渡る遭難事件を2時間弱で描き切ることと、現代ハリウッドの刈り込んだテンポが合致していて、山ではあっと言う間に死ぬこ>>続きを読む
thebackrooms系のホラーが流行ってるので先駆けっぽいのを見た。怪人はまったく主題でなくて観念的なものを含めた地獄巡りのPOVホラー。半人工物の閉鎖された暗所・閉所の嫌な感じが強く出てる一方で>>続きを読む
脱力系なクソタイトルに反して中編くらいの尺でまとまってて良かった。スプラッタ描写はフワッとしてるんだけど、"些細な弾みで妻を殺してしまって狂った男の視点"のセンでまとまってて、食人描写とハマって独特の>>続きを読む
「そんな気分も置いてきちまったのかよ!」。気分で反政府テロするのとても良いな・・・
ディズニーとピクサー、ここ数年は本当に"周辺化されてしまっていた特定の文化圏をフィーチャーする"テーマの作品がとにかく多くて、それ自体は良いんだけど、その結果出てくるプロットがマジで毎回"一族の異端の>>続きを読む
300年前のコマンチ族の少女なんかがプレデターに勝てるのか?という地点をそのまま組み込んだセットアップはまでは抜群だと思った。
そこからは意外にももう一工夫、もう一歩上手い盛り上がりも無く終わってしま>>続きを読む
"日常の中にゾンビが出現する"の地点にあくまで忠実な丁寧さを感じるシュチエーションコメディで、まさに王道のゾンビコメディという感じ。ホラーのジャンルパロディで王道って言うのも変だけど、ゾンビ映画なのに>>続きを読む
(この作品を視聴した者を含めた)呪いが広がる原因が、激しい怨恨や憎悪でも、完全に不条理な巻き込まれでもなく、"自分(と自分の娘/家族/仲間、自分の周り側)の為なら他人がどうなってもいい"という日常で目>>続きを読む
ケンゴ=トリガーがティガの光そのもので光が人間として生まれて来た意味とは・・・?みたいな部分が凄く通ってるんだけど、結局「ティガ」のイーヴィル編を引き写してるから成立してないか。
トリガーダークとかジ>>続きを読む
イマイチだとは思ったけど、「いつものエメリッヒ」みたい言われると、いつものエメリッヒよりだいぶ精彩を欠いてると思う。むしろ"あのローランド・エメリッヒが、月を落とす"から期待されるスペクタクルにもディ>>続きを読む
せっかく前作で展開としては一気に何でも出来る自由な方向へ開けたのに、なぜか既に済んだ問題に戻ってマイナスの堂々巡りする感じ(しかも原典の劣化コピーで)。完全に「最後のジェダイ」の後の「スカイウォーカー>>続きを読む
相変わらず長編映画1本としてのまとまりや起伏は全く無いけど、総集編的なぶつ切り感も無く、編集のテンポだけで見れてしまう。とにかく富野監督の映像編集の上手さが光る。
登山の凄まじい緊張感と美しさという、一見は相反する両面の表現。
アニメーション映像の醍醐味を味わった気分。とても良かった。
このレビューはネタバレを含みます
前回の「ラグナロク」がほぼMCUベストで好きなんだけど、今回も良かった。ソー4であり"タイカ・ワイティティのソー2"(ワイティティ・ソーで3部作やるんじゃないかな)。
前回から続きジャック・カービィ系>>続きを読む
面白かったんだけど、20代の若い社会人の女の子が集まって役所絡みでちょっと冒険した村おこしするの、なんかめちゃめちゃひところの邦画っぽい。
もう住んでない子供部屋の空っぽな感じとか、老いた犬のなんとか>>続きを読む
もろにエイリアンな人体侵食系SFだけど、下世話なエログロが挟まれるのが妙に生っぽさを醸して本家に無い気色悪い感じ。しかも色んなジャンルをちょっとづつ混ぜようとしたせいで、エイリアンの侵食方法も、侵食さ>>続きを読む
殺戮の戦争に別の理不尽で対抗するようなチームの珍道中的な前半と、畳み掛けるような作戦ものになる後半でテンションが切り替わる面白い戦争アクションだった。あと特典の監督とタランティーノの対談のタランティー>>続きを読む
宮沢賢治の原作で高畑勲の中編。演奏者の青年が主人公で一人前になるまで・・・みたいな筋はあるけど、ほとんど一人で悩んで一人で勘を掴んでるというか、話す動物との交流とか青年の演奏で動物の病が治るとかあるけ>>続きを読む