MMRさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

 実際にあった劇場型犯罪を追う3人の男の物語。

 容疑者を見つけるものの、状況証拠しかないく、特定に至らない。時間とともに皆があきらめていく中、最後まで犯人を追うのは。。。

 実際の特異な事件を丁
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.6

全員秘密ばかりなのに、あんなゲームやるかなぁ?というのが第一印象だが、心の底では、バレてほしい、いやバラして新しい人生を歩みたいという欲求があるのかも。

オチもついてなかなか面白かった。

で、やっ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.8

テレビの花形司会者から外され、やる気なくラジオDJを続ける主人公の元に、テロリストからの犯行予告が来る。

昇進のためなら贈収賄隠蔽なんでもやる!ってちょっとついていけないぐらいの上昇志向が韓国社会の
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

コメディ要素も取り入れたパニックムービー。

元山岳部のお人好しな2人が、毒ガスから逃げるためとにかく登り、走る。

山岳部ならではの技術も適度に盛り込まれながらとにかくテンポよく進むストーリー。
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 エヴァンのついた嘘は優しさというより自分のため。後半で自らもそう語っていたように、そちらの要素の方が強かったと思う。でも、最後にちゃんと告白、謝罪し受け入れる成長譚ではあった。

 むしろ強く感じた
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

恋人の実家に遊びに行ったら、、、なんか変だぞー。

怖いなー。何が怖いって実家にいる使用人の表情が怖い。

人種差別も絡んではいるけど、それだけでは無い。

知らないコミュニティに行くときはよくよく気
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.8

青春以外の言葉が出てこないくらいの青春映画。いや皆もういい大人なんだけども。

結婚式のあとの二次会までの微妙な時間あるある。カットバックしてるうちに、あれなんだかおかしなことに。

周りから忘れられ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 連続殺人犯を追う、地元泥臭い刑事と都会から来たスマートな刑事。果たして真相を暴くのは。

自白を迫る刑事の拷問とも言える暴力が凄いというか酷い。ちょっとテンション下がる。杜撰な証拠集めでよくここまで
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

TAMA映画祭授賞式にて

素晴らしい脚本と演技。

チェーホフの劇中戯曲を使いながら、作品のテーマを掘り下げていく。多言語でのセリフなのに違和感なく演技出来てる(ように見える)のが素直にすごい。
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

安定のマーベルエンターテインメント!

過去から人類を守ってきた、エターナルズがいままた立ち上がる!

このスケールの作品をアベンジャーズと同じ世界線で描いているのが面白い。

ギルガメッシュってまん
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

3.7

TAMA映画祭の爆音上映にて。

「アメリカンユートピア」の後に、続けて鑑賞。

トーキングヘッズの曲を聞くのはこの日初めて。

セッティング前の舞台にデヴィッド・バーンが出てきて、徐々にメンバーと音
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

翻訳家9人が密室に閉じ込められてどんな話?

全くの前情報なしになんとなーくみたら、これは楽しめた。

フーダニットからハウダニット、最後はホワイダニットと上手くまとまってた。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

TAMA映画祭の爆音上映にて。

圧巻の一言に尽きる。

この作品で初めてデヴィッドバーンを知り、トーキングヘッズという名は聞いたことがある程度。

本作はライブショーといったらいいか、それをスパイク
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

近くの映画館で特別音響上映があったので鑑賞。音響にさほどの感動はなかった。もっと主題歌を流してほしかったな。

アバターもでてくるし、サマーウォーズのストーリーの焼き直しと思っていたけど思っていたのと
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.0

 宇宙世紀シリーズのサイドストーリー的位置付けだと思うが、サイコフレームの話もニュータイプの話もさほど新しい要素もなく、ストーリーも見たことある感じ。

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

シンデレラを現代版ミュージカルに。

曲はオリジナルがあったかわからないほど、シチュエーションに合った過去の曲から選曲。選曲はどれもいい!

脚本はまあ、元が元なのでこんな感じでしょうか。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

 ある老人が自殺したものの、他殺ではないかと疑う名探偵が犯人を探すというストーリーではあるが、早々に視聴者には事実が明かされる、、、。

 言葉で状況説明するのは難しい展開だが、さして複雑なストーリー
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.1

 映画音楽を手掛ける作曲家などを紹介するドキュメンタリー。

 名曲の作成秘話や普段はなかなか知らない作曲家の裏話など見ていてとにかく面白い。
 何より紹介している評論家や同業者が他の作曲家を心の底か
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.9

プロボクサーの世界戦とそれに少なからず影響を受ける人々の群像劇。

みなさんも書いてるけど、多部未華子と三浦春馬がよかった。

特に三浦春馬の笑顔。あの笑顔を演技でできるのはすごいな。

彼の作品がこ
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

中村倫也を楽しむ作品。

セブンシスターズの反転バージョン?
7変化の中村倫也がみられると思いきや、割と絞りこんでシンプルな設定。

淡々と進んでサラッとみれたけど、設定の割にストーリーに起伏がなく、
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

緊急司令室への電話からはじまる、シチュエーションスリラー。

開始しばらくして、あーなるほど、声だけなのねと設定に気づく。

作中時間もリアルタイムに進んでいるのでちょっと長すぎる主人公のドアップ時間
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ライフ(2017年製作の映画)

3.3

未知と遭遇するSFもの。

地球外生命体の研究にきているだけあって不測の事態にも宇宙飛行士たちはそんなにパニックにならない。

危機管理できているようで全く出来てないラボなんなの?笑

2017年の作
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

マーベルかつスパイダーマンのヴィランということながら、特に他の作品との接点は見当たらず。

アクションド派手、ちょっと笑えて安心してみることが出来るシンプルなアメコミ映画。

ダークヒーローの方が問題
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.1

ラテン系ミュージカル映画。
曲もラップが結構あり韻の踏み方などとてもカッコイイ。

アメリカに移り住んだ移民たちがそれぞれの夢に向かう。

終わり方がややあっさりだったが、
観た後に清々しい気持ちにな
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

とにかく失敗続きの麻薬取り締まり班のドタバタアクションコメディ。

警察の仕事も唐揚げ屋さんも仕事は大変!

警察の班長も学校の班長も何かと大変。

字幕で見ればよかったと後悔。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.1

三島由紀夫の作品は読んだことがないが、人物としてはとても気になっていたところに、たまたまamazon prime で発見。

三島対東大学生という緊迫した設定のはずだが、予想に反して、三島由紀夫という
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.5

響役の平手友梨奈はこれ以上ないというほど、ハマり役。

ただ、漫画だと笑って許せる響の暴力も実写映像にするとちょっと引いた。

漫画の動きを忠実に再現しても漫画と同じ印象にはならないんだなあと。

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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.4

親子愛SFアクションもの。
設定はどこかで見たことある感じ。

素人集団優秀すぎやしないか。

エイリアンのあの鳴き声ってもう定着してるよね。あの声聞いただけで、大体姿形が想像できるw

アクアマン(2018年製作の映画)

3.6

Amazonで見るの迷ってたら、地上波でやっていたので流れでみた。

典型的アメコミヒーローストーリー。
アンバーハードが美人すぎるで。
ウィレムデフォーのいい人役はレアだ!

メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ザ、SF。

彼らの言語を理解できた時、時制が無くなり自分の全ての人生を知ってしまうという、とんでもないカタルシス!

文字のデザインよく考えたなあと思う。

しかし、未来がわかる=時間を超越するって
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怒り(2016年製作の映画)

4.2

八王子の殺人事件の犯人は誰なのか。
重要なテーマはそこではない。

さまざまな怒りがこれでもかと、彼ら自身に、憎む相手に、観る者に叩きつけられる。

光の描写によってこんなにも人の表情って変わるものか
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

「運び屋」に続きイーストウッド作品連チャン。

ここでもイーストウッドの演技の渋さが光る。

隣のアジア系家族との交流の話だが、はじめは毛嫌いしていながらも、徐々に親密になっていく様が良い。

グラン
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運び屋(2018年製作の映画)

4.1

超マイペースに生きてきたアールがついに金にも家族にも見放されて、出会った仕事が運び屋。

運び屋の仕事でさえ、気ままにこなしてしまう。その南部の白人老人をクリントイーストウッドが演じきる。

最後に本
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

どうしようも無いオトコに惚れるオンナ。
傲慢なオンナに惚れるオトコ


成田凌って苦手なんだけど、思わず見てしまった。クズ男ぶりがすごいな。他の俳優も皆上手くて、見ててホントイライラした笑

中でも若
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

リンカーンの後部座席を事務所に、細かく稼ぐアウトローだけど一本筋の通った弁護士の物語。

アメリカのTVドラマでもありそうな脚本だとおもうが、こういうのが好きなんだよな。最後まで楽しめた。

主役マシ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

胸糞な映画。

計画者のホントにクソみたいに愚かな男の演技がすごい。

実行犯のまたクソみたいな行動もホントいやになる。

淡々と解決に進む女刑事とのコントラストが際立つ。

大嫌いだし2度と見ないが
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