MMRさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

運び屋(2018年製作の映画)

4.1

超マイペースに生きてきたアールがついに金にも家族にも見放されて、出会った仕事が運び屋。

運び屋の仕事でさえ、気ままにこなしてしまう。その南部の白人老人をクリントイーストウッドが演じきる。

最後に本
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

どうしようも無いオトコに惚れるオンナ。
傲慢なオンナに惚れるオトコ


成田凌って苦手なんだけど、思わず見てしまった。クズ男ぶりがすごいな。他の俳優も皆上手くて、見ててホントイライラした笑

中でも若
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

リンカーンの後部座席を事務所に、細かく稼ぐアウトローだけど一本筋の通った弁護士の物語。

アメリカのTVドラマでもありそうな脚本だとおもうが、こういうのが好きなんだよな。最後まで楽しめた。

主役マシ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

胸糞な映画。

計画者のホントにクソみたいに愚かな男の演技がすごい。

実行犯のまたクソみたいな行動もホントいやになる。

淡々と解決に進む女刑事とのコントラストが際立つ。

大嫌いだし2度と見ないが
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.2

ほとんど想定どおりに進む脚本。

注目ポイントは大物俳優が出てるって言うくらいでしょうか。

資本主義国家アメリカ!のイメージそのままの作中番組ですが、あんなテンションでダンスする経済番組、実際あるの
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.4

 三谷幸喜監督の映画やドラマ作品を見るにつけ、いつも演技が過剰で、未だにこれは!と思える作品が無いんだよなあ。
でもこの演技がキモなんだろうなあ。

所々クスリとする場面はあったし、小池栄子は良かった
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

ボヘミアンラプソディと同じデクスターフレッチャー監督作品。

ドラッグや騙されるところ、人生の波瀾万丈度はフレディ、エルトンともにそっくり。

ボヘミアンはLiveシーンなどの音楽を聴かせる演出

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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

実話モチーフモノ。

未だに内戦や過激派の残虐な行為が伝えられるアフリカの厳しい現実がこれでもかと
描かれている。

少年兵を洗脳していく様が本当に怖い。

自分が知らない間に、色んなことに関わってる
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

いつか見ようと思い、ステイホームでやっと見た作品。

クイズと主人公の過去をフラッシュバックで繋げる手法が上手くハマっていたけど、途中ちょっと過去にあきてしまった。

にしても、ミリオネアのクイズって
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.3

80年代の大映ドラマ。コテコテのストーリーと当時のロックを和訳した主題歌に夢中だった。

その中でも「ヤヌスの鏡」の主題歌の原曲がずっと気になっていたが当時はインターネットもなく、田舎の子供には調べる
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

原作は文字通り音楽が聞こえてくる様な名作だった。

翻って本作。
主人公の4人の演技は4者4様良かったんだけど、人物の掘り下げが足りずもったいないと感じた。

文庫本だと上下巻の原作の内容に演奏シーン
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

勝手に音楽で再起するストーリーと思っていたけど全く違った。

耳が聞こえなくなるということ。
それがどういうことなのか。
当事者達はどう考えているのか。
とても考えさせられる作品。

ここ(耳)の問題
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.1

 イニス役ヒースレジャーの、自分でも消化しきれない、言葉にもできない気持ちが伝わる演技が全編を通して素晴らしかった。

 現代だとこんな結末にもならなかったろうにと思うと、今って生きにくいと言われなが
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「何か」がくる系のSFスリラー。

かなり早めに何かの正体はわかるんだけど、このラストはしんどい。確かにあの超巨大生物みた時はもう絶望しかないんだが、、、

異世界からの窓が空いたってところで、漫画「
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

ジャケットだけなんとなく見て、韓国映画と思ってたら、あれ?タイの映画でした。
はじめましてタイ映画。

カンニングをテーマにするってところからまず面白い。たかがカンニング、されどカンニング。色んな方法
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

恋愛下手な女子の頭を覗いてみたらという漫画でありそうなテーマ。
A(自分)との会話で進むので、考えている事を全部会話にして、説明ばかりになるかと思いきや、そこまでではなかった。

のんの持つ、美人なん
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

浮気男と自分勝手なサイコ女のはた迷惑な夫婦喧嘩。

二転三転のストーリーは飽きずに見られたけど、主人公二人ともに共感できない。
マジで他の人を巻き込むなよ〜、と気分が悪くなった。

まじめに兄を真剣に
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

永遠の厨二病庵野秀明の私小説読了。
そして、どこまでも昭和な映画に拍手👏

冒頭のパリでの先頭シーン、作画音楽とも超絶カッコイイ。このテンションで続いてくれたら最高だったんだけど、、、市街地戦の妙なC
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

なんかずっと涙が止まらなかった。

当時福島原発事故で何が起こっていたか、どれだけ緊迫していたのか、現場の方々がどれほどの覚悟で働いていたか非常に分かりやすく描かれていた。

一方で、東電本社や当時の
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

もしも、この世にビートルズが居なかったら、、、。

着想はとても面白く、ビートルズの名曲の数々は今聴いても良質のポップスとしても通用するなと改めて感じた。

ただし脚本自体はありがちで、最後は最近の映
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

とにかく役所広司の演技が圧倒的。
素晴らしいの一言。他の役者も良かった。

ただ「ヤクザと家族」の後に見たので、どうしても比較してしまい、ヤクザ〜のインパクトが強すぎて、やや霞んでしまった。

両作品
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


予備知識全くなく観たので、初めは全体像を掴むのに苦労したが、それは4時間という時間と共に身体にはいってきた。

当時の台湾社会を下敷きに、少年少女たちの息苦しい日常生活から、殺人事件につながっていく
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

家族とは。ヤクザとは。
痺れました。

特に綾野剛と磯村勇斗の演技、そしてライティング、カメラワークが素晴らしかった。


綾野剛。
家族を失った先にあるものがヤクザだった。そこでしか生きられなかった
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

ディカプリオ主演のサスペンス。

途中から筋が読め始めるとちょっと退屈になってしまったなぁ。

ラストのセリフはよかったな。
もう一捻り欲しいところ。

監視者たち(2013年製作の映画)

3.7

ビューティー・インサイドからハン・ヒョジュ繋がりでアマプラに勧められて?視聴。

ソル・ギョング→大杉漣だよね?え、大杉漣でしょ?
チョン・ウソン→イケメンすぎる。カッコいいなぁ。憧れるなぁ。
ハン・
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

坂本裕二脚本ということで、普段スクリーンでは見ない恋愛ものにチャレンジ。

この感じをどんな言葉で表現して良いか、また点数も何点つけようか正直まだよく分からない。(なら、書くな笑)

ただ言えるのは見
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.1

かなりのぶっ飛び設定だったが、すんなりと受け入れてしまうくらい俳優の演技が素晴らしい。
主人公側の皆様も同じトーンで演技しないといけないからかなり難しかっただろう。

更にハンヒョジュ初めてみたけど可
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

不朽の名作と名高い本作。NHKでやってたので視聴。

おじさんと少年の友情譚。ほっこりします。映画という唯一の娯楽を街全体で楽しむ雰囲気、最高!エンリコモリコーネの音楽も素晴らしい。

ラストの、あん
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

映画館行けず仕舞いで、ようやくレンタルで見れた。想像以上に話がサクサク進む。凄くテンポのある映画。
頭がついていかない。いや、ついていかせないための、あのテンポか。
終わってみれば、ちゃんと重要なとこ
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.0

たまたま見つけて、たまたま視聴。
90年代F1ブームに乗って観てた身としては、ニキラウダは名前だけは知っていた人物。
自分が生まれた年にこんな壮絶なドラマがあったとは。リアルで見てなくても震える。
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

謎はあるものの、シンプルな作りのSFモノ。流れに身を任せてたらあっという間に終わった。
未来のクルマの作りがチャチで笑った。
低予算SF。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

たった1日に人生が全て詰まってる。
そんな映画でした。

長尺撮りは臨場感あってとても良かった。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー自体はよくある大人の恋愛モノ。

役者は皆さん上手くハマっていたと思う。
全編通してギターの音色が落ち着く。

マネージャーの桜井ユキの行動に、こういうやり方でしか幸せを手に入れられないと見
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.9

渋めのスリラーモノ。
感想書くとネタバレになるので、点数だけ。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

久しぶりの映画鑑賞。原作既読。

安定の作画ですが、食事後ということもあり前半はやや眠くなりつつみる。

煉獄対猗窩座の映像、音楽ともに盛り上がりが凄いので、そっからは痺れっぱなし。鳥肌が2回ほど立っ
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.2

王道のヤクザ潜入もの。
ヤクザもエグいが警察もエグい。
でも、ヤクザがなかなか魅力的。特にチョンチョン兄貴の憎めないキャラクターが良い。
韓国の役者は演技が上手いので、感情移入してしまう。
最後にあの
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