MMRさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

福山雅治の抑えた演技がよかった。

広瀬すずと森七菜を使い回すのずるいな(笑)

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

オリジナルverにさらに250カットを追加した本作品。

太平洋戦争時の広島・呉を描きながらも日常を丁寧に掘り下げた人間ドラマ。

何度見ても、すずさん=のんしかありえないシンクロぶりと、そしてなによ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

ジョン・ウィックと同系列の、何も考えずに見られるアクションムービー。

色々やり過ぎだけど、相手が悪いやつなんで、スカッとする!

音楽もノリノリでいい感じ。

犬王(2021年製作の映画)

4.0

平家物語の時代に実在したと言われる、役者犬王を独自の解釈で蘇らせたアニメ。

源氏と平氏の対立の中での琵琶法師の立ち位置など歴史物としてもおもしろかったが、能とロックが融合し作中で新しいエンタメとなっ
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.1

人よりワンテンポ早い女性と人よりワンテンポ遅い男性の消えた1日をめぐる物語。

前半はありがちなモテない主人公の話でどこまで行くのかと思ったが、視点が変わった後半の物語の回収がとても良い。

見終わっ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

佐々木の圧倒的存在感。

さっさっき!さっさっき!

今後細川岳みたら、絶対、「佐々木!」ってなるな。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.8

まだまだ序盤、まだ自己紹介程度かな。
モビルスーツどんどん見たい。
とりあえず作画のレベルは非常に高いので次回も期待したい。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.1

冒頭から、なかなかのぶっ飛んだ設定に驚き。
前半は真面目な男の人生が綴られるが、中盤からの急展開、そしてラストへ。

情けは人のためならず。
とても映画らしい、普遍性を感じる映画。

蛍の光の原曲歌詞
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

コメディ寄りのMCUシリーズはどうも物足りなく感じる。
ゼウスもゴアも中途半端。

オールド(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

一生が一日で終わる。

当たり外れが大きいシャマラン作品だが、本作は気に入った。

ビーチで次々と起こる事件事故にみんな思考が追い付かず思考回路が崩壊していく。

まあ、病人ばかりが集められているから
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

祖母の年金を頼りに同じ屋根の下に住む5人の家族。そこに新たな家族が加わって新たな生活が始まる。

世間とズレまくった価値観やモラル。
その中で暮らす家族は楽しそうだ。
一方で、一歩社会に出てしまえば要
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.8

 タイトル通り、偶然がもたらす出来事に主人公たちが、或いは視聴者が想像を巡らす物語3編

3編とも甲乙つけ難いほどの絶妙な脚本とキャスティング。

濱口監督は、役者全員で棒読みでの本読みを繰り返すこと
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

前作からの正統進化が楽しめる娯楽大作。

オープニングから前作をトレースする展開。こんな作品ありそうで無い。
普通ならオイオイ手抜きか?といいたくなるのに、何故か素直に受け入れられる程のクオリティの高
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.1

俳優陣の演技力に脱帽

文、松坂桃李の終始抑えた演技。減量して目がとても大きく見え、絶望した役にどハマり。

更紗、白鳥玉季からの広瀬すず。容姿が全く違う2人が作中では似すぎてるし、どちらも文だけには
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

タイトルは、将来有望な女性という意味だそうだ。

とある事件をきっかけに医学部を辞めた主人公が、夜ごと女を食い物にする男どもを成敗!

それが医学部時代の友人と会うところから話は展開していく。

自分
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

映画を見る前は、出来るだけ事前情報を入れないでみることにしている。

ワンダの事情がいまいちわからないとおもったら、どうやら「ワンダビジョン」を観てないと詳細はわからないようだ。

MCU映画は映画の
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

原作未読。

テレビ版は、東山紀之と吉田鋼太郎が出ていてものすごーく暗い雰囲気だったが、こちらはドーナツの話なんかでややポップさもあり見やすかった。

ストーリーは池井戸潤節の安定感。

綺麗事だけで
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

0から1を作り出す大変さ。

アニメ業界は、やりがい搾取とも言われるハードな職場。本作を見てスタートアップ企業とよく似てるとおもった。

作中に、スタッフは監督の脳内を作品にするのが仕事というセリフが
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人間が一番怖い。
本当に怖いホラー作品。

駅に迎えに来た時に違和感があり、大落ちの想像がついてしまったのが残念。

オーブンの掃除の場面。閉じ込められそうで、無事。2度も監督の罠に引っかかった(笑)
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

「トップガンマーベリック」の予習のために、数十年ぶりに視聴。

王道の展開に名曲揃いのストレートな映画。今見ると物足りない気もするがこの明快さが味といえば味。

アイスマンってこんないい奴だったのか!
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

両親の不仲、暴力を振るう優等生の兄、遊びまわっている不良の姉。とても自分勝手なボーイフレンド、ガールフレンド。


主人公ウニの主観による物語だが、あえてカメラワークは「引き」だったり「定点」だったり
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.9

 実際には一度も出てこない亡き妻レベッカをタイトルにしたセンス!
 確かにこれ以上のタイトルは無い。

 一人称での語り口なので、話の展開に翻弄される主人公の気分で、上手く引き込まれた。

 ダンヴァ
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.9

ブルースリー映画初見。

ブルースリーの体、技のキレ、演技全てがカッコいい。
当時子供たちが真似た理由がよくわかる。
ブルースリーの動きだけでいつまで見てられる。

武闘大会や鉄の爪(鉤爪)など、映画
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

MCU取りこぼしシリーズ。

コロナ禍プラス近くの映画館でやってなかったため遅れて自宅で鑑賞。

アクション大作!という事だったが、TVでは迫力も伝わらず。個人的に入れ込めなかった。

映画館で見れば
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6


勝手に想像していたストーリーと違っていたが、韓国社会の女性の生きにくさがこれでもかと描かれているのでちと辛くなる。

旦那さんも優しいけど前提から食い違っている。

映画だけ見ると韓国が日本よりも男
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

金ローにて久しぶりの鑑賞。

どん底から始まる塀の中の生活。
その中でも仲間たちと笑え楽しめる環境を作り、時には絶望に打ちひしがれながらも希望を忘れない。

ドラマに次ぐドラマで、2時間半があっという
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.1

写真大好き愉快で優しい浅田家を描いた作品。

「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」

なんて言葉があるが、政志に写真を依頼した家族のように
「それぞれの家
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

初代ウルトラマンにかなり近い作りと言えるのかな。

相変わらずの冒頭の状況説明の導入部分は漢字多めのスピード速すぎで、隣の席のお子様が戸惑ってた。

ウルトラマンが飛ぶシーンは、往年の特撮らしく硬直し
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

母親の 健常者の娘を思う複雑な気持ち
兄の 妹を犠牲にしたく無いという気持ち
主人公の 家族のことを大事に思う気持ち
先生の 優しくも厳しい態度
父親の 思い切った決断
本能に従う両親(笑)

みんな
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

事実を元にした映画。
全く知らなかったがアメリカでは有名な話らしい。

 事実を元にした映画はアッサリと終わることが多く、折角のセンセーショナルな題材が活かしきれてないと思うことがよくある。

 ドキ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

 主演の2人の魅力が詰まったライトなスリラーもの。
 色彩も豊かなのでまさに目の保養(死語)
 ラスト近くの図書館のシーンはちょいとやりすぎw
 監督の次回作に期待が持てる。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

別れた男女の別れるまでの過程を思い出すという手法で遡っていく物語。
序盤のタクシーの中のすれ違い会話はあるある。
伊藤沙莉の序盤(最近)が特にキャラ強めなので遡るたびにイチャイチャしてて個人的には違和
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.7

個人的には胸糞映画です。褒め言葉です。不快にさせながら最後まで見させるんだから。

東出昌大の演技はこんな感じと分かっているけど、唐田えりかの演技はなんでしょうか。でも棒読みっぽいのがサイコ感にも繋が
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

歴代ヴィラン総登場!というだけでなく、まさかのスパイディ総登場。

アメスパの顔、地味すぎてアレこんな顔だったっけ?😅前作見返しとけばよかったな。

とはいえMJが落ちて、それを助けるのがアメスパとい
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.1

オープニングから音楽カッコいい♪
全般通して、劇伴素晴らしい。もちろん主題歌、エンディングはなおのこと。
戦闘シーン、分かりやすい演出でアニメにした価値あり!
正直、緒方さんの声がシンジに聞こえるので
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音楽(2019年製作の映画)

3.9

街を駆け抜けるシーンの作画が凄い。

森田の覚醒した時の作画が凄い。

森田の声優、平岩紙?やられた。

古美術のアルバム発売されてる。