Mizさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

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あの階段のシーンはちょっと酷い
思わず目を疑った。ホントに小津安二郎か?!ってくらい驚いた。
小津安二郎後期作品ばかり見ていたから初期の作品のえぐみが自分には刺激が強い。
うるうるすることは今まで
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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キチジローの弱者としての存在。
生き延びることができたとして果たして彼は幸せだったのか、家族を見殺しにしたことにずっと苦しんでいたではないか。彼のことを救えるのはキリストしかなかった。告解に応じ
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晩春(1949年製作の映画)

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秋日和のウェット版
製作年的にこっちのほうが早いから晩春のコメディタッチが秋日和か。

初めて年頃の原節子の感情の行ったり来たりが堪能できた。

見ていた順番的におばさまになられてからのが多かった
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銀座化粧(1951年製作の映画)

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田中絹代、センスセンスセンスって感じ。カッコいい仕草
「彼岸花」で見た田中絹代とは打って変わってバーで働く女。イケてる。

春雄ちゃんがかわいそう。
でも彼は逞しい。

シャレとかちょっとした小ボ
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彼岸花(1958年製作の映画)

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娘の結婚に対して自分の思い通りに行かない父親が周りの若い娘や家族によって少しずつ心変わりするのか否か、、
みたいな話。


たしかに2時間かけてもそりゃほとんど変わらないよな。とおもって50年近く
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江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

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またとんでもない作品を見てしまったなというか気分。


戦後の鬱屈とした生活を送るサラリーマンがひょんなことから小説を書くことになる。
そのうちに家族のこと、戦中戦後のことを思う。

今回初めて、
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秋日和(1960年製作の映画)

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小津安二郎の映画は出てくる部屋に最終的には愛着すら湧く。構図の美しさばかり取り上げられるが、
そのことによって見てる我々がその"場所"に親しみを覚えてることに気付く。

複雑なことが一切なくほんとに
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

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酒屋の大旦那の父がかつての女の元に出入りしてると噂が立つ。小早川家の娘と後家の原節子は新しい夫を勧められるが答えは出ない。やがて旦那が体調を崩して小早川家のみんなが揃い、皆の関係が見え隠れする。
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

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1960年代作品
若尾文子出演ということで鑑賞

初っ端からマシンガン会話劇で退屈する瞬間が無い。
倫理観ぶっ飛び家族の既視感はパラサイトだったか

このワンシチュエーションブラックコメディは演劇
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浮草(1959年製作の映画)

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人間関係の移ろいと収束の仕方が凄い。


汽車の赤い点2つが遠くなるカットで終わるけど
ああいうインサートはどこのタイミングで思いつくんだろ、地味だけど素敵だ、、、。


旅役者の父がせがれに会い
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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恩師とその娘との関係を見てこうなってはいかんと思う父。
自分もウカウカしていられないと我が子を嫁に出そうと奮闘する話


父親としての寂しさ、娘との別れ。
敗戦のやるせなさと重ねてくる切なさ。
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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社会的弱者が指導者を倒す図がめちゃめちゃ分かりやすい

アメリカおいおいとなる。

最初の部隊の呆気なさに呆然
ほげぇ~って感じ
マイケル・ルーカーそんな使い方、、、。


強烈な絵のこだわり
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モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド(2021年製作の映画)

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CGアニメーションのモンスターハンターずっと見たかったから楽しみだった。

モンハンワールドを世界観のベースにしてると思いきや、ドンドルマというワードが出てきたときおお!と思った。
今後ココット村
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ナショナル・シアター・ライヴ 2017 「誰もいない国」(2016年製作の映画)

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アンコール上映にて鑑賞


名優の佇まい

ふつふつと湧く怒りや悲しみの感情(思い出せない事による怖さとか真意は分からないけど)にこちらも共鳴する。
認知症の会話と思わなければふとした瞬間に置いてけ
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恋人たち(2015年製作の映画)

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篠原篤さんの怒り、恨みつらみ、悲しみ、負の感情で埋め尽くされそうな時の出てくる言葉に動かされ、
その瞬間に至る数秒前にカメラがズームするのを見て現場も完全にその空気一色だったことが伝わった。

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父と暮せば(2004年製作の映画)

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原田芳雄さんのその場に存在してる芝居が素晴らしい

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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フローレンス・ピューの魅力をもっと感じたくなりました。
声がステキ!!


ナターシャの行動原理もわかったしエレーナとの姉妹愛も見れて満足です


落下後の告白、エンドロール後のエレーナの表情👍
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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2020/4/16

見てきたばかりなので頭に浮かんだことをダラダラ書きます

2回目見たらまた編集し直すかも。



落とし前の映画
庵野さんのことますます興味を持ちました。


漫画版TV版旧劇場
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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1
2016/8/17

2
2021/4/13

キャラの変わりように普通のアニメなら興奮するのに(ナルトの青年編やワンピースの2年後の様に)

今作のエヴァの場合全てが切なくて
シンジくんの
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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1
2016/8/9

2
2021/4/14


つくづく昔新劇場版だけを見たときに何も理解してなかったと思う


無駄がなく展開が早い


相次ぐTV版との展開と演出の変化
作家がきっとしたであ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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2
2020/4/12


TV版見たおかげで、またシンが公開されてる最中にこうして作品に触れられてることがいいコンディションにしてくれてる。

リツコとミサトの会話で
「今の時代男の人は自分のこと
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

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どこか話し合えば解決するという考えを信じてる自分がいるけど
その考えは綺麗事なのかもって気にさせられた。

諦めそうになるときに何を思えば奮起できるのだろう

この手のジャンルが社会問題をはらむケ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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冒頭のブクブクとか
タイトル出るタイミングとか
時代でアスペクト比の狭くする感じとか
マジカッチョ良い

ラスト持ってかれた

このカットがとりたかったんだろうなと思わせる俳優の表情がいくつもあって
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