MMRさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ノンストップ(2019年製作の映画)

3.6

韓国映画の1ジャンルとしては確立されているともいえる、アクションコメディ作品。
個人的には日本のコメディ映画より、笑いのツボが合っているものが多い。

本作、アクションシーンはキレがあってよかったが、
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シン•緑川ルリ子

とにかく浜辺美波祭りと言っていいくらい、セリフの量もNo.1だし、アップで比類なき美しさが堪能できた。

仮面ライダーは再放送で観ていた世代だったため、設定や登場人物はそこそこたの
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.2

クルド人の難民問題を高校生の日常に上手く落とし込んだ脚本、監督の手腕が見事。

鑑賞後調べるとドキュメンタリーと言っても良いくらい似たような事例がいくつも現在進行形で起こっており、考えるきっかけを与え
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 前作よりもバトルシーンが多めで、内容も分かりやすくなった。
 
 ベニチオ•デル•トロはかっこよすぎ、強すぎなところは相変わらずだが、前作では冷たい男っぽく演じられてたジョシュ•ブローリンが、中間管
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

善悪のボーダーライン(境界線)はあるのか。

これ、ベニチオ•ベル•トロが主人公ですよね?かっこよすぎるよ。

麻薬カルテルを潰そうとする側と対抗する側、一切の容赦がない。と言うかめちゃくちゃエグい方
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

過去の録画作を引っ張り出してきて視聴。

まずは鮮やかで繊細な画に感動。カラフルな背景、ピントのずらし方によるぼかしの巧みさなど、さすがディズニー、日本の手書きアニメとは違う美しさを感じた。

大好き
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

3.9

物語は1988年。小学6年生になった少年たちの日常を描く。

ほとんど同じ年齢、同じくらいの地方で育った自分としては、
教師や大人たちの倫理観のない発言、やたら嘘の自慢をする転校生、生き物大事にしない
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

離れたくない、ただそれだけ。

ダルデンヌ監督作品は初鑑賞。

不法入国者であり、保護対象でもないロキタは、仲介人やアルバイト先の大人に騙されて、とことん搾取される。そして仕送り先の親にも信用されない
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.8

 廃校となる高校の4人の女子高校生の卒業式とその前日のお話。

 4人の話がもっと絡まると思いきや基本的には別の話。それもそのはず、鑑賞後に知ったが原作は短編連作とのことで納得。

 若手俳優の瑞々し
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

とある高校での出来事。

観てみると実際ありそうなシチュエーションではあるが、ここに目をつけて映画化する監督の視点が面白い。

自分が高校生だった数十年前より社会全体のLGBTQへの理解は随分進んだと
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主戦場(2018年製作の映画)

4.1

 慰安婦問題を肯定派、否定派両方の立場の人間を丁寧に取材したドキュメンタリー。

 社会的地位が高い人間にファクトに基づかない呆れるような証言が多く、現場を体験した市井の人の言葉には説得力がある。
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

映画愛の詰まった、ド青春物語。

ハダシ、ビート板、ブルーハワイ あだ名のセンスいいね👍

伊藤万理華の不器用な感じの演技が、個人的には演技演技しててちょっとだったが、河合優美はもはや安定感さえ感じた
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

 冒頭、小林聡美扮するサチエのモノローグがあるのだが、小林聡美の滑舌の良さがものすごく際立っていた。ナレーションの仕事も沢山されている理由もよく分かる。この歯切れの良いサッパリ感が小林聡美の魅力とあら>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

日本版でのリメイクが上映間近な本作。

テーマの着眼点は面白く次の展開は気になるんだけど、一つ一つのシーンが大味で強引すぎるのでちょっと入り込めなかった。

アクションというより暴力シーンも長く、引い
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.1

 本作の評判が良いので、全く知らなかったアニメ、グリッドマンとダイナゼノン24話を観てからトライ。

 期待したものを全てぶち込んでくれる監督&TRIGGER凄い。

 これでもかの合体シーンもオーイ
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嵐電(2019年製作の映画)

3.5

嵐電を巡る群像劇のような、不思議な映画。この空気感は好き。

メジャーとインディーズを自在に行き来する井浦新イケメンすぎ。

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.1

アカデミー賞受賞で興味を持って視聴。

プーチン大統領とロシアの体制を批判し続ける弁護士のドキュメンタリー。

ロシアという国の恐ろしさとナワリヌイ氏の勇気ある行動に震える。

映画のような展開は事実
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LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.3

 悪事に手を染めた主人公が逃亡しようとして上手くいかず、いつの間にかループしている事に気づき、行動を改めようとするが、、、

ループに関する説明がなく、時系列でもズレがあり、訳がわからないというのが素
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Winny(2023年製作の映画)

3.9

Winny事件についての実話をもとにした劇映画。

当時は悪い事した奴は捕まって当たり前、何て深く知りもせず思っていたのが恥ずかしい。

当時、winnyや彼の技術をもっと上手く活用出来てたなら、日本
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

ザ•ラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル、いざ開幕!

安定の脚本に、安定の演技。
あまり深く考えず、気持ちよく騙されるのが本作の楽しみ方だと思っている。
無駄に豪華なチョイ役もよいアク
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.9

 前作の直後から始まり、前作の謎を解明する本作。例によってタイムリープの仕組みなど理解できるはずもないのだが、相変わらずノリが軽く気楽に見られる。
 徐々に主人公が成長するという要素もあり個人的にはと
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

 ジャケットとカテゴリから単なるホラーだと思い手にしてなかったが、タイムループものだと聞き早速鑑賞。
 死ぬと同じ朝に戻るという設定だが、とにかく死にまくりながら犯人を探すというとにかくノリ重視で見や
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

 この事件の報道はうっすらと覚えているが、日本ではそれほど話題にならなかった気がする。
 真実を追い求めようとする新聞記者達だが、自分たちの近くにも危機があったという事実が、記者達を悩ませ、なお一層こ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

 非常に重いテーマであり、監督からこちらにボールが投げかけられるような内容だった。
 今まさに直面する高齢化社会をどう生きるのか、全てハッピーになる答えはない。改めて考え、また選択しなくてはいけない。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予想に反して、ど直球の”親子(家族)愛”映画。

映像は派手だが、マルチバースはスパイスでしかなく、カンフーもほとんどなかった。

ラストにはなるほどピッタリのタイトルだと思った。

お下劣なところや
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

原作既読。
漫画も熱かったが、アニメもめちゃくちゃ熱い!
曲も演奏も最高過ぎて言葉が出てこない。
ラスト30分涙腺緩みっぱなし。

キリの良い300本目で相変わらず語彙力なしのレビューだが、良い映画が
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.3

原作は15年前に既読。傑作という以外ほとんど覚えてない。

しかし、本作特に後半話が加速し過ぎてこれ誰?ってなってしまった。
豪華な俳優陣の熱演ぶりは伝わって来るだけに残念。

幕末の歴史に詳しい人な
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そばかす(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「石原裕次郎など、昔の俳優は歌を歌ったが、最近はそんな色気を持った俳優が居なくなった。」
こんな話を以前ラジオだったかで聞いた。
そこで取り上げられていたのは菅田将暉で、彼の歌は声も含めて魅力的で、確
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対峙(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

銃乱射事件の加害者の両親と被害者の両親が『対峙』するという本作。

冷静に始まる会話が徐々にヒートアップしていく4人の熱演が凄い。

「あなた達を赦す」「息子も赦す」

ここに辿り着くまでの苦悩の一部
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.5

香取慎吾歳とったな。

旦那デスノートのネタもうちょっと出して欲しかった。

画家と泥棒(2020年製作の映画)

3.9

絵を盗まれた画家とその絵を盗んだ泥棒の奇妙な交流を描くドキュメンタリー。

フィクションだと嘘くさいほどの関係性が築かれる事に、事実はほんと奇なるものだと思った。

ラストのタトゥーが余韻を残した。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

田舎におけるおっさん同士のしょうもないケンカ。

つまりはそれだけの話なんだが、、、。


開始10分くらいで
「これは寝てしまうかも・・・」
と思ったが、いやいやどうして話の展開が読めず最後までお目
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

 コメディとシリアスが交互にやってくるタイムリープもの。
 と言ってもシリアスすぎず、個人的には気軽に見れてしっかり楽しめる良作。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

ゴーストバスターズ、地上波で見たことあるな程度の予備知識で視聴。

見てみるとしっかりとした続編。前作ファンはより楽しめそう。

たまたま吹替で見てしまったので、棒読みの主人公フィービーの台詞が全く入
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フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

3.4

絵柄は完全にアイカツ。

5人の個性豊かな性格はよかったけど脚本はオーソドックスすぎたかな。

アニメには珍しく“間″の使い方が結構独特だった。

まなみ100%(2023年製作の映画)

3.7

2022TAMA映画祭ワールドプレミアにて

川北監督の自伝的映画ということで監督やキャストとのトークもありつつ、、、

いやーこんな映画作ってしまうところが、ホントこの監督そのままなんだろうな。
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